【吉田輝和の絵日記】『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 DE』進む道は1つじゃないし、マルチもあって自由すぎた | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

【吉田輝和の絵日記】『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 DE』進む道は1つじゃないし、マルチもあって自由すぎた

自由度の高いRPGが好きな吉田おじさんにとって『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2ディフィニティブエディション』はどうだったのでしょうか。

連載・特集 特集
【吉田輝和の絵日記】『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 DE』進む道は1つじゃないし、マルチもあって自由すぎた
  • 【吉田輝和の絵日記】『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 DE』進む道は1つじゃないし、マルチもあって自由すぎた
  • 【吉田輝和の絵日記】『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 DE』進む道は1つじゃないし、マルチもあって自由すぎた
  • 【吉田輝和の絵日記】『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 DE』進む道は1つじゃないし、マルチもあって自由すぎた
  • 【吉田輝和の絵日記】『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 DE』進む道は1つじゃないし、マルチもあって自由すぎた
  • 【吉田輝和の絵日記】『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 DE』進む道は1つじゃないし、マルチもあって自由すぎた
  • 【吉田輝和の絵日記】『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 DE』進む道は1つじゃないし、マルチもあって自由すぎた
  • 【吉田輝和の絵日記】『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 DE』進む道は1つじゃないし、マルチもあって自由すぎた
  • 【吉田輝和の絵日記】『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 DE』進む道は1つじゃないし、マルチもあって自由すぎた

今回プレイするのは、スパイク・チュンソフトから発売された『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 ディフィニティブエディション』のPlayStation 4版です。

本作は、自由度の高さと戦略性のあるターンベースバトルで人気を博したLarian StudiosのRPG『ディヴィニティ:オリジナル・シン2』に、キャラクターカスタマイズの充実や、バトルシステムの戦略性向上をはじめとした新規要素が追加されたタイトルです。

小学生の頃に『サガ』シリーズを体験して以来、自由度の高いゲームに得も言われぬ魅力を感じるようになってしまいました。


「自由度が高い」という言葉に敏感に反応するおじさん。

カスタマイズ性が高いキャラメイキング機能!



ゲーム本編を始める前に、まずはプレイヤーキャラクターの選択だ。

本作では、プレイヤーキャラクターを、バックストーリーや固有のスキルを持っているオリジナルのキャラクターか、自分でいちから作り上げるカスタムキャラクターのどちらかを選択出来る。どちらにするかはプレイヤーの好みで選んでいい。


僕はカスタムキャラクターを作ることにした。

種族は人間やエルフなど5種族から選択出来る。僕は骸骨のアンデッドに決めた。なんかいかにも強キャラっぽいから!


頭蓋骨からモヒカンが生えているという、なんだかおかしなことになってしまったが、外見はこれで完成だ。


次は、クラス、初期ステータスの割り振り、才能、タグを決めていく。

クラスとはいわゆる職業だ。接近戦向けのクラスや、魔法を使うクラス、補助的なスキルを持ったクラスなどが豊富に用意されている。

才能は特殊能力。タグはキャラの性格というか性質みたいなものだ。


ゲーム開始前ではどれを選択すればゲームを有利に進められるのかわかるはずもないので、ここは僕の脳内設定により適当に選択していく。

骸骨モヒカンウィッチのキャラが完成し、さあゲームスタートだ!と思ったら……


「注意!アンデッドは覆面を装備していないと、他のキャラクターから攻撃されます」という物々しい注意書きが……もしかしてアンデッドって上級者向け……?

古の骸骨ウィッチ、目覚める!



目覚めるとそこは船の中。状況がつかめないが、ここから自由に動けるようだ。まずは操作確認がてら船を探索する。


フィールド上には、バケツや本といった拾えるアイテムや、干渉出来るオブジェクトが豊富にある。

アイテムの重量制限があるので、軽くて店での買取価格が高いものを物色する。


なんだかブック◯フとか古本屋でよく見かける人みたいになる。ただあっちはセドリで、こっちはただのゴミ拾いみたいになってるけど……

他人の持ち物は赤字で表示されており、盗んでいる現場を見られると問い詰められ、場合によってはバトルが始まってしまうこともある。ものを盗む時は隠密行動を取ると良い。


隠密行動を取ると、岩や樽を身に纏って姿を隠せるのだ。赤く表示されている箇所がそのキャラの視線なので、範囲外からこっそり近寄ればスリや不意をついて攻撃することも可能だ。


その後、探索しているとイベントが発生し、船内で火事が発生。急いで船から脱出しなければならないのだが……


船の乗員が死んでいるか気絶している今がチャンス!」とばかりに火事場泥棒に精を出してしまった。

戦略性の高いターンベースバトル!



