正月休みにコタツでまったり遊びたいSteamゲーム10選【年末年始特集】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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正月休みにコタツでまったり遊びたいSteamゲーム10選【年末年始特集】

コタツでまったり遊びたいSteamゲームを、「じっくりパズルゲーム」「まったりデジタルボードゲーム」「ゆったりアドベンチャーゲーム」「のんびりシミュレーションゲーム」の4ジャンルに分けてお届けします。

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正月休みにコタツでまったり遊びたいSteamゲーム10選【年末年始特集】
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コロナ禍もあり、自宅での自粛生活も多くなった2020年。年末年始にも自粛要請がなされ、自宅にいる時間が長くなった方も多いと思います。今回の年末年始企画では、コタツに入ってまったり遊べるSteamゲーム10選をお届けします。

「緊張せず、落ち着いてプレイできるもの」「あまり殺伐としていなくて、幸せな気持ちになれるもの」「キャラクターが可愛く、心温まるもの」あたりからチョイスし、「じっくりパズルゲーム」「まったりデジタルボードゲーム」「ゆったりアドベンチャーゲーム」「のんびりシミュレーションゲーム」の4ジャンルに分けました。それでは見ていきましょう。


じっくりパズルゲーム

パズル探偵スカウト

昔、ゲームボーイで『マリオのピクロス』というゲームがヒットしたことがありました。いわゆる「ピクセルパズル」で、マスの外に書かれている数字と同じ数のピクセルを配置していくというものです。

本作は、基本的には「推理アドベンチャーゲーム」なのですが、事件の手掛かりを見つけるためにはピクセルパズルを解かなくてはなりません(パズルを解くと、それが証拠品になります)。そのため、『マリオのピクロス』が好きな人にも、『逆転裁判』のような推理アドベンチャーゲームが好きな人にも楽しめるような内容になっています。

解決するのは殺人事件がメインになりますが、絵柄が可愛いことと、特に主人公の相棒となるロボット「スカウト」が可愛くてなごみます。パズルは「簡単」「標準」が選べ、「ヒント有り」にもできるので、パズルが苦手な人でも何とかなるかと。難度自体はそれほど高くないので、筆者的には最初から「標準」「ヒント無し」でプレイすることをオススメします。

(製品情報:定価1,650円、日本語有り、Steamページプレイレポ


The Pedestrian

看板や標識の中を動き回る棒人間を操作し、様々なギミックを利用しながらステージを進んで行くというプラットフォーム型のアクションゲームです。動かすのは看板内の棒人間だけでなく、看板自体の位置を変えたり、ドアを線でつなげたりして、出口にたどり着くための道を作らなくてはなりません。

アクション性はそこそこありますが、やり直しがすぐにできるので、「出口までどうやってたどり着くか」をじっくり考えながらプレイするのがいいでしょう。特筆すべき所は、やはりゲーム画面のセンスの良さ。Steamのストアページには無料のデモ版もあるので、ぜひ一度、動いている画面を見てみてください。英語のみですが、基本的には非言語ゲームなので問題はないかと思います。

(製品情報:定価2,050円、英語のみ、Steamページプレイレポ

まったりデジタルボードゲーム

ウイングスパン

2019年の「ドイツ年間ゲーム大賞・エキスパート賞」と「ドイツゲーム大賞」をダブル受賞した人気ボードゲーム。本作のゲームデザイナーであるエリザベス・ハーグレイヴ氏はバードウォッチングを趣味としており、これまでボードゲーム界であまり注目されなかった「鳥」をテーマに作品を作り上げました。

プレイヤーは、自分の自然保護区にできるだけ多くの野鳥を集め、勝利点を得ることが目的です。本作に登場する様々な「鳥カード」ですが、ダブリ無しの170種類。美麗なイラストに加え、鳥に関するトリビアまでもが記載されているので、プレイするついでに鳥にも詳しくなれるかもしれません。ゲームの中毒性も高く、ついつい何度も遊んでしまう作品です。

