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根っからのデスクトップPCゲーマーがゲーミングノートに切り替えて感じたこと―MSI「GF75 Thin」インプレッション

根っからのデスクトップPCゲーマーがゲーミングノートPCを触って感じたことをレポート。

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根っからのデスクトップPCゲーマーがゲーミングノートに切り替えて感じたこと―MSI「GF75 Thin」インプレッション
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「PCゲーム」というと、読者の皆様はどんなハードウェアを使って遊ぶところを想像するでしょうか。最新のパーツを搭載した、ずっしりとしたデスクトップPCか。家電量販店で見るような画面一体型PCか。それとも、持ち運びの可能なノートパソコンでしょうか。

Game*Sparkは、“eスポーツ主義”を掲げるMSIのゲーミングノートPC「GF75 Thin」を実際に触らせていただける機会を頂きました。普段はデスクトップPCでゲームをプレイしている筆者ですが、本稿ではその試用レポートと共に、「GF75 Thin」で満たすことのできるニーズを探っていきます。

機能面について


■最新ゲームも設定次第では60FPS安定

『DOOM Eternal』は激しい戦闘中でも60FPSをキープ。ただし、広めのマップでは60FPSを割り込む場面も。

『コール オブ デューティ ウォーゾーン(Call of Duty: Warzone)』は戦闘中・車両による移動中も60FPSをキープ。『MW』のマルチプレイヤーモードではより低負荷で快適にプレイすることが出来ます。

筆者が今回プレイしたタイトルは『DOOM Eternal』『コール オブ デューティ ウォーゾーン(Call of Duty: Warzone)』の2本。いずれのタイトルも、中~高程度のグラフィック設定(設定はGeForce Experience推奨のものを使用)で、概ね60FPSを維持してプレイ出来ました。搭載GPUがGeForce GTX 16シリーズのためレイトレーシングなどは利用できませんが、2020年5月までにリリースされた主なタイトルはストレスを感じることなくプレイ可能でしょう。高負荷時のファン音も気にならないレベルでした。

ベンチマークソフトで確認!


筆者の体感に頼るだけでなく、比較可能なデータを得るためにベンチマークソフト『ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク』(公式サイト)を使用し、パフォーマンスの計測を実施しました。以下、その結果となります。なお、MSIのゲーミングノートシリーズにはユーティリティソフト「Dragon Center」が搭載されていて、必要に応じた稼働モードに切り替えることができますが、今回は全て「User」モードにて計測しています。

■1920x1080・フルスクリーン 標準品質(ノートPC)

  • スコア:15,827(非常に快適)
  • 平均フレームレート:122.5354
  • 最低フレームレート:36
  • シーン#1ローディングタイム:1.641 sec
  • シーン#2ローディングタイム:2.859 sec
  • シーン#3ローディングタイム:3.481 sec
  • シーン#4ローディングタイム:2.418 sec
  • シーン#5ローディングタイム:1.31 sec
  • 合計ローディングタイム:11.709 sec

■1920x1080・フルスクリーン 高品質(ノートPC)

  • スコア:14,048(非常に快適)
  • 平均フレームレート:98.0358
  • 最低フレームレート:31
  • シーン#1ローディングタイム:1.471 sec
  • シーン#2ローディングタイム:3.091 sec
  • シーン#3ローディングタイム:3.682 sec
  • シーン#4ローディングタイム:2.515 sec
  • シーン#5ローディングタイム:1.378 sec
  • 合計ローディングタイム:12.137 sec

■1920x1080・フルスクリーン 最高品質

  • スコア:10,536(非常に快適)
  • 平均フレームレート:71.1039
  • 最低フレームレート:26
  • シーン#1ローディングタイム:1.433 sec
  • シーン#2ローディングタイム:3.091 sec
  • シーン#3ローディングタイム:3.673 sec
  • シーン#4ローディングタイム:2.479 sec
  • シーン#5ローディングタイム:1.409 sec
  • 合計ローディングタイム:12.085 sec

■出張や合宿など、外泊を求められるPCゲーマーには適している


このゲーミングノートを有効活用できるのは、出張や合宿といった外泊を頻繁に求められるPCゲーマーでしょう。ディスプレイ込みで2.2kgという重量ですから、 PlayStation 4(約2.0kg、CUH-2200AB01)やXbox One S(約2.9kg)といった、別途モニターが必要な据え置きゲーム機を持ち運ぶよりもずっとお手軽。また「宿泊先のテレビにHDMI端子がない」といったトラブルとも無縁です。自室がないなど家庭の事情でデスクトップPCの購入が困難な方の選択肢にもなり得るでしょう。

■オンライン対戦ゲームは外泊先のネット環境次第


本製品は「eスポーツ主義」をテーマとして掲げていますが、オンライン対戦ゲームを快適に遊べるかどうかは宿泊先のインフラに依存します。プレイするタイトルにもよるものの、外でオンライン対戦ゲームを遊ぼうとするならば、高速かつ有線のインターネット環境とロケーションを積極的に探す必要があるでしょう。今日のような新型コロナによる外出自粛中は自宅の回線を使用できますが、「家にこもるのであればデスクトップPCでいいよね」と言わざるを得ません。

