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ホラーが心底苦手だけど流行りのホラーFPS『Phasmophobia』に震えながら挑戦!狂気と恐怖に耐えられるか!?【プレイレポ】

Kinetic Gamesが手掛けるホラーFPS『Phasmophobia』はアーリーアクセスの段階ではありますが、海外YouTuberを中心に大きなトレンドになっています。今回はホラー大の苦手な筆者がプレイレポをお届けします!

連載・特集 プレイレポート
ホラーが心底苦手だけど流行りのホラーFPS『Phasmophobia』に震えながら挑戦!狂気と恐怖に耐えられるか!?【プレイレポ】
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Kinetic GamesがSteamで2020年9月19日にリリースしたアーリーアクセスPCホラーゲーム『Phasmophobia』が、いま海外YouTuberを中心に大きな盛り上がりを見せています。

そこで今回の特集記事では、本タイトルをホラーゲームが大の苦手な筆者が紹介してまいります。人選ミスでは?という声が聞こえてきますがそんなことはありません。一挙手一投足に悲鳴を挟み、ホラー演出のたびに心臓を手で押さえて息を整え泣きながらプレイしていたことは、むしろ本作のホラーゲームとしてのポテンシャルの高さを証明するものでしょう。楽しく遊べましたが、同時に死ぬほど怖かった……。

どんなゲーム?



本作は怪しげなお宅を訪問し、各種ツールを用いつつ恐ろしい心霊現象の証拠を集めながら、その物件に憑りついている幽霊を特定する探索ゲーム。映写機による悪霊との戦いはありません。ピザ屋のバイトよろしく動物の着ぐるみに詰められることもありません。でも命を落とすことはあります。

基本的なゲームの流れは、お宅訪問で探索、幽霊を突き止めて撤収、その報酬をもとに資金をためて装備類をアップグレード、さらに次の物件へ探索しに行く……というものになります。

操作方法はFPSスタイルで、WASDキーを基本とした移動、マウスによる視点操作となります。歩いても走っても移動速度が妙に遅く、例えるなら悪夢を見ている時に全力疾走しても進めないもどかしいスピード感と表現しても良いかもしれません。またマイク音声による入力も受け付けており、幽霊のタイプによっては音声による接触も可能とのことでした(残念ながら手持ちマイクが無かったため確認できず)。


マップの作りもまた絶妙です。スルーしたいけど気になって仕方がない扉の並び、こちらと目が合うように配置されているクマのぬいぐるみ、灯りはつくものの部屋全体を照らしきれない程度……恐怖のあまりスキーのボーゲンみたいな内股で震えているプレイヤーに対してさらに細やかな環境音と効果音がこれでもかと恐怖を煽ります。なおVRモードも搭載されていますが……ただでさえ失禁必須の怖さが一体どんなことになってしまうのか……。

ちなみにオンラインCo-opにも対応しており(というかおそらく協力プレイがメインだと感じます)僕のようにホラーが苦手な人の場合は、仲間内で集まってわいわいプレイするのも面白いかもしれません。

こちらの映像は、びっくり系またはグロ系は一切ないためホラーが苦手な人でも見ることができるはず。


これはテストプレイ時に撮影した僕のプレイ映像を短く編集したもので、心底恐怖におびえているのが良く伝わると思います。扉を開けてはマウスごと飛び上がってスクショキーを誤爆し、部屋に踏みこんだら室内音にビビってすくみ上る。挙句に部屋の灯りをつけて安堵の頷きを見せたと思ったら、ポルターガイスト現象に遭遇して大パニックになりながら逃げだす始末。どんだけ怖がってんのよ、という声が聞こえてまいりますが、夜中にプレイしてたせいもあって本当に怖かったんですよ……!

いやこれがですね?せめて石村ことDEAD SPACEなら、敵の手足をカッターで撃ち抜いてはンンン”ン”ン”ンーッ!(踏みつけ)ができるので、恐怖よりも闘志が勝ることでプレイできます。『DEAD RISING』をはじめ、プレイヤーが派手な攻撃手段を持っているタイプのホラーゲームであれば、特に問題がありません。むしろ何度も遊んだほどです。しかし本作は……霊的な存在に一方的に蹂躙されるだけじゃないですか。せめて懐中電灯あててリボルバーで撃ち抜ける『ALAN WAKE』程度のアクションを入れてはくれないでしょうか……?

