『ディアブロ IV』でもエレクティブモードは引き続き使用可能―公式ブログにて説明 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『ディアブロ IV』でもエレクティブモードは引き続き使用可能―公式ブログにて説明

「『ディアブロ IV』の開発はまだまだ試行錯誤の段階ですが、デザインや手直しの作業を進めながら、皆さんに最新情報をお届けしていきたいと思っています」

PC Windows

Blizzard Entertainmentは、同社が開発中のハック&スラッシュRPGシリーズ最新作『ディアブロ IV(Diablo IV)』について、エレクティブモードやエンドゲームの成長システム、パワーソースに関する情報を公開しました。

エレクティブモード(スキル自由選択)とは、前作『Diablo III』にも搭載されていたシステム。スキルキーあたりのスキルカテゴリー制限を取り払い、より自由なスキル選択を可能にします。以下、公式ブログにて公開された情報の一部まとめとなります。全文はこちら

「ディアブロ IV」のシステムデザイン(パート1)


スキルは自由選択


BlizzConのデモに映っていたユーザーインターフェイスのせいか、「ディアブロ IV」のスキルは特定のスロットに固定する方式だと思われているようですが、それは誤解です。スキルに限ったことではありませんが、デモに映っていたUIはあくまでも開発中の画面であり、実際は自由選択方式で開発を進めています。スキルの選択や割り当ては常に自由に調整ができるようになる予定です。

エンドゲームの成長システム


キャラクターのレベルや経験値のシステムについては、上限を設けるべきかどうかを決めかねています。そのメリットとデメリットについては検討を尽くしてきましたが、皆さんの考えもお聞きしたいと思っています。キャラクターが無制限に成長すれば、他の要素から得られる力が最終的には霞んでしまうのではないかという意見もあります。ただ、上限があろうとなかろうと、それぞれのシステムからどの程度の力が得られるかは、こちらである程度コントロールすることができます。

たとえば、プレイ時間が数千時間に及ぶと仮定しましょう。その気になれば、その数千時間でとてつもない力を得られるレベル上限ありの成長システム(通常の上限なしの成長システムの100万倍強いようなシステム)を作ることだって不可能ではありません。そうなれば、いくら上限なしの通常の成長システムであっても、その強さに追いつくことは難しいでしょう。

また、キャラクターの成長はそれぞれの階層で、一律かつ直線的である必要はありません。プレイヤーのレベルが上がるに従って、そのペースが落ちるという設計もあり得ます。それよりも大事なのは、プレイヤーが一番楽しめるのはどのような体験なのか、という点です。テストプレイでさまざまなアプローチを試しつつ調整をしていけば、最も理にかなった成長曲線を探ることができる と考えています。

レベルキャップに加えて、別の経験値システムを用意するのには理由があります。レベルキャップを設ければプレイヤーには一定の達成感を味わってもらうことができます。ですが、中にはより深くゲームを楽しみたいという方もいるわけです。第2の経験値システムによって、そうしたプレイヤーも高難易度のエンドゲームやランクに挑戦する楽しみを味わうことができるのです。またこの段階になると、プレイヤーもゲームを熟知した上でプレイをすることになるので、こうした多重的なシステムによってゲームにさらなる深みが生まれることにもなります。各々のエンドゲームのプレイスタイルに応じて明快な選択肢が存在するシステムを作ることが、私たちの究極の目標です。

パワーソース


パワーソースに関しては、コミュニティからもいろいろと鋭い指摘をいただきました。各ソースからどれだけのパワーを得られるのかについては、いま改めて評価を行っているところです。

とはいえ、あらかじめここではっきりとお伝えしておきたいことがあります。「ディアブロ IV」では、パワーの大部分がアイテムに依存するということはありません。私たちはさまざまなパワーソースがバランスよく組み合わさった状態を目指して開発を進めています。キャラクターはレベルが上がるに従って自然と強くなっていき、スキルはランクに応じて効果が増し、タレントはプレイスタイルに合わせて選択可能で付加効果を生み、その上で装備するアイテムもプレイヤーに力を授け、意味のある選択肢が無数に用意されている、というが理想です。

他にお伝えしておきたい点として、レジェンダリー・パワーはアイテムの効果の一部に過ぎず、レジェンダリーが強すぎて他の特性が全く意味を成さなくなるということもありません。たとえば、通常の特性が2つか3つあれば、ほとんどのアイテムのレジェンダリー・パワーとほぼ同等の水準となるでしょう。