(製品情報:定価2,050円、日本語有り、Steamページプレイレポ


Root

2019年の「ポルトガル年間ゲーム大賞」を受賞した人気ボードゲーム。プレイヤーは4つの動物勢力(猫野侯国、鷲巣王朝、森林連合、放浪部族)のいずれかをプレイし、森の覇権を握るために争います。サブタイトルも「森林連合の力と権利のゲーム」となかなかにストレート。先に規定の勝利点を獲得した勢力の勝ちとなります。

本作のユニークな所は、やはり勢力ごとにルールやプレイ方針、勝利点の獲得の仕方がまったく異なることでしょう。例えば猫野侯国は建物をどんどん建てて勝利点を得ていく「生産者スタイル」ですし、鷲巣王朝は逆に武力を持って支配領域を広げていく「侵略者スタイル」です。

本作では戦闘も伴いますが、動物のイラストが可愛いですし、勢力を替えればプレイ感覚もまったく違ってきますので、長くまったりと遊べるボードゲームとも言えそうです。嬉しいことに日本語もサポートされており、勢力ごとのチュートリアルもありますので、ぜひ気軽にプレイしてみてください。

(製品情報:定価1,520円、日本語有り、Steamページ


Cardpocalypse

古き良き時代のトレーディングカードゲーム(TCG)を彷彿とさせるカードバトルRPG。プレイヤーは90年代の小学生となり、やがて世界の運命を掛けてミュータントたちと戦います。ゲームは物語の進行していくアドベンチャーパートと、敵と戦うカードバトルパートに分かれており、友達とカード交換したりして自分のカードデッキを強化していくRPG的要素もあります。

カードバトルですが、近年のTCGにあるような長いコンボや複雑なカード効果は極力少なくしており、昔の分かりやすかった頃のカードゲームをプレイしているような感じです。あまり気張らずまったり遊べる作品なので、昔のTCGの雰囲気が好きな方はチェックしてみてください。

(製品情報:定価2,425円、日本語有り、Steamページプレイレポ


Roll for the Galaxy

人気SFボードゲーム『Race for the Galaxy』のダイス版ともいうべき作品。プレイヤーは「探索」「発展」「移住」「消費」「生産」を行い、自らの帝国を繁栄させていくという4Xゲーム的な内容になっています。

基本的なルールはほぼ本家と同じなのですが、本作の方が分かりやすく、取っつきやすくなっています。プレイヤーの行動がダイスの出目によって決められてしまうため、運要素は多少高めなのですが、それが逆にプレイの気軽さを生んでいます。勝っても負けても、とりあえず「ダイスのせい」にしておくといいでしょう。

日本語サポートはされていませんが、ルールとカードに書いてある短い英文が読めればプレイに問題は無いかと。『Race for the Galaxy』をプレイしたことのある方は、少し遊べばすぐに理解できるかと思います。

(製品情報:定価1,520円、日本語無し、Steamページ

ゆったりアドベンチャーゲーム

コーヒートーク

バーテンダーとなってカクテルを作りつつ客の話を聞く『VA-11 Hall-A(ヴァルハラ)』というアドベンチャーゲームがありますが、本作はそのコーヒー版とも言うべき作品です。プレイヤーは、タイトルにもなっているカフェ「コーヒートーク」のバリスタとなり、店にやってくる客たちの話を聞きながら、コーヒーを提供します。

舞台となるのは2020年の架空のシアトル。人間だけでなく、エルフやサキュバス、オークといったファンタジー世界の住人たちも登場します。ストーリーに派手さはなく、ゆったりとしたものになっており、コタツでまったりプレイするには最適の作品と言えます。

ちなみに『VA-11 Hall-A』はベネズエラ産ですが、本作はインドネシア産です。両作品の開発者たちは、日本のアニメやゲーム、ドラマ、映画などの影響を受けて開発を行っていたとのこと(本作は特にドラマ『深夜食堂』から大きな影響を受けているとのこと)。これまで日本や欧米が中心だったゲーム業界ですが、ゲームの開発環境が安価(もしくは無料)で手に入れられるようになったことから、世界各国からどんどん新しい才能が出てくるのは嬉しい限りですね。無料のデモ版もSteamのストアページにありますので、ぜひプレイしてみてください。