本編開始:設定編



流れが分かったところで画像を交えつつ、本作の進行を紹介してまいりましょう。ゲーム開始とともに現れたのは謎の小屋。日曜大工めいた工具が並んでいるところを見るにガレージを改造した建物でしょうか?どうやらここは拠点のようで、ここからミッションごとに現場へ向かうそうです。



壁にかけられた大きなホワイトボードには、なにやら言語選択の画面が。マウスクリックで正面に表示するとまさかの日本語も選択できるではありませんか。なんと親切な……。ただでさえ心霊現象にメンタルやられかけているのですから、これくらいは優しい設定があっても良いハズ。おそらくAccept(承諾)を意味するボタンが「受け入れま」で途切れていることに一抹の不安を覚えますが先へ進んでまいりましょう。


なるほど、このホワイトボードはミッションや設定などを選択することができる画面ですね。ところどころ文字表記が極めて小さいページがあって非常に読みにくいのがちょっと辛いところ。



この「ゲームを始める」という項目を選択すると、オンラインセッションを開始することができます。画像はちょっと読み辛かったので英語に差し替えて載せています。パブリックの公開部屋を立てて集団プレイするもよし、プライベートの個人部屋でソロプレイするもよしといった感じですね。



どちらでプレイするにせよ資金をためることで装備をアップグレードしていく流れに変わりはないようです。

ともあれまずはトレーニングを受けて、「どのように建物内を探索して証拠を集めるのか」という感覚を掴んでおきましょう。いきなり実戦に放り出されたところで何もできません。一方的に恐怖のどん底へたたき落とされるだけです。身を守る術を学んでおくに越したことはありません。

トレーニング開始



拠点からトレーラーを走らせ、問題の物件にやってきました。トレーラー内部には様々な装置や資料などが所狭しと並べられており、机の上または棚には今回のトレーニングで使う道具類が並んでいます。


各道具は画像左から順に以下のような働きをしてくれるとのこと。
  • Ghost Writing Book:幽霊が何らかのメッセージを書き残してくれる手帳
  • Photo Camera:幽霊の姿を撮影できるカメラ
  • Video Camera:幽霊の姿をトレーラーから遠隔で確認できるカメラ
  • Spirit Box:幽霊の声を聞いたり、呼び掛けたりすることができる送受信機
  • EMF Reader:幽霊パワーの強さをランプの数と音で示すことができる受信機
  • Flashlight:暗闇を照らすことができるライト
  • UV Light:指紋を浮かび上がらせることができるライト

なるほど、証拠を揃えて幽霊を特定するにあたりこれらを正しく使い分けていく必要がありそうです。またこれらはGキーを押すことでそこらへんに投げ捨てることができますが、Ghost Writing BookやVideo CameraなどはFキーを押すことで「設置」することが可能です。

これらを用いて幽霊の行動パターンを把握しましょう。例えば幽霊がいそうなエリアにカメラを仕掛けてトレーラーから様子を探ったり、手帳を置いて書き込みがあるかどうかを確認したり、証拠集めに有効な使い方ができますからね。ただし同時に持てるのは3つまでのようで、ソロの場合、何度か建物とトレーラーを往復する必要があります。個人的にそのシャトルランが一番怖くてつらかったです。


今回のミッション目標を確認しようと壁のボードに目を向けたら、気の狂った文章が飛び込んできました。一瞬恐怖のあまり僕の脳がバグったのかと思いましたがそうではない様子。メタ的に恐怖を煽ってくるのはやめていただく!


「こんな気の狂った世界にいられるか!わしはもう拠点に帰る!!」とメニューを開いたら項目に踊る「履歴書」と「休暇セッション」という文字が。Resume(再開)を履歴書と訳しているのでしょうか……?とりあえずこの世界はもう手遅れです。

そして煽ってくる日本語表記。

……ところどころで感じていましたが、日本語対応はしているもののアーリーアクセス段階では機械翻訳レベルのようです。さらには文字のサイズ大小不ぞろいだったり、極端に小さかったりするためたいへん読み辛い。今後のアップデートに期待したいところです。


ゲーム開始前から正気度ゲージもりもり下がるわこんなん……と呟いていたら本当に正気度ゲージが表示されていたのでちょっと笑ってしまった瞬間です。そのおかげでプレイしている僕自身の正気度はちょっと回復。啓蒙の値もちょっと上昇。ところで正気度ゲージが例えばゼロになると発狂するのでしょうか?


とりあえず後戻りできないので行くしかないようです。

玄関前

懐中電灯などを拾ってトレーラーから足を踏み出したらもう画像の有様ですよ。無駄に暗いし無駄に夜だし怖すぎる。どうしてわざわざ雨の降りしきる夜中に探索するんですか、もっとお日様が高いときに来ましょうよ。テストプレイで一度経験したにもかかわらず恐怖に慣れるどころかさらに倍増している気さえします。


いつ何が起きても良いように頭を下げ腰を低く敷居をまたぎます。社会に出てからの姿勢と同じですね。FPSゲームの癖で、物陰から半身を出して覗き込みながらクリアリング。外の雨音から突然ゴォーッという室内音に切り替わる部分で再度心臓が止まりかけましたが進んでいきます。たしかテストプレイでは浴室に入ったところで特に何もなかったので先に進m

ガタッ>

ああああああああああ!!!

