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恋人たちの逃避行を描くARPG『Haven』ー愛は愛でも、日常の愛を描いている【開発者インタビュー】

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恋人たちの逃避行を描くARPG『Haven』ー愛は愛でも、日常の愛を描いている【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、The Game Bakers開発、PS5/Xbox Series X|S/Xbox One/PC向けに12月3日にリリースされたアクションRPG『Haven』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、見捨てられた惑星へと逃げ込んだ恋人たち「ケイ」と「ユウ」の逃避行を描くアクションRPG。2人のキャラクターを同時に操作し、ミステリアスな大地を飛び回ったり、料理したり、敵と戦ったりすることが出来ます。日本語にも対応済み。

『Haven』は、PC(Steam/GOG.com/Microsoftストア)/PS5/Xbox Series X|S/Xbox Oneで配信中です。


――まずは自己紹介をお願いします。

Emeric Thoa氏(以下Thoa氏)The Game Bakersというフランスの小さなゲーム開発スタジオで、共同創設者兼クリエイティブ・ディレクターをしているEmeric Thoaです。本作の開発以前、私たちは『Furi』というゲームを日本の有名なデザイナーである岡崎能士さんと一緒に作り、本作では有名なオープニング・ディレクターである高津幸央さんと一緒に開発しました。私たちは日本が大好きなのです。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Thoa氏本作の開発は、私たちの一つ前の作品である『Furi』の開発後である2016年の秋に始まりました。本作の開発に4年もかかっていることになります!新しいものを作り出すというのはいつでも難しく、開発は困難を極めました。本作と似たようなゲームがなかったということもあります。

――本作の特徴を教えてください。

Thoa氏本作はカップルが一緒にいようとするゲームです。二人はとある惑星に駆け落ちするのです。本作はJRPGとビジュアルノベルの中間ですが、本作を特徴的なものにしているのは、愛は愛でも、日常の愛を描いている点です。二人が恋に落ちる…というストーリーではなく、カップルの日常を描くのです。緊張感や冒険もありますが、料理や睡眠、家事やただ楽しい時間を一緒に過ごすというものなのです。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Thoa氏多くのものから影響を受けています。私の私生活もそうですが、他にも「ロミオとジュリエット」、ゲームだと『ペルソナ』シリーズや『風ノ旅ビト』の影響もあります。昔のゲームですと『ファンタシースター』の影響もありますね。こちらの画像が本作のインスピレーションの源を表しています。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Thoa氏もちろんです。レコーディングとテストプレイの作業がより複雑になってしまいました。声優の方たちは自宅でレコーディングする必要があり、テスターたちはしばらくの間開発キットが使えなかったのです。私たちはリモートで開発するのに慣れていましたが、それでもチーム全員の生活が色々と難しくなってしまいました。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Thoa氏はい、良いですよ。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Thoa氏本作は既にPS5、Xbox、PCでリリースされていますが、現在PS4版とスイッチ版のリリースを2021年初頭を目指して開発中です。日本のプレイヤーの皆さんには、本作をプレイし、フランスと日本が共有しているものをぜひ発見していただければと思います。本作は二つの文化を再び結びつける作品に仕上がっていると思います。それに、愛は万国共通ですしね。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に300を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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