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裸一貫、いつかは王朝経営も! じっくり系中世オープンワールドサバイバル『Medieval Dynasty』【爆速プレイレポ】

発売からなるべく早いプレイレポートをお届けする爆速プレイレポ。今回は、1人の男からスタートして何世代にも渡る王朝経営を目指す『Medieval Dynasty』です。

連載・特集 プレイレポート
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2020年9月17日にRender CubeとToplitz ProductionsよりPC向けにリリースされた『Medieval Dynasty』について生の内容をお届けしたいと思います。



『Medieval Dynasty』とは


中世初期のヨーロッパを舞台にしたオープンワールドサバイバルゲーム。戦争から逃れてきた1人の流れ者からスタートし、人々と交流し、名声を得て最終的に何代にも渡る大きな王朝を作り上げることが可能な作品です。


裸一貫から木を切り、小さな家から始める生活はじっくりながら着実に自身の進歩を感じられる楽しいもの。王朝を作り上げるために邁進することもできますし、あくまで自由な生活を満喫することも可能な作品です。

『Medieval Dynasty』の実内容に迫る!


物語はのどかな牧場で平和に暮らしている主人公家族の風景から始まります。しかし、その平和な生活もある日起こった戦争により、一日ですべてが失われてしまうのです。両親の犠牲によって逃れた主人公。どうしたらいいかわからず途方にくれている時、ふと、戦争とは縁がない平和な北の土地に住んでいる伯父「ローダン」の話を思い出します。



新しい生活を決意し、伯父の住んでいる土地にたどり着いた主人公。そこで出会った領主「Uniegost」により、ローダンがすでに盗賊に襲われて亡くなって随分経っているということが判明します。偉大な建築家で商人だったローダンの友だったというUniegostは、その親戚である主人公に対して「この土地で新しい生活をはじめないか」と提案を持ちかけます。

Uniegost曰く、領主である自分に税金さえ払ってくれたら自分だけの村を作って良いとのことです。提案を快諾した主人公にひとつのハンマーが渡されます。それは、偉大な伯父がかつて使っていた「新しい家を建てて始める生活にはこれ以上ない贈り物」のようです。


すべてを失い、その手に持つのは偉大な叔父のハンマーひとつ。ちっぽけな男が王朝を建てるまでの長い長い生活が始まります。


王朝の第一歩! 最初の家造り


とにかく最初に自分が住む家を建てなくてはいけません。まずは周辺を探索して石や木の枝を集めて石の斧をクラフトして木材を集めます。資材も集まりいよいよ家の建築にかかりたいのですが、ここで重要なのがUniegostの提案。彼は「税金さえ払えるなら自分の土地を持っていいよ」といいました。これは「自分の村に住んでいいよ」ということではなく、お前だけの村を作っていいよということなのです。無情にも村の近くでは権利を主張され、家を建てることができません。

世間とは厳しいものです。

両親が死んで頼りにしてきた叔父もいないという青年に対して厳すぎる……と思いつつも逆らえるはずもなく土地探しを開始。川に沿って移動していると、森と草原と水場に恵まれた土地を発見しました。最初の村からそこまで遠くないですし、対岸に渡るための橋も近くにかかっていて好条件です。

本作の建築物はすべて基礎を作り、リソースを消費しながら壁や屋根の部位を細かく作り上げていく方式です。建築のためにはハンマーを使うため、ここで叔父の遺物が役に立ちます。木材は、伐採したり木の枝を拾ったりして手に入るのですが、少し見た目がわかりづらいのは「straw(わら)」の所在。水場にあるとは説明されたのですが最初は苦労するかも知れません。資材集めに奔走し、一日かけてようやく自分の家が完成しました。


ワークショップを作れば作れるものが増えます。
後には村人の仕事場にもできます。

ここからは食料を集め人々と交流し、なにより生き残ることを考えなくてはなりません。

サバイバルの基本! 己のステータスを知ろう


本作の基本的な消費ステータスとして「体力」「空腹」「のどの乾き」があります。これらは食料や薬草を食べることで回復できます。水はこの世界ではどこの水場でも安全に飲むことが可能です。そのほか、ダッシュや採掘などで消費する「スタミナ」、生活するとたまっていく「体の汚れ」などのステータスもあります。

