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【ゲームで英語漬け】第9回『レッド デッド リデンプション2』に見るアウトローの英会話

『ゲームで英語漬け:Game*Spark的学習術』第9回は、西部劇の主人公になりきる『レッド デッド リデンプション2』を取り上げます。

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【ゲームで英語漬け】第9回『レッド デッド リデンプション2』に見るアウトローの英会話
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今回取り上げるのは、西部劇の世界をまるごと再現したオープンワールドアクション『レッド デッド リデンプション2』です。予習として観るべき西部劇をことさらここでは紹介しませんが、テレビの衛星波ではよく放映されているので、この機会にチャンネルを合わせてみてはいかがでしょうか。個人的には最後のマカロニウェスタン「ミスター・ノーボディ」がオススメです。

練習問題の解説

 
問題:I caught a goldfish! It’s worth its weight in fish!
回答例:金魚を釣り上げた! こいつは値《鮮》金だ!

金にまつわる成句として“be worth its weight in gold”があり、今回のダジャレはこれにかかっています。「同じ重さの金に値する」という貴重さやかけがえのない価値を表現します。日本語ではこれを「値千金」と訳す場合が多く、成句には成句を当てるいい例ですね。

Let‘s Play in English:良き隣人か悪党か? 選択肢は慎重に



この作品の華はもちろんダッチギャング総出の「仕事」です。作戦を指揮するダッチの言葉はさすがリーダーという力強さで、仲間を鼓舞する演説にはついていきたくなる魅力が溢れています。グループ分けや配置、仕掛けるタイミングなど、組織戦ならではの指示で、家畜小屋や列車など現代では耳慣れない単語もよく出てきます。迷ったときは地図に従ってもいいですが、できればツーカーで通じる関係でありたいものです。


『RDR2』はあらゆるディテールの細かさが特徴で、様々なアクションに手作業が加えられています。狩りにしても生き物を倒して終わりではなく、痕跡を追う、皮を剥ぐ、肉を焼くなど、その都度語句を覚えるのに役立ちます。野宿生活は厳しいでしょうが、ここでの作業を一通り覚えておくとキャンプの時に使えそうですね。


人物へのリアクションも豊富に用意されているのですが、恐喝、殴りかかるなどの犯罪に直結する選択肢も頻繁に出てきます。展開の分岐に直結して一歩間違えばその場で指名手配、なんてこともしばしば。見慣れない選択肢にはうかつに手を出さず、一旦停止してでも辞書をひいた方が安心でしょう。

ダミ声でがなるのがコツ 荒くれ者の英会話


道を歩けば棒に当たる、そんなアウトローの暮らしはトラブルが絶えません。そんなときに出てくる日常では使用厳禁の英語を見ていきましょう。


一通り情報を吐かせてからのお約束、「お前の好きにしな」です。ここで出てくる“I don’t care”は第7回の“I don’t mind”と近いですが、こちらは「知ったこっちゃない」と自分は関知しないという消極的なニュアンスですね。


ようやく春を迎え、それまでの厳しい冬の暮らしを「鹿のションベンと兎のクソ」となかなかきつい言葉で罵ります。日本語で大体「クソ」と訳される「shit」ですが“bullshit~”でくだらないもの、しょうもないものという意味で使われる場面が増えました。最近では「Bullshit job(意味の無い仕事)」とビジネス系の言葉にもなっています。


賞金首の生け捕りでは、とっ捕まえて移送する間に悪党の命乞いを聴くことができます。こちらの女性はいわゆる「Black widow(毒婦)」で、あの手この手で誘惑してきますがアーサーは聞く耳を持ちません。最終的には保安官にまで仕掛ける始末。“Just two of us”と露骨に誘ってきます。


捕まえた敵の下っ端に対して脅すのを楽しんでいる面々。リーダーのダッチが追い込みに「ちょん切れ」と命じます。できれば現実で耳にしたくありませんが、この言葉に出くわすような場面になったら“I swear !”と素直に白状した方が身のためです。


喧嘩を返り討ちにして「忘れてくれ」と命乞いする相手に「俺ぁ記憶がいいんでな」と一言。もちろん笑っていない目もセットです。冷静な言葉に凄みを効かせるのがタフガイの流儀ですが、くれぐれも現実の人間に使ってはいけません。

今更聞けない「バーボンと密造酒」



西部劇には欠かせないアメリカのスピリッツ、バーボン。現在流通している大手の銘柄は、創業が開拓期のものが多くあります。あの時代の味を私たちは今も飲むことが出来ますが、改めてバーボンとは何か、他のウィスキーとどう違うのか見ていきましょう。

バーボンは大まかにはウィスキーの一種で、原料にトウモロコシを使用したものを指します。本場イギリスのウイスキーは麦を使いますが、アメリカでとれる穀物で代用しています。麦とトウモロコシを砕いて水で練った「マッシュ」を発酵させ、さらに蒸溜。ただし蒸溜しただけでは焼酎とほとんど変わりません。木の樽で数年熟成させることで、ウィスキーの色と香りが出来るのです。


「Moonshine(密造酒)」はコストがかかる熟成をせずに売るので無色透明、味もほとんど焼酎です。そのままではアルコール臭がきついので、風味を付けて和らげると飲みやすくなります。この密造酒を再現したものが国内でも手に入ります。写真左の「Georgia Moon」は例にならってジャム瓶に詰めてあり、熟成一ヶ月以内の文言も。最初に40度のアルコールがガツンときたのち、穀物の甘みがしっかりと残る飲み口です。バーボンと飲み比べると木樽の香りが際立つので、物好きな方は一度お試しあれ。

覚えておきたい英単語集:無法者の生きる術


  • Rob:強盗する
  • Threaten:力で脅す
  • Blackmail:ゆすり、恐喝
  • Beat:殴る
  • Antagonize:喧嘩を売る
  • Skin:皮を剥ぐ
  • Feller:奴
  • Repeater:レバーアクション式ライフル
  • Lasso:投げ縄
  • Cartridge:薬莢


今週のキーフレーズ:Well, I’m guessing you ain't here to pass the day...



最初に訪れる町で出会った保安官より。「ここらじゃあ見ない顔だな?」と、こちらもお決まりの台詞です。“I guess~”の「~だと思う」に近いものとして“I think~”がありますが、「guess」の方が確証は低くなります。同じ「思う」でも「suppose」「believe」と確度によって使い分けがあるので、出したいニュアンスの感覚を身につけるといいですね。

練習問題:以下の台詞を翻訳しなさい。



We’ve been through worse than this before.


吹雪に襲われたギャング団に、リーダーのダッチが鼓舞する言葉です。苦しいときこそ信頼の力が試されるので、アメリカでは大統領などのスピーチが特に重要視されます。仲間を安心させるにはどんな言葉を選ぶべきか、慎重に考えて訳してみましょう。
《Skollfang》

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