ディアブロ IV』はPC/PS4/Xbox One向けに発売予定です。詳細は公式サイトからご確認いただけます。
《S. Eto》
【注目の記事】[PR]
コメント欄を非表示
※一度コメントを投稿した後は約120秒間投稿することができません
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください
  • スパくんのお友達 2019-11-21 11:05:35
    ぁあ~脳死でフローズンオーブを連射するのが気持ち良かったんじゃ~(脳死)
    0 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-11-21 7:13:31
    色々と意見もあるだろうけど、それほど時間が取れない私には3のシステムはありがたかったな。
    できれば、また3のように気楽に沢山のキャラクターを育てられるようにしてもらいたい。
    1 Good
    返信
  • 砂くじら 2019-11-21 4:23:12
    1と2をプレイしてきてない俺からしてみれば、3の武器防具依存のビルド以外だったら満足だわw
    とにかくビルドによって全てのスキルを好きなように組み合わせれて奥が深くて、そのプレイでも
    好難易度に挑めるビルドシステムだったら良いわ。
    1 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-11-21 3:24:26
    スキルツリー方式の方が好きだなぁ
    4 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-11-21 3:21:30
    3はエンシェントがあるとは言えドロップ率が高い、2のユニークを鑑定する時のドキドキ感が欲しい。
    3 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-11-20 15:55:17
    サイト一通り見たがずいぶん既存のシステムに引っ張られてるなって感想しか持てない
    新しいディアには新しいデザインで挑んでほしい

    もちろん馬場は回るんだろうな?
    3 Good
    返信
    他の返信を表示 返信を非表示
  • スパくんのお友達 2019-11-20 14:26:14
    時短でレンチンされた高級料理のフルコース
    2 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-11-20 9:35:13
    2みたくmod使えるようにしてちょ
    0 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-11-20 9:08:16
    クールダウン方式はやめてほしいな
    2みたいにノヴァとポーションキー連打とかしたいんだよ
    10 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2019-11-20 8:11:22
    2は素晴らしかったけど今もう一度2と同じものを作ってもやっぱ駄目だとは思うよ。
    29 Good
    返信

編集部おすすめの記事

特集

PC アクセスランキング

  1. セックスのため、おじいちゃんが戦う“非常に好評”レトロ風シューター『Grandpa High on Retro』2025年7月に無料DLCリリース―続編にスピンオフも開発中

    セックスのため、おじいちゃんが戦う“非常に好評”レトロ風シューター『Grandpa High on Retro』2025年7月に無料DLCリリース―続編にスピンオフも開発中

  2. 『Escape from Tarkov』「ハードコアワイプ」の全容が明らかに―フィードバックを踏まえ説明を加えていくと表明

    『Escape from Tarkov』「ハードコアワイプ」の全容が明らかに―フィードバックを踏まえ説明を加えていくと表明

  3. 『モンハンワイルズ』ゲームの安定度向上に関する取り組みについて報告―主にSteam版について多くの意見がユーザーから届く

    『モンハンワイルズ』ゲームの安定度向上に関する取り組みについて報告―主にSteam版について多くの意見がユーザーから届く

  4. 次世代のリアル系FPS謳う『Bellum』全テスト参加権含む最高額エディションが2日で完売!支援受け今後の開発ロードマップ公開

  5. Steam『ドラゴンボールZ KAKAROT』HD版7月17日配信!草花が生い茂り水面は美しく

  6. 基本無料ロボTPS『Mecha BREAK』Steam版同接10万超の好スタートもユーザーレビューは“賛否両論”―課金周りにユーザーらからの不満集中

  7. 約2年半続いたオンライン対戦ACT『バイオハザード RE:バース』サービス終了―Steamでは96人のファンが最後を見届ける

  8. 美男美女が揃うPvPvEダンジョン探索ACT『ダンジョンストーカーズ』8月13日早期アクセス開始!PvEモードやランク戦も搭載

  9. PvPvEゾンビ脱出アクション『The Midnight Walkers』日本語対応しテクニカルテスト開催中!ゾンビに占拠された巨大ビルで戦おう

  10. 表現調整で批判される『Ready or Not』開発元が実際の変更点を説明―「誤解や誤情報が広まっている」として

アクセスランキングをもっと見る

page top