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モンスターの大軍団から人類最後の砦を護り抜け!『The Last Spell』【gamescomの気になるデモ版プレイレポ】

「gamescomの気になるデモ版プレイレポ」として、「gamescom 2020」で公開された『The Last Spell』デモ版の内容をお届けします。

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gamescom 2020」では多くのゲームが発表されましたが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり、デジタルイベントとして開催されたため、「映像だけではどんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで本企画では「gamescomの気になるデモ版プレイレポ」として、「gamescom 2020」で公開されたデモ版の内容をお届けします。

今回はCCCPが開発を手掛け、The Arcade Crewよりリリース予定のターン制ストラテジーRPG『The Last Spell』を紹介していきます。

『The Last Spell』とは



本作は、マップを覆うような圧倒的物量のモンスターとの戦いが特徴なターン制ストラテジー。直接的な戦闘の他、稼いだゴールドやマテリアルを使用してバリケードやステータスアップ効果の建物を建設し、人類最後の要塞を護ることが目的です。

本作を開発しているCCCPはフランスのインディー開発スタジオで、15年前からゲームを制作しています。約20人の開発者たちは、価値あるソロRPG作品の開発を目指し邁進中とのことです。

一体どのような内容なのか、さっそくプレイしていきましょう。

敵がやってくるぞ!迎撃位置につけ!



ゲームをスタートすると早くも敵がやってきます。と言ってもこれはターン制ストラテジー、落ち着いてユニットを配備し、迎撃位置へと移動させましょう。キャラクターのマスを左クリックしてキャラクター選択、さらに移動させたいマスを左クリックすると移動完了です。エンターキーを押せばフェーズが終了します。


迎撃準備フェーズが終了し、夜になりました。夜になると大量の敵がやってきます。キャラクターのマスを左クリックしてキャラクターを選択し、1、2、3と数字キーを押すと技が選べます。多彩な技が用意されているので、どんどん敵を倒していきましょう。

戦闘ではアクションポイント、マナポイント、ムーブポイントを消費して行動。アクションポイントとムーブポイントは一ターンごとに全回復しますが、マナポイントは戦闘フェーズが終わらなければ回復しません。細かな技の使い分けが大切になってきます。

防ぎきったぞ、建物を作りさらに要塞化しよう!




市街を守ることができれば報酬を獲得できます。被害を抑えれば報酬量がアップ。獲得した報酬は、建物の建設に使用しましょう、建物はプレイヤーに恩恵を与えてくれます。例えば、民家はゴールドを生産し、鍛冶場はマテリアルを生産します。



キャラクターのパークや装備品も忘れずに整えておきましょう。説明は英語ですが長文ではありませんし、絵もあるので日本人でも苦労することは少ないと思います。


また、このターンではキャラクターに瓦礫を撤去させて、ゴールドかマテリアルの発掘が可能です。建物を建てたりショップでアイテムを買い、夜の襲撃に備えましょう。


この第2夜目前のフェーズからはバリケードを作成できます。操作するキャラクターはムーブポイントを消費することで石壁でも飛び越えられるので、マテリアルに余裕があればどんどん壁を作っていきましょう。基本的に壁を盾に戦うと有利です。


バリケードに加えて、やぐらの作成もできます。もっとも、筆者が使ってみたところあまり有利ではないような気がしましたが……。

さらに多くの敵が襲来!



2日目はさらに多くの敵がやってきます、一撃離脱を心掛けながら壁を盾に戦っていきましょう。また、バックスペースキーを押すと移動を取り消すことができます。重要な操作なので、忘れずに使うと戦闘を有利に進められるでしょう。

このあたりまでくると、そろそろマナやヘルスが不足してくると思います、そんな時はステータス回復効果のある建物を作り回復しましょう。発掘などと同じように、キャラクターを選択して回復が可能に。また、ゴールドに余裕があればinn(宿屋)を建設して、新しいキャラクターを仲間に加えることができます。


さらに強力になった敵の大群がやってきます、新しい仲間やアイテム、そしてプレイヤーの知恵を生かして対処していきましょう!



この後は、防ぎ切ったら建物を建設して迎撃準備、さらに戦闘の繰り返しです。デモ版ではセーブができなかったため筆者は第5夜までで手を止めましたが、想像以上に高難易度で、安定して第5夜まで進行するのに5時間ほどかかってしまいました。

もっとも、第5夜まで安定して進められれば、民家や鍛冶場といった生産設備が継続して恩恵をもたらしてくれますし、仲間も増やすことができます。難易度は比較的高いものの、無理難題といったものではなく適切であると感じました。


本作は敵との戦闘と要塞の強化を繰り返し行いますが、戦闘が終わるとアイテムや経験値を獲得でき、それらを用いてキャラクターと要塞の強化を行うという点で、ハックアンドスラッシュ的ゲームと言えます。キャラクターと要塞を成長させていくのは楽しく、繰り返すことに意味があるため、作業感も心地良いです。


一方で、ストラテジーゲームに重要な視認性には難があります。次第に慣れてはくるものの、大量の敵とステータスバーはマス目を隠し、どの敵に対し攻撃を選択しているのか分からなくなる時もありました。一方、日本語はサポートされていませんが分かりやすい英語ですし、シンボル化された絵がついているので、説明文などを読むのには苦労はしないと思います。

本作『The Last Spell』はスペックの低いPCでも楽しめ、ストラテジーやRPG、ハックアンドスラッシュに興味のある方にオススメできる作品です。

タイトル:The Last Spell
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:近日発売予定
記事執筆時の著者プレイ時間:5時間
価格:不明(デモ版無料)
《大塩》
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