Game*Sparkは、4月よりPC専門店「アプライド」の販売マシンをPR記事として紹介していましたが、本稿では同社担当者へのインタビューをお届けします。九州、中国、四国を中心に展開するPC販売店としてどのようなコンセプトを持っているか、e-Sportsチーム「Sengoku Gaming」とどのようなコラボレーションを行っているかについて、商品課を担当する方に質問を投げかけました。インタビュー最後半では今回の取材がきっかけとなった限定商品についても案内するので、お見逃しなく！
――最初に、自己紹介をお願いします。
アプライド担当・原田バイヤー（以下、原田バイヤー） 原田と申します。現在は商品課で店舗と通販事業、アプライドのバイヤーを担当しています。BTOの作成やWebストアの素材制作なども行っています。
――アプライドは、どのようなコンセプトでゲーミングPCのラインを展開しているのでしょうか。
原田バイヤー アプライドの店舗に来店されるお客様はライトユーザーが多いため、通販でもライト層に合わせた商品仕様と価格を心がけています。他社様のようにハイスペックで尖った商品を用意するのではなく、購入しやすい価格とニーズに相応しいスペックを備えたPCを提供しています。
――ライトユーザーが多いということは、PCやパーツについて明るくない方をターゲットにしていると考えられますが、販売サイト等でグラフィックボードを標準構成に含めていないのはなぜなのでしょうか。
原田バイヤー 「グラフィックボードは必要ない」という方が想定よりも多かったため、まずはそれ以外の基本スペックを重視した上で、お客様の用途に合わせてグラフィックボードを選んでいただいています。
――グラフィックボードが必要のない方もいらっしゃるのですね。具体的には、どういったユーザーなのでしょうか。
原田バイヤー アプライドネットには法人のお客様が多く、事務作業で利用される方もいらっしゃいます。高性能なグラフィックボードを備えていると価格が上がりますし、好きなものを選んでいただく方が購入しやすいという声もあったため、それに応える形をとっています。
――アプライドで展開している「Sengoku Gamingモデル」「BariKataゲーミングモデル」「Hariganeゲーミングモデル（Comet Lake）」の違いについて教えてください。
原田バイヤー 「Sengoku Gamingモデル」はゲームプレイ特化という視点のもと、最新のIntel 第10世代CPU搭載PCもあり、またCPUで高性能なIntel Kシリーズを採用し、マザーボードなどにもこだわって構成しています。また、「Sengoku Gamingモデル」では基本的には水冷を採用しており、他のシリーズと比べると高品質な仕様になっています。
「BariKataゲーミングモデル」は、別ラインナップとして展開している「Kaedamaモデル」をゲーミング仕様にしたものです。使用しているパーツもスタンダードで、こちらもゲーマーに向けたラインですね。「Hariganeゲーミングモデル」は最新の第10世代のIntel CPUを採用しつつも、手軽に購入できるよう構成しています。どのモデルも電源は大容量かつ高品質なものを採用しているため、あとから高性能なグラフィックボードを導入することもできます。
――なるほど、拡張性を意識されているのですね。それではスポンサーモデルである「Sengoku Gamingモデル」のこだわりやターゲットについて、詳しくお聞かせください。
原田バイヤー このモデルでは、「良いものを買いたいけど、アプライドではなかなか難しい」というお客様の声にも応えられるように構成しています。また、Sengoku GamingのスポンサーでもあるRazer（国内代理店MSY株式会社がスポンサードしている）のコラボモデルのケースを採用するなど、「Sengoku Gamingらしさ」を押し出せるように細部までこだわっています。
――「Sengoku Gamingモデル」では、どのような意図でパーツを選定されていたのでしょうか。
原田バイヤー 他社様が採用されていないものを選ぶという点は、こだわっているポイントのひとつです。マザーボードにはTUF GAMINGシリーズを採用し、アプライドならではのオリジナル感を出すようにしています。もちろん品質にもこだわっていて、耐久性なども高いものを選定しています。ケースひとつを見ても「これこそがSengoku Gamingモデルだよね」と感じられるよう、意識しています。
――「Sengoku Gamingモデル」で、チームロゴが入ったグッズなどを付属するキャンペーンは予定されているのでしょうか。e-Sportsチームとのコラボレーションということで、期待する声は少なくなさそうです。
原田バイヤー まだ具体的には話せない段階ですが、「Sengoku Gamingモデル」にグッズなどを付けるようなキャンペーンは現在検討中です。近日中に発表できるかとは思いますので、チームのファンの方にはぜひ期待していてほしいと思っています。
――展開しているこれらのモデルはすべて自社工場で生産されているとのことですが、その体制について教えてください。
原田バイヤーすべて国内の博多工場で一括生産しています。より高品質にするためにも、新製品の企画だけでなく、診断ツールによる検品も実施し、エージング検査で初期不良を未然に防ぐようにしています。
――アプライドでは、特殊なカスタマイズなどは受け付けているのでしょうか。
原田バイヤー 基本的にはラインナップとして展開しているPCを販売していますが、お問い合わせいただければ、ケースやパーツに変更することも可能です。製品によっては、変更ができない場合もございますが、フルオーダーでご注文される方もいらっしゃるので、お気軽にお問い合わせください。
――最後の質問となりますが、アプライドとして、特にゲーマー向けにおすすめのモデルはどのような構成になりますか？
原田バイヤー そうですね……。ゲーマーから人気のモデルをいくつか挙げることはできますが、せっかくなのでGame*Spark様の読者の方が満足できるような構成のPCを、今回のために期間限定でご用意するというのはどうでしょう？
――Game*Spark特別モデルということですか！？
原田バイヤー はい。私達としても、なるべく安くゲームを出来るPCをご提供するというのは、e-Sportsを広げていくという面でも効果的ですし、やりましょう！ スペックはどんな感じのがいいでしょう？
――ぜひお願いします！ それでは価格とスペックは○○のような感じで……。
ということで、本稿をご覧の読者限定で、アプライドによるGame*Spark特別モデルが完成しました！ スペックと価格は以下の通り。パフォーマンスが大幅に向上した最新のIntel Core i7-10700K搭載モデルです。販売期間は7月31日（金）まで。10台の数量限定販売となっているので、ゲーミングPCの購入を検討している方はこちらの販売ページからチェックしてみてください。
※UPDATE（2020/07/01 11:00）：「アプライド×Game*Spark特別モデル」注文ページへのご案内を再開しました。
■アプライド×Game*Spark特別モデル（DP-ATX-MATREXX55V3-AR-3F）
OS： Windows 10 Home (64bit)
ケース： MATREXX 55 V3 ADD-RGB 3F
電源： MPY-7501-ACAAG-JP
MB： TUF GAMING Z490-PLUS(WIFI)
CPU： LGA1200 Core i7-10700K
水冷クーラー：DP-H12RF-GL240V2（GAMMAXX L240 V2)
メモリ：TF10D416G3200HC16CDC01(DDR4-3200 8GBx2)
グラフィックス： GeForce RTX 2070 SUPER
SSD：WDS500G3X0C
販売サイトURL：https://shop.applied-net.co.jp/shopdetail/000000336469
売価税別：181,636円
売価税込：199,800円
