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リアルすぎるバイクシム『RIDE4』先行プレイレポ―タイヤは摩耗し、雨で滑り、時間経過で天気が変わる

まるで現実のようなレース体験ができるライディングシム『RIDE4』のプレイレポートをお届けします。

連載・特集 プレイレポート
リアルすぎるバイクシム『RIDE4』先行プレイレポ―タイヤは摩耗し、雨で滑り、時間経過で天気が変わる
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Milestone S.r.l.が開発し、2020年11月26日に発売を予定しているリアルライディングシミュレーター『RIDE4』。本作はバイクをテーマにしたレースゲームの4作目にあたり、実在の大手バイクメーカーやマシンが数多く登場します。

リアルすぎるシステム面も注目な本作ですが、Game*Sparkでは発売に先立ってプレイの機会を得たのでそのプレイレポートをお届けします!


『RIDE4』とは

『RIDE4』は、バイクファンの為に作られたバイクゲームです。リアルさを追求し、ゲーム内すべてのアセットが前作から一新されています。実在のマシンだけではなく、世界各地のサーキットやコースでレースを楽しめます。

もちろん、バイクの改造も自由自在。パーツの組み合わせは物理性能とパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。性能を突き詰め夢のマシンを作り上げるもよし、とにかく見た目を突き詰めてもいいでしょう。

本作のゲームモードは大きく分けて3つあります。キャリアモードではデビューする地域を選択して、アマチュアライダーからプロライダーに至るまでの道のりを体験できます。

レースではシングルレース耐久レースタイムトライアルに挑戦ができます。各レースでは時間帯や天候、ラップ数などを自由に設定可能。長距離バイクレースに特化した耐久レースは、タイヤの消耗具合や燃料消費量、さらにはピットストップに入るタイミングなども考慮しなければならない過酷なレースモードとなっています。

マルチプレイでは、最大12人のプレイヤーと同時にレースを行うことができます。本作専用のサーバーによって、一分一秒を争うレースの世界でも快適なプレイを世界中のプレイヤーと体験できます。

今回は、一人のレーサーとしての道を歩んでいくキャリアモードでプレイしていきます。では、さっそくはじめてみましょう!

細かすぎる設定、現実に近い操作感!

キャリアモードを開始すると、まずは分身となるライダーを作成することになります。出身国や性別、見た目の他にもコーナリング時の姿勢を決めるライディングスタイルやブレーキ時のライダーの動作など、細すぎる設定が可能です。

プロライダーとしての第一歩は、地域リーグの出場テストに合格すること。自分だけのライダーを作成し終えるといよいよ初走行です!

テストの舞台は茨城県に実在するレース場「筑波サーキット」です。本作では3Dスキャン技術などを駆使し、世界各国のサーキットやコースが細部まで完全再現されています。

テストを受ける前にマシンセッティングを確認してみましょう。細かなシミュレーションができる本作では初心者がプレイする際のハードルが高そうに感じますが、不慣れな方でも遊びやすい設定を選択できます。

シミュレーションレベルを簡易に設定すれば、バイクの挙動が制御しやすくなりライディングがより簡単になります。さらに、自動でギアチェンジを行ったりブレーキを作動させる設定も実装されているので安心です。

ベテランライダーの場合は、より現実的な設定にすることで没入感を高められます。今作のバイクはプレイヤーと路面から受け取ったすべての入力に対して、より正確に反応。シミュレーションレベルをリアルに設定すれば、現実でのライディングに近い体験ができるようです。また、これらの設定をより難易度の高い設定にすれば報酬ボーナスが加算され、クリア後のクレジットなどにも影響があります。

そして今作からの初の試みとして、タイヤウェアが実装されました。性能やグリップ力、耐久性などから自分のライディングスタイルや天候に合わせて選択できます。

シリーズ4作目としてさらに現実に近づいた本作。それはバイクの挙動やモデルだけではなく、天気にも現れます。本作ではシリーズ初の試みとしてダイナミックウェザーシステムが導入されました。レース中でさえも気象条件や日照が動的に変化し、スタート時は晴れていてもゴールする頃には土砂降りになっていることもあるようで、雨の日の濡れたトラックではタイヤも滑ってしまうかもしれません…。

目指せプロライダーへの道!

