今年もゲームシーンには数多くの作品が登場し、ハードコアゲーマーのみならず世界中の批評家の厳しい視線にさらされてきました。その評価が端的に現れるのが、批評家の書くレビュー記事とその中で作品に与えられる評価スコアです。
本稿では、日頃お届けしている「海外レビューハイスコア」の総集編として、海外のレビューまとめサイトMetacriticに掲載された「メタスコア」の中から、今年のベスト5とワースト5の作品をご紹介します。
紹介する作品の選抜基準は次の通りです。
2025年にリリースされた作品。
最低1プラットフォームで14件以上のレビューを獲得した作品。
再リリースではない作品(Nintendo Switch 2 Edition等は除く)。
それでは、行ってみましょう!
メタスコア ベスト5:GOTY受賞作など堂々たる作品が並ぶ
『Hades II』
メタスコア 95(Metacritic)

・Loot Level Chill
近年最高のローグライト、『Hades II』。プレイヤーは幾度となく叩きのめされるが、そのたびに息を切らしながら「もう一度」と渇望させられるだろう。何時間にも及ぶ白熱のゲームプレイは、壮麗なグラフィック、プレイヤーを惹きつけてやまないキャラクターボイス、そして圧巻のサウンドトラックによって完璧に彩られている。これほど幻想的に描かれた冥界が、いまだかつてあっただろうか。
『Clair Obscur: Expedition 33』
メタスコア 92(Metacritic)

・GamingTrend
『Clair Obscur: Expedition 33』の素晴らしさは、言葉では言い表せない。息を呑むような世界観、感動的で真摯なストーリー、奥深くセンセーショナルなターン制戦闘、そして受賞に値するサウンドトラック。本作のあらゆる要素が完璧な調和を成している。この壮大な冒険は、新進スタジオの記念碑的なデビュー作であり、Sandfall Interactiveが贈る真の傑作だ。
『Blue Prince』
メタスコア 92(Metacritic)

・PC Gamer
私は『Blue Prince』のことが大好きなので、これから1,500語程度を費やして本作について可能な限り多くのことを“語らない”つもりだ。数々の謎やパズルを解き明かすには予備知識がほとんどない状態でプレイするのが一番である。私はゲームをクリアした後もいくつかの謎やパズルに取り組んでいる。動画を見るな。答えをググるな。このレビューすら読み終えるな。ただプレイするんだ。
『スプリット・フィクション』
メタスコア 91(Metacritic)

・TechRadar Gaming
Hazelight Studiosのトレードマークであるストーリーテリングが随所に盛り込まれた、リニアでありながらやりごたえのあるプラットフォーマーに、魅力的なミニゲームの数々が詰め込まれている。随所に散りばめられているポップカルチャーの引用は、プレイヤーの目を楽しませ、ユニークなひねりを効かせつつ、ゲームの黎明期を懐かしく思い出させてくれる。
『ドンキーコング バナンザ』
メタスコア 91(Metacritic)

・Areajugones
『ドンキーコング バナンザ』は、ニンテンドースイッチ2の最高傑作のひとつとなる可能性を秘めた、プレイ必須の逸品だ。ニンテンドー64の黄金時代を彷彿とさせる本作には、ノスタルジックな魅力、人を惹きつける楽しさ、そして見事なレベルデザインがあふれている。これがスイッチ2の未来を垣間見るものだとしたら、私たちはとんでもないものを手に入れたことになる。
メタスコア ワースト5:低評価作品の中には意外な名前も?
『MindsEye』
メタスコア 37(Metacritic)

・The Jimquisition
稚拙に作られ、不器用にデザインされた『MindsEye』は、オープンワールド作品のコスプレをすることで自滅している。気前よく“ワールド”と呼んだ生気のないダンボール作りの領域は積極的に閉鎖されており、サンドボックスのような外見も本当に恥ずかしいほど特徴のないカバーシューターのための必死で薄っぺらな装飾にすぎない。
『たまごっちのプチプチおみせっち おまちど~さま!』
メタスコア 43(Metacritic)

・Vandal
『たまごっちのプチプチおみせっち おまちど~さま!』は、魅力的なビジュアルや豊富なテーマを備えている。しかし、あまりに単純で単調なミニゲーム、膨大な登場キャラクターとの希薄な交流、そして有意義な進行要素や報酬の欠如が作品の評価を下げている。低年齢層のシリーズファンにさえ、本作を勧めるのは困難だと言わざるを得ない。
『Captain Blood』
メタスコア 50(Metacritic)

・Checkpoint Gaming
『Captain Blood』の開発経緯は数奇な物語として楽しめるが、製品版の仕上がりについては何一つ評価に値しない。本作は他のハックアンドスラッシュ作品の醍醐味を再現できておらず、特筆すべき革新性も皆無だ。単なる懐古趣味の産物としても、精彩を欠く戦闘や活気のない世界、さらには全編に蔓延する不具合によって、常に自らの足を引っ張っている。
『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』
メタスコア 51(Metacritic)

・Combo Infinito
『HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT』は高品質で知られる制作スタジオとは対極的に、残念ながら低品質ぶりを露呈した。全体的なアイデアは良いものの、絶えず噴出する問題にプレイヤーは不満を感じている。キャラクターは少なく、ロールバックネットコードはまともに機能せず、ストーリーモードは精彩を欠き、作品からは低予算臭がにじみ出ている。それに加えてフルプライスであり、何もかもがあるべき姿ではない。失敗作だ。
『Nintendo Switch 2 のひみつ展』
メタスコア 54(Metacritic)

・Destructoid
前世代機には『ARMS』や『1-2-Switch』といったゲームが新たな技術を披露してくれたが、本作はそれらと無料の技術デモの中間のような、微妙な立ち位置を背負わされている。もしこれが無料のプレインストールソフトであれば、印象も全く違っただろう。ただ残念ながらこれは単体の製品として販売されている。今後このような方向性が定着しないことを祈るばかりである。
今年リリースされた作品のメタスコアはMetacriticの一覧ページからまとめて確認できます。気になる作品がある方はぜひチェックしてみてください。
果たして2026年はどんな作品が登場し、ゲームの歴史を塗り替えていくのでしょうか。「来年のことを言うと鬼が笑う」と言いますが、今から楽しみでなりません。
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