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艱難辛苦の地獄を味わうローグライクシューター『To Hell with Hell』“仮面”と戦略を駆使して修羅場を潜れ!【爆速プレイレポ】

発売48時間以内のプレイでお届けする爆速プレイレポ。今回は地獄を征くローグライクシューター『To Hell with Hell』です。

連載・特集 プレイレポート
艱難辛苦の地獄を味わうローグライクシューター『To Hell with Hell』“仮面”と戦略を駆使して修羅場を潜れ!【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2020年2月25日にDeck 13よりPC向けにリリースされた『To Hell with Hell』について生の内容をお届けしたいと思います。



『To Hell with Hell』とは



『To Hell with Hell』は、見下ろし型ローグライクシューター。地獄の支配者“アスモデウス(Asmodius)”に呼ばれた少女“ナタシア(Natasia)”として敵を薙ぎ払い、変革を起こさんとする“シャックス(Shaks)”を打倒します。

タイトルにもある通り、本作は“地獄”を舞台としています。悪魔と人間の混血といえど、ナタシアも一般人。そのため、全体的な難易度は高めに設定されています。むやみに突撃すれば死んでしまうので、戦略が重要です。


冒頭にはコミック風のオープニング付き。どうしてナタシアが呼ばれたのか、その理由が簡潔に描かれています。本編ではキュートなピクセルアートでゲームが展開。ステージの要所ではアスモデウスとナタシアの掛け合いも。最低限ながら物語も捨てず、大切にされている、という印象です。

『To Hell with Hell』の実内容に迫る!



先述の通り、本作の特徴はその難易度の高さにあります。ゲームを開始するときに唯一選択できる「Walk in the Park」では、ゲーム全体を通して6回のセーブが可能。「誰でもできる、あなたでもね」と書かれていますが……。

無残に散る地獄初心者。

最初のダンジョンを少し行ったところで死んでしまいました。とはいえ、操作自体は難しくありません。WASD形式の移動と、左クリックで射撃。マウスホイールで武器を変更し、右クリックとスペースバーでスキルを発動できる、といった程度で覚えることも少ないです。

そこが“地獄”たる由縁



本作の難易度の高さは敵から受けるダメージが高く、複数を1度に相手取らなければならないことに起因しています。そのため、「なるべく1対1の状況を作る」、「遮蔽物を始めとする地形を活用する」といった戦略が重要。上述の死については、地獄に初参戦したために初歩的なルールも知らず、ピクニック気分で歩いていたことが災いした……というのが実態です。

ただし、「死んで覚える」、いわゆる死にゲーではない点に注意が必要です。というのも、1度死んでしまうとダンジョンの地形が全く別のものになってしまうので、“覚える”ことができないため。手に汗握る戦いを何度でも繰り返すことができる、という考え方もできます。戦いの中で成長していく自分を楽しむことも一興です。

頼りになる“仮面”たち



とにかく厳しい試練だけが地獄の名物か、というとそういうわけではありません。もう1つの名物。それは“仮面(Mask)”です。

ナタシアは仮面を手に入れることで追加の体力、パッシブスキル、アクティブスキルを獲得します。そんな修羅場を潜るため強い味方ですが、体力値、スキルの種類については仮面の種類に依存。ゲーム開始時には2つ同時に所持できるので、その場に合ったチョイスをしていくのが重要でしょう。中にはクセの強いものもあるので、全てを使いこなすのは難しいかもしれません。ただし、追加された体力が削られてしまうと仮面は消滅。予備もない場合は生身で放り出されてしまい絶体絶命、ということもありえます。仮面があるからといって無敵になれるわけではない、絶妙なバランスで戦略を広げてくれるアイテムです。

「今の自分にできること」を



手に汗握る地獄行では戦略が重要になる、という点については先述の通り。さらに、体力や弾薬はステージごとに回復せず、敵やオブジェクトからドロップするものを拾うしかありません。自分の手札を考慮して最良の選択をしていくことで道が開ける……こともあります。

……そう、どうしても手詰まりになってしまうこともあるのです。ギリギリの戦いを続けていくと物質的な余裕も心の余裕もなくなります。焦ってセーブしてしまうと、それより前のチェックポイントに戻ることはできません。実際、筆者は必死の思いで辿り着いたボス“リリス”と戦う前にセーブしてしまい、“詰み”の状態を作り上げてしまいました。ここでゲームを開いて最初に表示される文言を意訳したものをご紹介します。


「肝に銘じておけ、『To Hell with Hell』は過酷だ。その道行きが途絶えることもあるだろう。その時は、初めから走り直すことだ」

そんな苦しみを煮詰めたような地獄を楽しめる本作ですが、クリアしたときの達成感は格別。この程度じゃヌルいという人にはさらに上の難易度も用意されています。腕試しをしたい方も、自分を磨きたい方もプレイしてみてはいかがでしょう。

なお、本作はスペシャルプロモーションの対象となっており、2020年3月3日までは35%オフの1,124円で購入できます。

タイトル:『To Hell with Hell』
対応機種:PC(Steam
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年2月25日
記事執筆時の著者プレイ時間:100分
価格:1,730円

《杉元悠》
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