不審な物音にびっくりしてマウスごと飛び上がってしまいましたが、呼吸を整えて次に進みます。傑作アドベンチャーFPS『バイオショック』で死んだふりしてくる敵に遭遇した際に絶叫して椅子ごと倒れた過去に比べれば、ずいぶん進歩した方だぞうんうん偉いぞと自分を鼓舞して探索を続けます。

トレーラーのボードに書いてあった怪文を読む限り、今回の幽霊は非暴力的な存在とのことです。つまり急に視界が奪われグロ顔どーん!なびっくり演出は無いはず。それなら大丈夫!まだ戦える、いけるぞ僕、頑張r

<ガタンッ

あああああああああ!!!?

僕以外の足音が聞こえるよぉ……この寝室怖すぎる……もうやだ死にたい。いっそのことひと思いにやって。あっちの方(彼岸)に仲間入りさせて……。

唐突に消える部屋の灯り

ッッッッツ…………………(あんまりな事態に息ができない)

頑なに視点を下げたまま上を見ずフリーズしているのには訳があります。テストプレイではパニックになったまま部屋の電気をつけたり消したりしましたが、そんな余裕が出ないくらい完璧な不意打ちだったので息が止まりました。持ってきたカメラを贄として差し出し、下を向いて歩いていこうよ涙がこぼれ落ちていくよトラックまでと一目散に逃げだします。


さあこれまでに体験させられた恐怖イベントを証拠として幽霊の特定に参りましょう。このジャーナルには、各幽霊の情報や探索の仕方、取得したアイテムなどが事細かに記載されています。また見つけた証拠3つを選択することで幽霊の候補を絞り込んで特定することが可能。拠点に引き上げる際、特定に成功していると報酬を受け取ることができるという訳です。

トレーニングに話を戻しますが、僕が探索したあの家には非暴力的な幽霊とは名ばかりの恐ろしいバケモノが潜んでいました。靴音とか扉の開閉音とか挙句の果てには電気まで消してきましたしね。こんなもん一発で特定してとっとと拠点に戻りたいのですが、証拠ページを確認すると、決定的なものが無いため候補は「ファントム」と「ジン」に絞れるだけで肝心の特定ができません。


また内部に戻って探索続けるのなんてもうまっぴらです。こちとら夜中にプレイしてるからお手洗いにもいけないくらいビビってるんですよ。証拠は全部有り、有り、有りです。現象の強さ度合いとか聞かれても「超恐え!!」以外どう説明すれば良いんですか!あ、そういえばEMFマックスでした!あと体感でちょっと寒かった!!ということはあの家にはファントムが憑りついているに違いありません!!いかがでしたか!?!?トラック発進!!逃げますよ!!!

違う霊でした

どうやら憑りついていたのはジンだったようです。特定失敗。ただただ寿命を縮めただけの結果になりました。

悔しいので再戦



流石に三回目のプレイかつ非暴力的な幽霊相手となれば徐々に落ち着いてきました。今回は道具の使い方にも慣れてきたので、この探知機を用いて幽霊が潜むエリアを見つけ、証拠を揃えていきたいと思います。この右下の緑ランプがMAXまで上がって赤に点灯するとピーッと音が鳴りそこのエリアには幽霊が……

ピーッ

…………。

いったん仕切り直し。

無言のままトレーラーまで逃げ戻ってから改めて家に踏みこみました。怖いものはやっぱり怖い。寒気もしますし、幽霊の息遣いとか足音も聞こえてきます。てっきり幽霊は一部の部屋に固定で出現するのかと思ったら移動してくるんですね。

(画面中央、歩み寄ってくるおっさんの影)

そうこんなふうに…………。


あ!写真立てが落ちてますね!!さっきまでは机の上にあったのにふっしぎだなーちくしょうが!!!


とうとう家全体のブレーカーまでもが落ちました。スイッチ押しても無反応。

読みやすさ重視で言語は英語に戻しています。

このあと泣きながら家中を探し回りましたが特にびっくりイベントもなく、結局これ以上証拠を見つけることができませんでした。ジャーナルで証拠を選んだ結果「バンシー」と「ファントム」の2択に絞り込まれます。センサーの反応と寒気、あと影がおっさんだったことからきっとバンシーだろうと予想して拠点に戻ります。さて結果は……

ファントムでした。

もう探索なんて二度とごめんだ!

おわりに


良かった……びっくり系のイベントはこのゲームに存在しないんだね……と思っていたら普通にありました。もうやだ。きっとホラーゲームに慣れ親しんだ方だと「そんな怖いか!?」と思われるかもしれませんが個人的に怖すぎました。これはおそらく激辛料理好きの人が「え!?この程度で辛いの!?」というのと同様の認識のずれだと思います。

ともあれゲームシステム的な部分に着目すると、本作はとても遊びごたえのあるゲームだと感じます。幽霊のタイプやそれぞれのエリアでの動きがランダムであるため、新規ゲームのたび新鮮な恐怖を体験できます。個人的にはホラーは苦手ではあるものの、建物内の怪しいエリアにあたりをつけては道具で検証していく流れが好きですね。探索ゲームの楽しさはまさにそこに有り。

今年もハロウィンが近づいてきたことですし、読者の皆様もここはひとつ本作で遊べる楽しさ満点なホラー体験をされてみてはいかがでしょうか?

《麦秋》

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