めぼしいアイテムを盗み終え、脱出の為に甲板に上がると、突然巨大なフナムシとのバトルが始まる。

バトルはターン毎に与えられるアクションポイントを消費し、移動や攻撃を行う。


魔法の杖や弓といった遠距離武器があれば、近寄らずに遠くから攻撃出来る。巨大フナムシとか触りたくないし……。

武器のほかにもスキルでの攻撃も可能だ。もちろんスキルには、攻撃だけではなく、ステータス強化や回復効果を付与するものなどがあるぞ。


所有スキルは選択したクラスで変化する。僕が選んだウィッチは死霊術が使える。巨大な吸血蚊の群れを召喚したり、死体を蘇生して操ったり出来るのだ。



ちなみに死体くんは一定時間経過すると爆発四散する。

死体くん……

進め方は1つじゃない!クエストいっぱい!



ゲームを進める中で数々の選択を迫られることになる。

例えば、沈みゆく船からボートに乗って脱出する時には、逃げ遅れた生存者を助けに戻るか、そのまま逃げるか選択出来る。

船内には今後仲間になるキャラも乗っており、助けに戻ったか否かで後々の反応が変わる。


助けに戻ったら感謝され……


そのまま逃げ出すと「お前がこそこそ1人でボートに乗って逃げたのを見たぞ!」と責められる。まあ上手く丸め込めば、どっちにしろ仲間に出来るのだが。

話を戻して、ボートで流れ着いたこの島には砦があり、多くの人が生活している。ここからさらなる冒険の旅へ出たかったのだが、砦の外への出口は封鎖されている。

目下の目的はこの砦から脱出することだ。


門番をぶっ倒せば脱出出来るのかもしれないが、敵とのレベル差が高いので返り討ちに遭うだろう。他のやり方を探さねばならない。


砦を散策しているといくつかのクエストが発生した。囚われたエルフを助け出すクエスト、人探しのクエストなど……選択したクエストにより脱出経路が変わっていく。

ゲームの進め方はひとつではないのだ。


僕が選んだのは、転送呪文を習得して崖をワープで降りる方法だ。

崖を降りると港に出た。ここから砦の外に出られるのだが、尋常じゃない数の見張りが立っている。バトルになったら勝ち目はないだろう。


そんな時に取る方法はひとつ。岩のハリボテを被って隠密だ!

港のど真ん中にポツンと巨大な岩があるのは違和感しかないが、見張りの視線範囲内に入らなければバレない。道中仲間にした3人とともに脱出成功!


砦から脱出するだけでも豊富なやり方があり、この先もさらに多くの選択をするだろう。まだ見ぬ冒険に心躍らせる骸骨ウィッチおじさんだった。

あ、砦で囚われてるエルフのこと、すっかり忘れてたわ……


まあその内助けに戻る……かなあ?

マルチプレイも自由すぎた!



本作はマルチプレイに対応しており、ローカルでは最大2人まで、オンラインでは最大4人までプレイ可能だ。シングルプレイのデータを使って一時的にマルチプレイを楽しむことも出来るそうだ。こんな自由度が高いゲームを友達や見知らぬ誰かと冒険できるのはすごい。

マルチプレイ時でもシングルプレイ時と変わらず自由度が高い。例えば、僕が街でクエストを受注している最中、他のプレイヤーは買い物に行ったり、他のNPCと話したり、敵とバトルをしても良いのだ。

ただ、その自由度の高さゆえに、純粋にストーリーを楽しみたい人はシングルプレイをクリアしてからマルチプレイに挑戦した方が良いだろう。


編集担当と一緒にマルチプレイをしていたのだが、彼は僕の知らぬところでチンピラとのバトルを繰り広げていたようだ。


誰かが取った行動が思わぬ事態を引き起こすのも協力プレイの醍醐味だろう。


自由度が高く、クエストと会話イベントが豊富に用意されているので、そういうゲームが好きな僕は時間を忘れてプレイしていました。システムは似ているわけではないですが、その自由度の高さから『ルナティックドーン』シリーズを思い出しましたね。

難易度は高めで、ノーマルのクラシックモードでもバンバン殺られてしまいました。自信がない人は一番簡単なストーリーモードを選ぶのがいいでしょう。

NPCのセリフのテキスト量が多く、読んでいるだけで楽しいのですが……文章が直訳っぽくて内容を理解するのに毎回時間がかかってしまいます。まあ昔の洋ゲー!って感じが個人的には好きな雰囲気ではあるのですが。

自由度の高いゲームや、骨太ファンタジーな世界観が好きな人にはおすすめの一本です!

『ディヴィニティ:オリジナル・シン 2 ディフィニティブエディション』は、PlayStation 4/ニンテンドースイッチを対象に発売中です。

吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top