Kinetic Gamesより2020年9月19日に早期アクセスでリリースされたホラーゲーム『Phasmophobia』。登場からそう間を置かず注目を集め、先日はSteamで同時接続数7万人以上、Twitchで15万人以上の視聴者を記録した本作ですが、現在ハッカーによる妨害ケースが増えているようです。
本作は、最大4人まで参加可能なオンライン協力型の探索ホラーアドベンチャー。プレイヤーたちはカメラや温度計などのアイテムを駆使しながら建物内に存在している「怪異」の手がかりを集め、その正体を特定して報告するのが目的です。現在、主にストリーマーの配信をターゲットに、ゲーム開始前の待機ロビーで本来登場するはずのない怪異に襲われるという被害が報告されています。
ストリーマーのmarcoli氏は、本来絶対安全なはずの待機ロビーでバスケットボールなどで遊んでいたところ突如として怪異に襲われてパニックに。その後、ロビー内が怪異で埋め尽くされる映像を投稿しています。また本作はVRにも対応しており、WideVods氏は同様のハッキング被害をVR視点で体験した映像を投稿しています(リンク先はホラー描写があるため、注意してご覧ください)。
開発チームではすでにこのハッキング被害を認識しており、現在問題の解決に取り組んでいます。これまで確認されている被害はプレイヤー参加人数の変更、AIの動作変更、プレイヤーレベルの改造などがあるようです。サーバーやゲームの破損に繋がる可能性もあるため、プレイヤーに改造ロビーを避けるようにアドバイスしています。最もシンプルな改造ロビーの確認方法は「4人以上プレイヤーが参加している」ことのようです。
Current fix is to go to the beta version of the game! The Dev helped me out via DM!
— Dylan (8Bit) (@8bitdylan) October 17, 2020
また、Twitchストリーマーの8Bit Dylan氏によると、ゲームのバージョンをベータにすることでハッキングを回避できるようです。