また、採集やクラフトを行うことで貯まる経験値によって2種類の要素が解放されていきます。ひとつは個人用のスキルで、罠設置数を増やしたりスタミナ消費を抑えたりする生活に有用なもの。もうひとつは「テクノロジー」で、自分の王朝用の新しい建物や鋳造が可能になるもの。また、テクノロジーが進むとお金を消費して新しい道具のレシピを購入可能になります。経験値は「採集」「狩猟」「建築」「交渉」など細かく分かれているため、プレイヤーはさまざまな行動をすることが求められます。


最初の建築技術を上げればシャベルを製作可能に。
これで粘土を掘れるようになります。

また、本作で大切な要素が「名声」です。これは個人の名声ではなく、自身の建設する「村の名声」です。基本的にはクエストをすることで上がり、犯罪行為などをすると下がってしまいます。名声が上がると村の規模を大きくすることが可能となるため、積極的に上げていきたいところです。なお、名声がマイナス1万に達すると追放されてゲームオーバーとなります。


清潔にするための水桶。
汚れは人に嫌われますよ。

とはいえ名声よりもまずは生き残ることが最優先。まず重要になるのは食料の確保です。

始まるサバイバル! 四季を理解して生き残れ


本作は初期状態でかなりお腹が空きやすい作品のため、食料を安定して集める必要があります。基本的は食料となるのは「自然の恵み」です。四季の概念がある本作では、季節ごとに手に入るアイテムが異なります。例えばゲームスタート時の季節は春で、落ちているキノコは安全に食べられます。しかし、秋になると毒を持ったキノコも混じり始めます。本作の季節はゲーム内時間で3日間すぎると次の季節に移り変わります。

アイテムの所在がわかる「inspection mode」
スキルによっては足跡や植物の位置もわかるスグレモノです。

また、武器を作り鹿やイノシシなどの野生生物を狩猟するほか、罠を作ってウサギなどを捕らえることで肉を手に入れることも可能。肉は焚き火で焼くことで安全に食べられます。家を建てれば鍋を使った料理もできるようになります。料理には野菜が必要となるため、自身で栽培するか村人から買い求める必要があります。


サバイバルゲームの焼肉は生きてる実感が湧くなあ。

もちろんお金があれば村人から直接食料を買い求めることも可能。お金を稼ぐためには木の枝や毛皮など、生活で手に入れたものを売りさばくのが基本です。春から秋にかけて自生する薬草は季節ごとに復活するありがたいリソースのためまとめて売れば小金稼ぎにはもってこいです。ただし冬になると一切の植物が収穫できなくなるため、多少は自分の手元に残しておくのを忘れないようにしてください。

野菜の栽培に関しては今のビルドではおすすめしません。畑作り自体は簡単なのですが、収穫を得るための肥料が手に入りづらいこと、穀物などの場合は脱穀できる施設を建設しなくてはならないこと、収穫用の鎌を600金貨で買い求める必要があることなど、初期費用があまりに大きいのです。季節を乗り越えて野菜を収穫する喜びはあるのですが、自然の恵みが豊富な本作では生き残るためだけなら農業を始めるメリットがない現状です。



「石のナイフ」は高値で売れるためおすすめ。
冬のやることが少ない時期にこういうので儲けましょう。

王朝設立の第一歩! 人々と交流しよう


本作にはチュートリアルとなるメインクエストのほか、季節ごとに村人から受注できるサブクエストがあります。基本的には「木材持ってきて」「周りの獣を退治して」などの簡単なものです。クリアすることで名声を獲得可能。本作では名声を稼ぐ方法が少ないため、季節ごとに確実にクリアする事が重要です。

領主Uniegostなど特定のキャラクターは数年規模になるサイドクエストを持っています。これも基本的にはお使いなのですが、次の目標が「来年の夏」になるような先の長いものばかりです。定期的にジャーナルを確認して季節を逃さないように注意しましょう。

また、村人とは一般会話で好感度を上げることも可能。独身女性の場合は一定以上の好感度にすることで「Affection(愛情)」というステータスが出現します。本作では女性と結婚し、子供に王朝の経営を引き継がせることもできるためか、メインクエスト目標に「女性と仲良くなる」があるくらい大事な要素です。なお、会話は毎日行うことができるので多くの村人と交流するのを忘れないようにしましょう。