(製品情報:定価1,320円、日本語有り、Steamページプレイレポ


Christmas Tina(泡沫冬景)

日本と中国が共同開発したビジュアルノベル。80年後半の、バブル期の日本を舞台にした内容で、日本人の櫻井栞奈(さくらいかんな)と、中国から来た青年である景(ジン)の交流の物語です。ストーリー原案・シナリオをねこねこソフト代表の片岡とも氏が、企画・ディレクター・プロデューサーを中国のNekoday代表・古落氏が担当しています。また声優も、それぞれの国籍に合わせて、日中両国からの配役になっています。

中国ではモバイル版も合わせて、販売本数が40万本を突破したヒット作となっています。日本語も話せない状態で、バブル期の日本へやってきた景がどのように暮らしていくのかが、中国のゲーマーの興味を引いたのかもしれません。内容も単純な恋愛ものではなく、当時の日本の雰囲気や、日中両国の文化の違いなども良く表されています。

ストーリーは1チャプターが10~20分ほどの短さになっており、テンポよく進行していきます。日常生活を重視した内容なので、のんびりと物語に浸ることができるでしょう。『コーヒートーク』と同じくSteamストアページにはデモ版もあるのでプレイしてみてください。

(製品情報:定価3,080円、日本語有り、Steamページプレイレポ

のんびりシミュレーションゲーム

Chinese Parents(中国式家長)

中国の一般家庭の子どもを育て、来たるべき高考(中国の全国大学統一試験)を目指す育成シミュレーションゲーム。ブラックジョーク的な「中国あるあるネタ」のイベントも起こるなど、中国の一般家庭の文化を楽しめる作品です。

2018年の配信当初は男の子しか育てられなかったのですが、2019年には女の子も育てられるようになり、イベントも内容も大幅に増えました。さらには、2020年8月にはアップデートにより日本語版が正式対応されました。

本作では、子どもを難関大学に入れるだけがゴールではありません。自由に育ててみたり、特定の能力に特化させたり、恋人を作ったりなど、いろいろな楽しみ方があります。どんな結末を迎えるかは、プレイヤー自身の目で確かめてみてください。

(製品情報:定価980円、日本語有り、Steamページプレイレポ


As Far As The Eye

ローグライクゲームと言えば、敵との戦いを繰り返してステージを進んでいくものを想像する方も多いとは思いますが、本作はローグライク要素を含んでいるものの、戦いはありません。プレイヤーは部族を導き、聖地「The Eye」を目指していきます。

本作はターン制のストラテジーゲームとなっており、部族民たちを操作して、ステージクリアに必要な資源をマップで集めていきます。資源収集のための施設を作ったり、市場を作って他の部族と交易をしたりなど、一般的なストラテジーゲームの内政部分をプレイするような内容になっています。

敵はいませんが、規定のターンが過ぎるとマップが水没してしまうため、それまでに必要な資源を集めて次のステージへ向かわなくてはなりません。ターン制なので、あせらずじっくり考えながらプレイするのがいいかと思います。

(製品情報:定価2,570円、日本語無し、Steamページプレイレポ


「コタツでまったり遊びたいSteamゲーム10選」いかがでしたでしょうか。世の中、刺激的なゲームがどんどんリリースされていますが、正月休みぐらいはまったりとしたゲームでもプレイして、心を落ち着かせるのも一興かと思います。

2020年はコロナ禍もあり、東京オリンピックも中止になってしまうなど、あまり良いニュースがありませんでしたが、2021年は少しでも良い方向へ向かうよう願いたいと思います。


■筆者紹介:渡辺仙州 主に中国ものを書いている作家。人生の理念は「知られていない面白いもの」を発掘・提供すること。歴史・シミュレーションゲーム・ボードゲーム好きで、「マイナーゲーム.com」「マイナーゲームTV」を運営中。著書に「三国志」「封神演義」「西遊記」「封魔鬼譚」(偕成社)、「文学少年と運命の書」「天邪鬼な皇子と唐の黒猫」(ポプラ社)、「三国志博奕伝」(文春文庫)など。著者Twitter「マイナーゲーム.com」Twitter

《渡辺仙州》

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