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誘拐犯との命を懸けたかくれんぼサバイバル『Escape until Friday』緊張感溢れる密室で息を潜めて脱出を図れ【爆速プレイレポ】

謎に満ちたプロットと緊張感ある逃亡劇が特徴的な一人称アクションサバイバル『Escape until Friday』のプレイレポをお届けします。

連載・特集 プレイレポート
誘拐犯との命を懸けたかくれんぼサバイバル『Escape until Friday』緊張感溢れる密室で息を潜めて脱出を図れ【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は、2020年10月3日にPoly anchor studioからPC向けにリリースされた『Escape until Friday』について生の声をお届けします。本作は2019年5月よりSteamで早期アクセスがスタートしていましたが、今回製品版がついにリリースされました。謎に満ちたプロットと緊張感ある逃亡劇が特徴の本作の見どころをお伝えします。



謎に満ちたプロット


本作は狭い屋内で誘拐犯と繰り広げられる、緊張感ある逃走劇が中心の一人称サバイバルアクションです。周囲に全く人気のない森の中にある家屋の地下室で、主人公の女性が目覚めるところから物語が始まります。目前にあるのは窓のない部屋と食料として与えられた缶詰、そしてなぜか犯人から持たされているスマートフォン。そこに犯人からメッセージが送られてきます。「お前は重い罪を犯した。まもなく罰せられる」。しかし、主人公には記憶がありません。プレイヤー視点でも主人公が誘拐されるまでに何が起きたのかという導入は何もないため、全く手がかりのない謎に満ちた状態でスタートします。



「次の金曜日に、犯した罪の報いとしてお前は罰を受ける。ただし、今しばらくの間自らの行いについて反省する時間を与えよう。もし思い出すことができればだが」。その罰とは「死」であると犯人は主人公に告げます。誘拐犯の口ぶりからするとどうやら二人はもともと知己のようですが、プレイヤー視点では推測を重ねていくことしかできません。

狭い室内での緊張感あるかくれんぼゲーム


本作を端的に言うと、誘拐犯と一対一のかくれんぼゲームです。目的はタイトルが示すとおり「金曜まで逃げ続ける」こと。しかし、実際に金曜が来ると犯人に射殺されゲームオーバーになってしまうため、それまでに閉じ込められている地下室のダクトから外へ出て、見つからないように家の中を探索。キャビネットや机、ゴミ箱の中にランダムで配置されるアイテムを回収しながら、脱出路を探らなければなりません。

一人称ながら操作キャラクター自身の姿が見えます。女性のようです。

ベースにある「かくれんぼ」というゲーム性はシンプルなものの、探索過程の難易度は高めに感じました。犯人の行動が読めないことに加え、何よりも舞台となる家が非常に狭いという特徴があります。家屋は一般的な2階建てで、2階へ進む階段は1つのみ。しかも上階の部屋は最初ほとんどがロックされており、袋小路になる場所も存在しています。また、一部を除きアイテムは日ごとにランダム配置されるため、必要なアイテムの入手難易度が毎回大きく変動し、脱出には多分に運が絡んできます。

子ども部屋と思しき場所も…。

犯人は常に家のなかを巡回していて、主人公を発見すると追跡してきます。捕まってしまうとその場で殴り倒されて地下室へと連れ戻され、その時持っていたアイテムは没収されて強制的に次の日にちへ。そのため、いかに見つからずアイテムを集めていくかが鍵となります。



犯人の動きはランダムのようなので、足音から距離感やだいたいの場所を把握します。FPSなどをプレイして足音をよく聴き分けている方はさくさく進めるかもしれません。ただ、主人公自身の足音も非常に大きく、犯人の足音が聞こえづらいことも。しかしそれが逆に、焦りと不安感が混ざりあった奇妙な緊張感をもたらします。


また、犯人は目視以外にもこちらの足音やアイテムを物色する際の物音を知覚するようですが、具体的にどの音にどの程度の距離で反応しているのかまでは把握しれきませんでした。特定のオブジェクトを操作しているとその音に反応する場合もあるようです。そのため気づかないうちに察知されて、いきなり真横にいて捕まってしまうことがありました。筆者は怖がりなので、そういうときはリアルで思わずびくっとしたり「うわぁ!」と声をあげてしまいました。


家のなかには隠れられるダクトやクローゼットがあるため、それらを駆使して犯人の追跡をかいくぐっていきます。ただ、直接的に何が原因で発見されているのかわからない場合も多く、狭い屋内ということもあって、発見された状態からの逃走が難しい場合や地形的に詰んでいる場合もしばしば。基本は見つからないようにひっそりと隠密活動するステルスアクションといったところでしょうか。犯人との鬼ごっこを目的にするのは難しい印象です。上記のようなランダム性ゆえに単調さを感じず毎回異なるパターンでプレイでき、見た目以上に奥の深いゲームです。


筆者個人はゲームプレイの観点よりも謎に満ちたプロットが特に気になります。誘拐犯の目的や主人公との関係性だけでなく、地下室からの脱走は明らかにも関わらずなぜか金曜日までは野放しにされる主人公。殺されるその瞬間でも明らかにされない犯人の真意。まるでこのかくれんぼをゲームとして楽しもうとしているかのような、目的不明のサイコパスな誘拐犯とのあいだで展開する逃亡劇は、ホラーゲームというよりもどちらかといえばサイコスリラーに近い印象を受けました。物語の考察が好物な筆者としては、さまざまに解釈できそうな本作の謎は気になるところです。



シンプルながら運も絡んだ立ち回りが要求される、見た目以上に難易度の高いゲームでした。ただ、サバイバルものとして楽しみたいという方にも、プロットを自分なりに解釈して楽しみたいという方にもおすすめできる作品です。加えて520円という価格の安さも魅力的で、値段以上の楽しさが詰まったインディータイトルであることは間違いありません。謎に満ちた狭い室内で、誘拐犯との手に汗握る逃亡劇をぜひ体験してみてください。

タイトル:『Escape until Friday』
対応機種:PC(Windows) 
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2020年10月1日
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:520円

《ロラルロラック》

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