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『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』開発者により注目の最新情報が語られたメディア向けブリーフィングをレポート!

『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』のメディアブリーフィングが実施されました。本稿ではそこで触れられた『ワイルドリフト』の魅力から、PC版との違いなどをお届け。

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『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』開発者により注目の最新情報が語られたメディア向けブリーフィングをレポート!
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Riot Gamesによる、iOS/Android向け『リーグ・オブ・レジェンド』である『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』(以下ワイルドリフト)のメディアブリーフィングが実施されました。本稿ではそこで触れられた『ワイルドリフト』の魅力から、PC版との違いなどをお届けします。なおメディアブリーフィングでは、『ワイルドリフト』デザインディレクターのBrian Feeney氏(Riot FeralPony)が直々に説明を行いました。

『ワイルドリフト』とは?



『ワイルドリフト』は、『リーグ・オブ・レジェンド』の持つ多様な戦略性や多彩なチャンピオンをベースとしつつも、よりプレイしやすいものにと考えられています。各プラットフォームに対応させるために全てを1から作り直しており、UIも完全に新しく、追従性や操作性の向上を感じているそう。マップも試合の展開速度に合わせて作り直され、長期的な運営に向けたデザインになっています。Riot Gamesは『ワイルドリフト』を、『LoL』プレイヤーとその友人、さらに新規プレイヤーのための作品にしたいといいます。

『ワイルドリフト』のチームは、150名以上のライターと全世界の数百人のパートナーで構成。PC版の『LoL』を10年以上担当した開発者に、モバイルと家庭用ゲーム機の専門家、そして世界的なアーティストとアニメーターが含まれています。『ワイルドリフト』の目標は新しいプラットフォームで最高の『LoL』体験を生み出すことであり、このゲームをコミュニティとともに作り上げていきたいと語ります。

PC版とは少し異なる『ワイルドリフト』


『ワイルドリフト』はPC版『LoL』をベースとはしているものの、ユーザーの声や遊びやすさの向上といった点を中心に、様々な変更が加えられています。

■チャンピオン


チャンピオン追加の方針はプレイヤーの意見を取り入れつつ、少し狭くなったマップや操作性に適合したもので、技術的限界を図るためヤスオやゼドが用意されています。ボタン配置上の制限や操作性の改善、ゲームデザインへの適合などを考え、全員にアクティブスキルも用意。一方、試合終盤の勝敗を決定づけるようなロマン要素も必要だと考えているとのことです。

■ゲームプレイ


5人でチームを組んで敵チームのネクサスを倒すという目的は変わりません。レーンは3つで、「ソロ」「ミッド」「デュオ」とその間にあるジャングルと、PC版プレイヤーでも慣れ親しんだ配置。『LoL』とは似ているものの異なる作品になっており、モバイルやコンソールに最適化されている点が大きな特徴です。

マップはPC版の「サモナーズリフト」と比較すると少し小さく、レーンが3本とジャングルがあり、インヒビターとネクサスタワーがありません。各種ドラゴンのバフも少し調整が入っており、オーシャンドレイクのバフは、物理&魔法ダメージで体力吸収といった変更が一番大きいでしょう。

PC版のプレイヤーからはサモナーズリフトのプレイ時間を短くして欲しいという声もあるようですが、ゲーム性を損ねるほどにはしたくないと考えているとのこと。また、『ワイルドリフト』独自のアイテムも追加していますが、ジャングル専用・サポート専用のアイテムを廃止。アイテム購入はクイック購入というシステムを追加し、より購入に時間をかけずに済むようになっています。


ブーツエンチャントはどのブーツにも全てのエンチャントを装備でき、ゾーニャの一時無敵効果が付与されるステーシス、チームにシールドを付与するロケット、移動速度を上昇させるグロリアス、そして短距離ダッシュのプロトベルトの4種が用意。また、初心者に難しいラストヒットも逃した場合でも付近にいれば多少ゴールドをもらえるように変更され、ラストヒットを取れる状態になるとミニオンのHPが白くなり、より目で見てわかりやすくなりました。

新規プレイヤーや初心者がプレイしやすくなるよう新しく改善されたチュートリアルが追加されたうえ、ゲーム内経済にも手を入れ、長時間プレイしなくてもチャンピオンを入手できるようになったといいます。

■コントロール

左側に移動、右側にアビリティボタンが配置されており、右側の一番大きいボタンは攻撃ボタン。その横にあるのがミニオンやタワーを優先的に攻撃するためのボタンと、それぞれの手にアクションが集約されています。右スティックで敵を狙うとインジケーターが黄色くロックオン状態になり、アビリティを発動してもロックが継続されるそうです。ゲーム内カメラには新機能が追加され、セミロック機能という、カメラの中心を大きくずらせる機能をはじめ、様々な追加機能や修正が施されています。

■ゲームシステム


最初の数レベルは、レベルアップごとに新しいチャンピオンを獲得できます。ランクシステムはLv10から開放され、ソロもしくはフレンドとプレイでき、4人プリメイド以外の1/2/3/5人でキューを入れることが可能に。また、ランクシステムはより細分化され、プラチナとダイアモンドの間に新しく「エメラルド」ティアが追加されます。

アイアンからプラチナまでは、勝利すると獲得、敗北すると「ランクマーク」1つを失う、よりわかりやすいシステムに変更されています。ダイアモンド以降はPC版に近いシステムを採用しているとのことです。

■スキン

スキンはPC版とほぼ変わらず、スキン独自のセリフなども導入予定だそう。そのほか、プロフィールなどにも導入を考えており、将来的には『ワイルドリフト』の独自スキン導入も考えているとしています。クローズドベータで導入されている独自コンテンツとしては、お気に入りのエンブレムでサモナーズリフトを飾れるリフトエンブレムと、倒した敵に小物を投げつけて自分の優位をアピールできるバブルがあります。

マネタイズの基本方針として、課金者が優位にならないということを守る一方、課金をしたくないユーザー向けに「ポロコイン」という通貨も実装。PC版に時間やお金を費やしてくれたユーザーへ感謝を示すため、時間や金額でスケールする報酬を用意してあり、事前にアカウントをリンクしておけば受け取ることができるといいます。

質疑応答


最後に、ブリーフィングにて行われた質疑応答の内容をピックアップしてお届けします。

  • プロリーグの運営予定は?:e-Sportsに関してはまだ決めきれていません。発表できることがあり次第、随時していきたいと思っています。
  • レーンの名称がソロ/ミッド/デュオに変更された理由は?:カメラローテーションの都合で名前を変更しました。プレイヤー操作は左下から右上に行くようにしなければならず、ブルー・レッドサイドにかかわらず、同じ操作ができるよう、呼び方を変えました。ドラゴンレーンやバロンレーンといった名前も考えましたが、シンプルさを優先しました。
  • Riot APIの公開予定は?:現時点で発表できることはなにもないですが、今後公開する予定はあります。
  • アップデートでアイテム性能が変更されるといったものはワイルドリフトでもある?:「はい」であり、「いいえ」。100%同じにするわけではありませんが、重要な部分に関しては揃えていくためにアップデートをしていきます。

『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』は、基本プレイ無料で現在クローズドベータを実施中です。
《kuma》

kuma

作詞家/作編曲家/元Esports競技勢。FPS、アクションRPG、シミュレーター系が主食。ハードウェア・ソフトウェアレビュー、インタビューなどをやっています。

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