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今度の舞台は月の地下世界!死んで覚えるローグライクACT続編『Spelunky 2』【爆速プレイレポ】

発売からなるべく早いプレイレポートをお届けする爆速プレイレポ。今回は、地下を突き進むローグライクアクション続編『Spelunky 2』です。

連載・特集 プレイレポート
今度の舞台は月の地下世界!死んで覚えるローグライクACT続編『Spelunky 2』【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2020年9月29日にBlitWorksとMossmouthよりPC向けにリリースされた『Spelunky 2』について生の内容をお届けしたいと思います。



『Spelunky 2』とは


2008年にリリースされたローグライクアクション『Spelunky』の続編。プレイヤーはランダム生成されるさまざまなギミックやモンスターが待ち受けるダンジョンを舞台に、宝を集めながらダンジョンの奥深くを目指して進むことになります。


続編となる本作では基本的なルールはそのままに、モンスターやNPC、アイテムなどを大幅に追加。また、これまで存在しなかったマップ裏のエリア「エクストラディメンション」が追加されたことや新アクション「動物に乗る」が追加されたことで、これまで以上にステージ内の行動の幅が拡がっています。

『Spelunky 2』の実内容に迫る!


本作の舞台となるのは『Spelunky』で前作主人公が「オルメカの洞窟」から脱出してから15年後。前作主人公の娘で、今作主人公の「Ana」は「生まれながらの冒険者」としての素質を持っており、冒険者である両親からの愛を受けて健やかに成長していました。


しかし、Anaが5歳のときに父親である前作主人公は「月のオルメカ像」の夢を見るようになります。やがてその夢の好奇心に勝てず、両親は月へ旅立ってしまいます。そして、すぐ戻ってくると言っていたにも関わらず両親が帰ってくることはありませんでした。

それから10年ほど経ち、月に1隻の宇宙船が降り立ちます。成長したAnaが行方不明となっている両親を探すために追いかけてきたのです。見つけた洞窟にあるチュートリアルダンジョンで最低限の基本を学びながら、両親の残した冒険手帳と鍵を見つけてダンジョンへ入れるようになったAna。いよいよ月を舞台にした両親探しと冒険の旅が始まります。




冒険の基本は己を、地形を知ること!


本作のルールは、ゴールを目指すステージクリア型のライフ制アクションゲーム。プレイヤーは通常攻撃のムチのほか、落ちている石や鍵などを持ち上げることが可能です。持ち上げたアイテムは投げることで攻撃にも使えるため、使えそうなものはとりあえず拾っておくのがポイントとなります。

また、主人公は初期状態で爆弾とロープを4つずつ所有しています。爆弾は地形破壊に、ロープはジャンプで届かない上下の安全な移動に利用可能。消費アイテムはダンジョン内の木箱で拾えるほか、ショップでも補充できます。基本的に惜しみなく使うことで生存確率を高められるアイテムですが、最低1つずつは確保しておかないとステージ構成次第でクリアが困難になる可能性があるので残数には気をつけましょう。




ステージ内には敵や罠のほか、ツボなどのオブジェクトも存在しています。これらは拾って武器にできるほか、ムチで壊すことも可能。中には金塊などのお宝のほか、モンスターが隠れていることもあります。キャラクターが重なった状態で中身がモンスターだった場合はダメージを食らうので要注意です。また、ステージ内にある「人面のツボ」はダイヤモンドが必ず入っている美味しいオブジェクトですが、壊すことでマップ内に即死判定を持つゴーストが登場するようになるため、なるべくゴール近くまで運んで壊すのがおすすめです。


なお、プレイヤーはダンジョン内でライフをすべて失うことでゲームオーバーになります。本作の基本的な体力回復手段はダンジョン内に配置される主人公の相棒犬「MONTY」をゴールまで連れて行くクリアボーナスくらいです。体力は初期の4以上にストックできるため、ダンジョンではなるべくMONTYを探すのを優先しましょう。ランダム地形のため見つけた相棒が土の中に隔離されている状況なども起こってしまいますが……。


ダンジョン内は探索しなければならないものだらけです。探せば探すほど恩恵を得られるのですが、3分を過ぎた場合もゴーストが登場するので注意しましょう。


ある程度ステージを進めるとショートカットを製作可能。
解放すれば先のステージから開始可能になります。

ダンジョン内は危険だらけ!


