【吉田輝和の絵日記】主人公だけじゃなくてプレイヤーも目隠しするの!?音だけを頼りに村の儀式を執り行う『Cling to Blindness 目隠し必須ホラー』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【吉田輝和の絵日記】主人公だけじゃなくてプレイヤーも目隠しするの!?音だけを頼りに村の儀式を執り行う『Cling to Blindness 目隠し必須ホラー』

ホラー度軽減モードもあるぞ!

連載・特集 プレイレポート
【吉田輝和の絵日記】主人公だけじゃなくてプレイヤーも目隠しするの!?音だけを頼りに村の儀式を執り行う『Cling to Blindness 目隠し必須ホラー』
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今回は、Lizardryが手掛け、PLAYISMから発売されたPC向けタイトル『Cling to Blindness 目隠し必須ホラー』をプレイ!本作は、主人公が目隠しをして音だけを頼りに儀式を進めるホラーゲーム。そしてプレイヤー自身も目隠しをして遊ぶという独特の体験が特徴です。

公式紹介文には「ジャンプスケアはなく、ホラーが苦手な方でも遊べるくらいの怖さ」とあったので、直接的ではなく雰囲気で怖がらせてくるタイプのゲームでしょう。これなら怖いのが苦手な僕でも楽しめそうです。

と、ここまで記事の導入を書き終えてトイレから戻ると、PCモニターに謎の怪奇文章が打ち込まれていてビビり散らかしました。

もちろん霊的なヤツではなく、猫ちゃんがキーボードの上でタップダンスを踊ったのが原因なのですが……!

◆儀式を行う上で守らなければいけない3つのルール……

まずは最初の設定や操作確認を行おう。使用するのはマウスのみ。マウスを左右に動かすことで体の向きを変更し、左クリックで歩行する。

ここから目隠しをしてプレイするので、ゲーム画面は何も映らない。視覚補助モードをオンにすると、オブジェクトの位置や字幕が簡易的に表示される。通常のモードでプレイすると真っ黒なスクショばかりになってしまうので、本記事ではこのモードを使って紹介する。

視力を封じられた本作において重要になるのが聴力だ。ゲーム中の音声が左右のどちらから聞こえてくるか判断するために、ヘッドフォンやイヤホンを装着し、続いて目隠しも装着する。

ゲーム中の音は聞こえるものの、リアルの音は一切シャットアウト。視力と聴力を封じられた状態でホラーを遊ぶシチュエーションだけで既にめちゃくちゃ怖い。ビビりながらゲームスタートだ。

主人公・サツキは、何らかの決意を込めて、とある村で行われる儀式に参加しようとしていた。ドアを開けると案内人さんが呼ぶ声が聞こえてきた。

視覚補助をオンにしていると場合はこのように表示される。方角のマークが主人公で、旗のマークが目的地だ。

ヘッドフォンの左右から聞こえる呼び声が均等になるように、マウス操作で体の向きを動かす。長押しして声の聞こえる方向に歩いていく。

目的地に着くと物語が進行し、また次の目的地が表示される。これを繰り返してゲームを進めていくのだ。

目隠しをした状態で車に乗せられ、とある村へと運ばれていく。なんだか企画系のバラエティ番組でプロデューサーに連れて行かれるお笑い芸人の気分だ。

案内人さんの車に乗せられ、村の入口にたどり着いた。外部の人間を呼んで怪しげな儀式を行う村なんて、そりゃもうそういう雰囲気に溢れたホラー村なんだろうけど、幸いにも目隠しのおかげで何も見えない。見えなくて良かった。怖いから。

ここで改めて儀式のルールが伝えられた。

一。目隠しは絶対に取らないこと。

二。足音さんに追いつかれないこと。

三。お札を五枚回収すること。

お札には風鈴が添えられており、その音を目印に進む仕組みらしい。……で、足音さんってなんだよ。村に伝わる神様的なやつなのかは不明だけど、追いかけてくるんだしたぶん悪い神様なんだろうな。

案内人さんと別れ、風鈴の音を頼りに目的地を目指す。う~ん、ちょい右かな?方向を微調節しながら進むと、風鈴の音に混ざってベタベタと足音が聞こえてきた。これが噂の足音さん!?

右クリックをしている間は、他の音が消え、足音さまの足音だけを集中して聞くことが出来る。幸いにも足音さんとは距離が結構離れていたようで、捕まらずに目的地に到着した。お札を回収しよう。

お札はなぜか脈動しており、気持ち悪いけど脈動のタイミングにあわせて引っ剥がす。一枚目のお札、ゲットだぜ!

物語を進めると、サツキがなぜこの儀式に挑んだのかが判明する。サツキにはハレという大事な友達がいて、理由は不明だがハレもこの儀式に挑み、二度と帰って来ることはなかった。サツキは再びハレに会うために儀式に挑んだのだ。

その後、二枚目、三枚目とお札を引っ剥がしていく。風鈴、足音の他に、壁に近付くと耳鳴りが聞こえるようになるなど、プレイヤーを惑わしてくる音の数が増えていく。

マップが全部表示されているバージョンのリプレイとかあったら面白そうだよな。


1時間ほどでクリア出来ました。ゲームとしては短めですが、聴覚に全集中していると結構疲れるので、このくらいのプレイ時間がちょうど良かったです。

風鈴の音を頼りに進む心細さや、背後から迫る足音の恐怖など、実際に目隠しをすることで恐怖が何倍にも増幅し、他のゲームでは味わえないホラー体験が出来ました。

ただ、セリフを次に送るのにクリックが必要なのですが、目隠しをしているとセリフの終わりが判断しづらく、キャラクターが話している途中でもついクリックを連打してしまう点は少し残念でした。

また、足音さんの足音が可愛いペンギンの足音に変わる「ペンギンさんモード」もあるので、ホラーが苦手な方でも安心して楽しめると思います。

『Cling to Blindness 目隠し必須ホラー』はPC(Steam)向けに発売中です。


ライター:吉田 輝和,編集:キーボード打海



ライター/おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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編集/「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Sparkの編集者。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『恐怖の世界』。

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