価格面について


■割高感はないが、拡張性の無さがネック


デスクトップPCとしてCPUやGPU、RAM、ストレージを似せた構成で自作するのであれば、およそ15万円(OS、モニター、キーボードやマウス含む)からパーツを集められます。「GF75 Thin」は各オンラインストアにて16万9,800円で販売されているので、そう考えると割高感はありません。以下の内蔵ソフトウェアを活用する場面が多ければ、よりコストパフォーマンスを高められるでしょう。

  1. AudioDirector for MSI(CyberLink製ビデオ用オーディオ編集ソフト)
  2. ColorDirector for MSI(CyberLink製ビデオ用色編集ソフト)
  3. Dragon Center(MSI製ユーティリティソフト)
  4. MSI App Player(BlueStacks製Androidアプリエミュレーター)
  5. Music Maker Jam(MAGIX製音楽アプリ)
  6. Nahimic(Nahimic製サウンドユーティリティ)
  7. Norton Security(セキュリティソフト)
  8. PhotoDirector 10 Essential for MSI(CyberLink製写真編集ソフト)
  9. PowerDirector 17 Essential for MSI(CyberLink製動画編集ソフト)

ただし、筆者であればデスクトップPCの拡張性を重視します。「GF75 Thin」が現行タイトルで良いパフォーマンスを出せているとしても、今後ゲームの要求スペックが上がっていけば本体ごと買い換える必要が生まれます。そんなケースでも、デスクトップPCであれば陳腐化したパーツの買い替えで済む場合がほとんどです。

出張や合宿を頻繁に求められる」「外でもどうしてもPCゲームをプレイしたい、あるいはプレイする必要がある」といったユーザーであれば、コスト以上の効用を得られるでしょう。



出張や合宿といった外泊を頻繁に求められるPCゲーマー」やe-Sports選手などのユーザー層が有効活用できそうな「GF75 Thin」。ただ、購入価格自体に大きな差はないため、「ノートPCとしての取り回しの良さ」と「デスクトップPCとしての拡張性」を天秤にかけることになると思われますが、新型コロナウィルス収束の見通しが立っていない2020年5月時点では、どうしても使い道が限られてしまいます。ニーズに合う・合わないが非常にハッキリとしたPCなので、購入の際は慎重に検討しましょう。

「GF75 Thin」製品概要


MSIの最新ゲーミングノートPCシリーズは「eスポーツ主義」をテーマに、eスポーツの世界大会で活躍するプロゲーマー、自らのゲームプレイ動画を世界中へ配信しているストリーマー、eスポーツ大会の出場を目指しているアマチュアゲーマー、eスポーツ大会が行われているゲームタイトルを楽しんでいるカジュアルゲーマーなどeスポーツを起点としたゲーマー達のゲーミング環境を進化させるべく開発が進められました。第10世代インテル Core プロセッサーとNVIDIA GeForce GTX シリーズがeスポーツゲーマーを進化させます。
  • OS:
    Windows 10 Home 64bit
  • ディスプレイ:
    17.3インチ、フルHD(1,920×1,080)、ノングレア、リフレッシュレート120Hz
  • CPU:
    インテル Core i7-10750H(2.6GHz / Turbo 5.0GHz / 6コア12スレッド)
  • GPU:
    NVIDIA GeForce GTX 1650 Ti 4GB GDDR6
  • チップセット:
    インテル HM470
  • メモリ:
    16GB(8GB ×2)DDR4
  • メモリ空きスロット:
    なし(2スロット合計最大64GB) ※メモリ・ストレージの増設はMSI公認サポート店でのみ可能
  • SSD:
    512GB(M.2 NVMe)
  • 有線LAN:
    Realtek RTL8111HS(10/100/1000Mbps)
  • 無線LAN:
    インテル Wi-Fi 6 AX201(2×2、11ax、Bluetooth 5.1)
  • キーボード:
    シングルカラーバックライト内蔵日本語キーボード
  • スピーカー:
    ステレオ2スピーカー
  • WEBカメラ:
    92万画素
  • I/Oポート:
    • USB3.2 Gen1 Type-C ×1 ※Thunderbolt 3、USB PD、Alt Mode非対応
    • USB3.2 Gen1 Type-A ×3
    • HDMI ×1
    • ヘッドホン出力 ×1
    • マイク入力 ×1
  • バッテリー:
    リチウムイオン、51Whr、3セル、4,500mAh
  • 本体サイズ(W×D×H/MM):
    397×260×23.1mm
  • 本体質量:
    2.2Kg
  • WEBカメラ:
    92万画素
  • 保証期間:
    • 製品本体国内保証:お買上げ日より2年間
    • 修理:製品発売日から起算して3年間
    • ACアダプタ及びバッテリー:お買上げ日より1年間の国内保証
    • グローバルワランティー:お買上げ日より1年間
  • 付属品:
    専用ACアダプター付属
《S. Eto》

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