メインクエストを3章までクリアすることで、自分の村に村人を勧誘できる名声を得ることができます。いよいよ村の経営が始まるのです。

村の経営は楽じゃない! 村人を適切にマネジメントせよ


自分の村の住人は、マップ上にいるキャラクターを直接勧誘することで増やすことができます。勧誘には「自分への好感度」と「王朝の名声」が一定以上必要。条件さえ揃えば意外なくらいあっさりと移住を決意してくれるのですが、ここからの管理も大変です。


まず、この世界の村人は初期状態で自力での食料の確保ができません。そのため、まず必要になるのが「食料貯蔵庫」です。貯蔵庫のチェストに食料を入れておくことで村人は勝手に資源を消費していきます。リソースが足りない場合は村人の機嫌が悪くなり、最悪の場合は逃げられてしまうため注意が必要です。

また、マネージメント画面を使用して村人に仕事を与えることも可能。仕事には「対応した建物」「仕事用資材」を用意する必要があります。不足しているものはマネージメント画面で「この建物に木材が足りない」などの情報をくれるため、維持はそこまで難しくないと思います。条件が揃えば村人は勝手に働きはじめ、資材集めや生産などを行ってくれます。

こうして個人から集団の生活が始まりました。基本的にこの先は「クエストで名声を稼ぐ→村を拡張する」の繰り返しです。規模が大きくなり村人が増えれば収穫と生産を村人に任せ、生産物を他の村に売って資金を稼ぐこともできるようになるのです。



ところで最初にUniegostから提案されたときの「税金」ですが、毎年春になると納金クエストが発生します。納税額は自分の王朝の規模により決定し、払わなかった場合は大きく名声を落とすことになるので注意しましょう。納税額はマネージメント画面からいつでも確認可能なので、手持ちのお金が少ない場合は夏の終り頃から金策を考えておくと安心です。




ここまで紹介してきた『Medieval Dynasty』ですが、早期アクセスながらシステムやストーリークエスト周りのゲームプレイ部分はかなり完成している印象です。ほぼ裸一貫のような状況から始まるサバイバルも、丁寧なガイドや行動結果がテクノロジーにつながるシステムのおかげで「次に何をすればいいのか」がわかりやすくなっています。もちろんオープンワールドらしく、クエストや街づくりを無視して冒険や金稼ぎ、犯罪行為などを行える自由度もしっかりと備えています。

今回のプレイレポでは13時間ほどかけ、ゲーム内で約1年半ほど経過してようやく自分の村に1人住民が定着しました。ここからさらにクエストをこなして名声を得て、複数の住民に生産と採集などを仕事として割り振れるようになるのはまだまだ先の話です。ちなみに本作は仲良くなったキャラクターと結婚して子供にプレイを相続することなども可能で、本格的な大きな自分の村にするためにはかなり長い年月を必要とする作品です。

この村をいつか大きくしたいなあ

早期アクセスは発売後およそ6ヶ月を予定。クエスト関係の強化のほか、釣りや乗馬、養蜂やアルコール生産などのスキルも組み込まれる予定です。また、現在は危険な存在はオオカミなど野生生物しかいませんが、製品版までに盗賊との戦闘も組み込まれていくようです。叔父であるローランが盗賊に殺されたという過去があるため、ストーリーに関わる部分になるかも知れません。

決して派手ではない本作ですが、季節の経過が3日という絶妙な時間がプレイ感覚の新鮮さを保ちます。厳しい冬も耐えればすぐ終わるため、遊びやすさを大切にしているなという印象です。その分名声などの上がり方は非常にゆっくりな本作。地に足をつけ、自身の強化と村の経営などを長い目で楽しみたいじっくり系のゲームが好きなプレイヤーであればきっと楽しめる作品だと思います。

休む豚。かわいい。
お金を稼げば村から家畜も購入できます。


タイトル:Medieval Dynasty
対応機種:PC(Steam
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年9月17日
記事執筆時の著者プレイ時間:13時間
価格:3,090円



《Mr.Katoh》

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