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世界が望んだ「ロリダクソ」に迫る『リトルウィッチノベタ』プレイレポ

魔女っ子ノベタを操り、謎の古城を舞台に多彩な魔法で強敵に挑め。

連載・特集 プレイレポート
世界が望んだ「ロリダクソ」に迫る『リトルウィッチノベタ』プレイレポ
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Little Witch Nobeta Official Trailer

今回は2020年6月24日にPupuya GamesおよびSimonCreativeよりSteamにてリリースされた『リトルウィッチノベタ(Little Witch Nobeta)』についてのプレイレポートをお届けします。



『リトルウィッチノベタ』とは



本作は、小さな魔女っ子ノベタを操り、魔法を駆使して敵と戦う3Dアクション。ノベタは自身にまつわる謎を求めて、不思議な黒猫と共に王座を目指し、謎の古城を探索していきます。可愛いキャラクターとアニメ調のグラフィックとは裏腹に、敵は手強く、雑魚でも油断すれば簡単に倒されてしまう。いわゆる「ソウルライク」のバランスになっています。小規模なインディー作品ながら発売後数日で5万本を売り上げるヒットとなりました。

『リトルウィッチノベタ』の実内容に迫る!



本作は、ノベタが古城にたどり着いた場面から始まります。城への到着直後、早速聞こえた猫の鳴き声を追い、まずは「黒猫」を探すことに。オープニングのカットシーンを観るだけでも、キャラクターの表情や動きが丁寧に作られていることが分かります。


古城に足を踏み入れてすぐのホールの真ん中には女神像があり、祈ることで「セーブ」が可能です。この後、最初のボスまではチュートリアルとなっており、所々にある魔法陣に触れ、ゲームの操作方法、システムやヒント確認できます。



像を超えそのまま奥へ進むと「ブルークリスタル」の周りを徘徊する、黒いオーラを放つ敵に遭遇。ノベタの攻撃手段は、「元素魔法」と「杖を使った物理攻撃」の2つです。元素魔法は「射撃ボタン」を押すと即時発動する魔法と、一定時間の詠唱が必要な「詠唱魔法」を使い分けることができます。敵は雑魚でも手強く、物理攻撃なら5発程度、即時魔法なら4発は当てないと倒せませんが、詠唱魔法なら一撃で倒せることも。



詠唱中は移動速度が遅くなるものの、回避や接近攻撃などを駆使し魔法を発動させ、一撃で敵を倒せる爽快感を知ると使わずにはいられません。敵を倒すと、アイテム購入やステータスアップに使える「魂素」が手に入ります。基本的には「魂素」を使用する前に力尽きても、消失することはありません。



更に先へ進むと稲妻のトラップを発見。駆け抜けてやり過ごそうとしましたが、途中でスタミナが尽き全力で転倒……転ぶ姿も可愛いモーションです。

なお、スタミナが尽きると一定時間動けないので、注意しましょう。トラップを避け敵を倒し、初期魔法である「アーケイン」の使い方や、魔法壁の解除方法を習い、更に奥へ。ようやく「黒猫」を見つけ、ガイド役にして一緒に行動することに。




古城深部へ進むと、うっすら霧が漂う怪しい大部屋にたどり着きました。奥には明らかにボスらしき物体が……部屋へ足を踏み入れるとカットシーンに切り替わり、謎のゴーストアーマーが動きだします。今までの敵とは別次元の激しい攻撃と体力の多さに、あっさりやられてしまうことでしょう。ボスの攻撃手段は複数あり、敵の体力が半分を切った辺りから、更に強力な攻撃を仕掛けてきます。



弱点を見つけることができれば、大きく体力を削ることも可能。ボスの攻撃前には事前に決まったモーションがあるため、見極められるようになるまで、何度もやり直しどうにか倒しました。もし倒せない場合は、一度来た道をもどり、雑魚を倒してステータスを上げてから再挑戦すれば、多少は楽に倒せるはずです。



詠唱魔法が勝利のカギ


雑魚敵なら一発当てれば倒せる可能性がある「詠唱魔法」。詠唱中は移動速度が落ち、魔力消費も大きいという弱点がありますが、実は詠唱速度を上げることが可能です。詠唱中に「敵を攻撃」「敵の攻撃を回避」「魔力ソウルの吸収」を行うことで詠唱速度を上げることができます。



また、敵の攻撃を回避したり、敵の攻撃が当たる直前に物理攻撃を当てると「魔力吸収陣」が発生し、敵の攻撃を無効化しつつ魔力の回復もできます。ただし、詠唱中に敵の攻撃を受けて転倒してしまうと、詠唱がキャンセルとなってしまうので注意が必要です。詠唱魔法を使った謎解き要素もあり、飽きさせない工夫も見られます。はじめから使える「アーケイン」の他にもいくつか魔法があり、ステージ中の書を見つけることで、新たな魔法を覚えることができます。


攻めれば攻めるほど強力な詠唱魔法を使えますが、倒せない敵が現れた場合は、アクションであることを思い出し、遠距離攻撃で逃げ回りながら攻めてみるのもいい手段です。


まさに「ロリダークソウル」


本作のソウルライクな部分は、システム面や、油断すると雑魚敵にも圧倒される難易度以外にもあります。それは操作性とバランスの良さ。何度倒されてもやり直そうと思える楽しさと、達成感がしっかりと感じられます。

同じ雑魚敵やボスに何度も倒されても、プレイする度に上手くなっていることを実感でき、ソウルライクならではの楽しみを味わうことができました。


システム面のソウルライクな部分についてですが、そのひとつは女神像に祈ることで「セーブ」「アイテム購入」「ステータス強化」を行うことができる点です。アイテム購入とステータスアップには敵を倒して得た「魂素」を使用します。

基本的には倒されても、魂素をロストすることはありません。しかし「呪い効果」が付いたアイテムを使用し、ノベタが呪いにかかった状態で死亡すると、一部の魂素がロストします。拾って入手する回復アイテムなどは呪われていることが多く、女神像に祈ることで解除しなければならないので注意です。ステータスは6項目あり、「生命力」「魔力」「スタミナ」「筋力」「精神」「器用」を上げることができます。


そして忘れてはいけない本作の大きな魅力は、可愛く描かれたキャラクター達。表情やしぐさなどはもちろん、杖での連続攻撃や高所から飛び降りて着地した際のモーションなども、少女らしく、可愛らしく仕上げられています。他にも人形の敵なども登場し、どのキャラクターも丁寧にアニメーションが付けられているため、開発者のこだわりが感じられます。


本作の早期アクセスの期間は1年から2年程度の予定で、現状は全6ステージの内3ステージがプレイ可能となっています。Steamの掲示板を見ると大体3時間程度でクリアしているプレイヤーが多い様です。まだ敵のバリエーションも少ないですが、今後は敵の種類やボスも増える予定です。少しでも気になったら、まず体験版をプレイしてみてください。


タイトル:リトルウィッチノベタ (Little Witch Nobeta)
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年6月24日
記事執筆時の著者プレイ時間:2時間
価格:990円

《うなぎ》
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