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Discordのボット自作を志す方に捧げる「音楽再生ボットの導入例」ーソースコードの入手から開発者向けサイトへの登録まで【年始特集】

Discordのボット(Bot)を自作することに興味がある方へ、その入門編となる情報をお届けします。実例としてMusicBotという音楽再生ボットを取り上げ、ソースコードの入手からDiscordの開発者向けサイトにボットを登録する手順までを解説します。

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Discordのボット(Bot)を自作することに興味がある方へ、その入門編となる情報をお届けします。実例としてMusicBotという音楽再生ボットを取り上げ、ソースコードの入手からDiscordの開発者向けサイトにボットを登録する手順までを解説します。

MusicBotってなにができるの?


MusicBotは、YouTubeなどにある音楽をDiscordのボイスチャンネルで再生するボットです。音楽再生に必要な機能を一通り備え、音楽をキーワード検索することもできます。Discordなので、ボイスチャンネルに参加しているゲーム仲間同士で同じ音楽を聴いて盛り上がったり、ジュークボックスのように好きな音楽をリクエストしあうことができます。

MusicBotはオープンソースの多機能な音楽再生ボット

MusicBotはオープンソースで開発されており、そのソースコードは自由に入手することができます。本特集では、このMusicBotを題材にボットの導入方法を解説します。

Discordのボットとは?


Discordにはボットと呼ばれる自動処理機能を追加することができます。ボットとは、あたかも通常のユーザーと同じようなアバターと名前を持ち、特定のテキストや条件に反応して動作するプログラムです。その種類は様々で、ユーザーの管理や音楽の再生、辞書や翻訳といった機能を提供するものがあります。

ボットの開発方法は公開されており、誰でも自作することができます。また、一から自作しなくとも、自由に利用できるボットを自分のDiscordサーバーに招待したり、ボットのソースコードを入手して自分のローカルPCで動作させることも可能です。

なにが必要?


まず必要なのは、PCと英語の知識です。特に、ボットを自作しようと志す方は、将来プログラミングの基礎知識が必要になることを念頭に置いてください。とはいえ、ご紹介する手順をなぞるだけでしたら、コマンドプロンプトと機械翻訳を使うことができれば十分です。

ボットを導入するまでには様々なツールが必要ですが、すべて無料で入手できます。今回の解説ではWindows 10の使用を前提としていますので、他のOSをお使いの方は下記マニュアルの導入手順をご覧ください。

MusicBot マニュアル
ボットをDiscordサーバーに追加するためには、サーバーを自分で管理していることが必要です。自分のサーバーを開設する方法はこちらの記事を参考にしてください。

【特集】ゲーマー向けチャットツール「Discord」応用ガイド!―サーバー開設からSkype連携まで


ここからは実際にボットを動作させる手順をご紹介していきます。Discordの開発者向けサイトの使い方以外は最低限の説明にとどめていますので、必要に応じてネット検索を併用しながら読み進めることをお勧めします。

Pythonをインストールする


■ Pythonとは?

Python(パイソン)はプログラミング言語の一種です。Pythonで記述されたプログラムは様々なOSで動作しますが、そのためにはOSに応じた実行環境(インタプリタ)が必要です。MusicBotはPythonで作成されているため、まず最初にPythonの実行環境をインストールするところから始めます。

■ インストール手順

次のリンクからPythonのインストーラーをダウンロードしてください。

Python 3.7 インストーラー(Windows版)
ダウンロードしたインストーラーを起動します。最初に表示される画面では次の二つにチェックを入れてください。

  • Install launcher for all users (recommended)
  • Add Python 3.7 to PATH


インストールが完了したら次に進みます。

ボットのソースコードを入手する


■ GitHubとは?

GitHub(ギットハブ)は、様々なオープンソースプロジェクトで利用されているソフトウェア開発プラットフォームです。ソースコードの共有やバージョン管理、修正意見の交換など、多くの機能が無料で提供されています。MusicBotのソースコードはGitHubで公開されています。

GitHubからソースコードを入手するには、GitHubのアカウントが必要です。アカウントをお持ちでない方は下記リンクから作成してください。登録は無料です。すでにアカウントをお持ちの方はサインインしてください。

GitHub

■ ソースコードの入手方法


MusicBot ソースコード
GitHubでソースコードを入手する方法には大きく分けて二種類あります。単純にソースコードをダウンロードする方法と、ソースコードのバージョン管理情報まで含めてコピー(クローン)する方法です。MusicBotを利用するにはクローンする必要があります。

■ Git for Windowsを利用したクローンの手順

クローンにはGitと呼ばれるツールを利用します。同じことができるツールは他にもありますが、あまり詳しくない方は以下の手順で進めてください。

まず、下記リンク先のサイトから「Git for Windows」のインストーラーをダウンロードしましょう。

Git for Windows
ダウンロードしたインストーラーを起動します。画面を進めて行くといくつかオプションが出てきますので、それぞれ次の選択肢を選んでください。

  • Git from the command line and also 3rd-party software
  • Checkout Windows-style, commit Unix-style line endings
  • Use MinTTY (the default terminal of MSYS2)


インストールが完了したら、エクスプローラーでソースコードのクローン先になるフォルダまで移動し、空いている場所で右クリックしてください。メニューから「Git Bash Here」を選択し、開いたウィンドウに次のコマンドを入力します。コマンドをコピーしたのち、ウィンドウ内で右クリックしてペーストすると簡単です。

git clone https://github.com/Just-Some-Bots/MusicBot.git MusicBot -b master
MusicBotという名前のフォルダが作成されて、中にソースコードがコピーされていれば成功です。

次ページ:ボットをDiscordの開発者向けサイトに登録する手順を解説!
《FUN》

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