さて、マシンセッティングも済んだらテストに挑戦してみましょう!テストに合格するにはあらかじめ設定された目標タイムを切らなければなりません。目標タイムには金銀銅に分かれる3つのグレードがあり、それぞれのグレードでクリア後の取得クレジットや経験値も変わってきます。

助走をつけた状態からテスト開始。トラックには青い矢印の走行ラインが常に表示され、初心者でもコース取りがしやすくなっています。もちろん、慣れている場合はオフにすることも可能です。

気になる結果はまさかのコースアウト……。調子に乗ってカーブにスピードを落とさず入ってしまい、そのまま壁に衝突しました。今回のテストでは、少しでもコースから外れるとそのラップの計測が無効になってしまうため、安定した走行が求められました。

高タイムを狙ってギリギリを狙いすぎるとコースアウトしてしまう恐れもあるので、初回テストながらかなりの緊張感がありました。

数回失敗したものの、なんとか目標タイムを切ってテストに合格。地域リーグへの出場資格を獲得できました!

夢のオリジナルマシンを作ろう!

プロライダーたるもの、身なりや愛車のカスタムにも気を遣いたいところ。キャリアモードで最初に作ったライダーはいつでもキャラクタークリエイトをやり直すことができます。またそれだけではなく、ライダーが身に付けているライダーギアも変更が可能です。

変更できる部分はヘルメット、バイザー、スーツ、ジャケット、ズボン、グローブ、ブーツ、ニースライダーと細かく弄れます。17社ものブランドの中から自分だけのレーシングスタイルやストリート等、多種多様な服装を楽しみましょう。

もちろんバイクのカスタマイズも自由自在。マシンパーツはエンジンやマフラー、タイヤ、リムなどを購入できます。「AKRAPOVIC」や「ヨシムラ」など有名パーツメーカーも登場し、自分だけの1台を作り上げられます。

バイクはなんと175台以上が実装。もしかしたら、ゲーム内で現実のマイバイクの再現も出来るかもしれません。

さらに本作のエディター機能を使えば、オリジナルのスーツやヘルメット、カラーリングなども作れてしまいます。さっそく筆者も使ってみたところ、レイヤー表示に対応していたりコピーや左右反転、オブジェクトの変形など痒いところに手が届く機能が付いており、使い勝手はとても良好でした。


本作は普段からバイクに乗っている方はもちろん、実際にはバイクに乗ったことがないけど興味はある、といった方にもおすすめできる作品となっています。何もわからなくても最初は簡単な設定からはじめ、徐々に難易度を上げていくとライダーと一緒に自分も成長しているような感覚となり、達成感もひとしおです。

先日、元SMAPでオートレーサーの森且行選手が日本選手権において初優勝したことは記憶に新しいでしょう。もしかしたらここ数日のメディアなどで、バイクやレースに対して興味がわいた方もいるかもしれません。ただ、いざはじめようと思うと大変なもの。知識やお金も必要になってきます。

しかし、ゲームの世界なら実際に乗れなくてもいつでも気軽にライダー体験ができます。好きなバイクを選び、好きなコースを自由に走らせる。はたまた、森選手のように一人のレーサーとして成長していき、日本や世界の頂点を目指すことも。そんな体験ができるのも本作『RIDE4』の魅力の一つと言えるでしょう。

『RIDE4』はPS4/Xbox One/PC(DMM GAME PLAYER)向けに2020年11月26日発売予定です。

タイトル:RIDE4
対応機種:PS4/Xbox One/PC(DMM GAME PLAYER)
記事におけるプレイ機種:PS4
発売日:2020年11月26日
記事執筆時の著者プレイ時間:2時間
価格:PS4「通常版」 販売価格 (パッケージ&DL):7,980円 (税抜)、「Special Edition」 販売価格(DL):10,980円 (税抜)
Xbox One「通常版」 販売価格 (DL):7,955円 (税抜)、「Special Edition」 販売価格 (DL):10,910円 (税抜)
PC(DMM GAME PLAYER版)販売価格(DL):5,480円 (税抜)

《neko》
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