もちろんダンジョン内にはさまざまな危険が待ち受けています。こちらを追尾してくるコウモリや下にいると襲いかかってくるクモなどのほか、ムチ攻撃だけでは簡単に倒せない高体力の「CAVE MAN」などが存在しています。強力な敵は気絶状態となることがあり、起き上がるまでに持ち上げて投げることも可能です。


ステージで登場する罠には近づくと矢を発射する「アロートラップ」や頭上から降りかかる「スパイクボール」、触るだけでダメージになるトゲブロックなどが存在しています。罠は敵や地形にも影響を及ぼすため、上手に利用することでプレイヤーの味方にもできる存在です。

序盤はとにかくアロートラップが一番の驚異になるかもしれません。罠は矢が一発しか撃てないため、石などを投げ込むことで安全に通過できます。罠や敵対策にも、かならず探索中には石などを持っておくのをおすすめします。

矢は2ダメージを喰らうため大変危険。

一番安全なのは先に起動してしまうこと。

そして本作で新たな要素として「液体の物理がリアルになった」という点があります。これは主に2面の溶岩ステージで驚異となり、壊れた地形に溶岩が流れ込むと先に進めなくなることもある危険な要素です。こちらが注意していてもモンスターや野生生物が引き起こした事故でカオスな状況を引き起こすことも珍しくありませんが。

どうしたらいいんだ。

とにかく本作の基本は「ステージをよく見ること」です。方向キーの上下を押し続けることで少し先の地形を見ることができます。周りの安全を確保したら必ずチェックする癖をつけましょう。


プレイヤーの冒険を助けるアイテムやペット!


ステージ内にある宝箱やショップからは、プレイヤーの探索を助けるアイテムが入手可能です。踏みつけダメージ増加「スパイクシューズ」、安全に着地が可能になる「パラシュート」、短距離ワープが可能になる「テレポーター」などのユーティリティアイテムのほか、ショットガンやクロスボウなどの武器が存在しています。

アイテムとしては地形を掘ることが可能な「ツルハシ」、地形に隠れている宝石の位置がわかる「メガネ」のセットが非常に強力。ツルハシの使用回数まで宝石を集めれば確実に黒字になるため、セットで売っていた場合は狙うのがおすすめです。なお、宝石の位置がわかるアイテムは金の鍵を使って開ける宝箱の中身「ウジャトの眼」でも代用できます。


宝石はひとつ1000以上の価値があるので非常に美味しい。

また、今作からの新要素として「ペット騎乗」システムがあります。ダンジョン内で「七面鳥」「ROCK DOG(火を吹く犬)」「ウーパールーパー」などを見つけ、飼いならすことで騎乗可能になります。ペットは種類ごとに様々な効果を持っており、ROCK DOGならば火を吹いて敵を攻撃することができます。また、多くのペットは騎乗時に2段ジャンプができるようになるため、探索の大きな助けとなります。

ちなみに七面鳥が登場するステージには「七面鳥を集めてくれ!」と困っているNPCヤンが登場することがあります。ステージに散らばっている七面鳥をすべて集めると報酬を得ることができますが、七面鳥は「あること」をすることで貴重な体力回復アイテムとなるので、返さないのも選択肢のひとつです。


焼いたお肉は美味しいですよね。

ショップはアイテムが購入できるものやギャンブル、特殊チャレンジや隠しショップなどさまざまな種類が存在。ちなみにすべての店で「強盗」もできるので、準備が万端な場合は狙ってみてもいいかもしれません。


泥棒は当然怒られますよ。



ここまで紹介してきた『Spelunky 2』。難易度の高いローグライクアクションだった前作の魅力をそのままに、コンテンツの拡大でよりゲームのリプレイ性に磨きがかかった印象です。操作が軽快ながらマップを読む戦略性もあるため、やりごたえのアクションを遊びたいゲーマーには是非おすすめです。

どれだけ慣れたつもりでプレイしていても、ちょっとの油断や欲が原因であっという間にゲームオーバーになってしまいます。開発側もさまざまな死因に対する専用テキストを用意しているため、とんでもない事故が起こってしまってもなんとなく楽しく次に挑める作品です。



死因はさまざま。

ゲームプレイで解放されていく使用キャラや、ゲームのクリア速度を競うスピードランモードなどやりこみ要素も満載。他のプレイヤーと協力や対戦を行うオンラインマルチプレイヤーも後日実装予定で、PS4版とのクロスプレイも予定されています。




生贄を捧げることでアイテムをくれる祭壇。
心は痛むけどアイテムは美味しいですね。

タイトル:Spelunky 2
対応機種:PS4/PC(Steam
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:PC版2020年9月29日/海外PS4版2020年9月15日
記事執筆時の著者プレイ時間:5時間
価格:2,050円



《Mr.Katoh》

酒と雑学をこよなく愛するゲーマー Mr.Katoh

サイドクエストに手を染めて本編がなかなか進まない系。ゲーマー幼少時から親の蔵書の影響でオカルト・都市伝説系に強い興味を持つほか、大学で民俗学を学ぶ。ライター活動以前にはリカーショップ店長経験があり、酒にも詳しい。好きなゲームジャンルはサバイバル、経営シミュレーション、育成シミュレーション、野球ゲームなど。日々のニュース記事だけでなく、ゲームのレビューや趣味や経歴を活かした特集記事なども掲載中。

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