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協力型ホラーサバイバル『DEVOUR』―パンデミックの間に必ずローンチしたいと思って開発【開発者インタビュー】

ホラー映画マニアが作ったリプレイ性の高いタイトルです。

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協力型ホラーサバイバル『DEVOUR』―パンデミックの間に必ずローンチしたいと思って開発【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Joe Fender氏とLuke Fanning氏開発、PC/Mac向けに1月28日にリリースされた協力型ホラーサバイバル『DEVOUR』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、1~4人のプレイヤーが協力してクリアを目指す、協力型サバイバルホラーゲーム。プレイヤーはカルト教団の崇拝者となり、ある洋館で恐ろしい一夜を過ごすこととなります。日本語にも対応済み。ゲーム内容について詳しくはプレイレポをご覧ください

『DEVOUR』は、520円で配信中








――まずは自己紹介をお願いします。

Joe Fender氏(以下、Joe)Joe Fenderです。友人と一緒にStraight Back Gamesを設立しました。開発は私たち二人だけで行ったわけではなく、友人たちや家族からのサポートもたくさん受けています。例えば、私の兄や妹も本作の開発に携わっています。兄はパズルやゲームプレイデザインを考えてくれましたし、妹は悪魔に取り憑かれたアナとアゼーゼルの呪いを解こうとするカルト教団の恐ろしいストーリーを書いてくれました。

本作は私たちの2作目のゲームになります。1作目は『The Watchers』で、これは本作の前日譚にあたります。この作品は2人用のオンライン協力ゲームで、プレイヤーはアナと疎遠になったアナの子供たち、ルイーザとフェデリコを操作し、いなくなった母親を捜索することになります。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Joe私たちは別に本職がありますので、本作の開発は空いた時間に行いました。開発にはおよそ1年かかりました。

もう一人のプログラマーであるLukeとは、数年前、大学でコンピュータサイエンスを学んでいたときに出会いました。とは言え、私たちは実際に仕事としてゲームを作るチャンスが来るとは思っておらず、こうやって現実のものとなったことにとても興奮しています!

――本作の特徴を教えてください。

Joeたくさんあります!素晴らしいホラーゲームは他にもたくさんありますが、まだまだ違ったアプローチができると思いましたし、もっと怖いゲームが作れるのではないかと思いました!それが本作の開発の出発点となったのです。4人で遊べる小規模のゲームではありますが、リプレイ性が高く、何度も何度も恐怖が襲ってきますよ。



――本作が影響を受けた作品はありますか?

Joeもちろんです。クリエイティブな人たちは誰もが様々なものからインスピレーションを受け、オリジナルのゲームを作っています。私たちの場合、『Pacify』『Phasmophobia』のようなタイトルや、他にも多くの昔のゲームから影響を受けています。

本作において、最も影響を受けたのは「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」というドラマです。この中に出てくるビジュアルの一部を、本作で再現したいと思いました。私たちはホラー映画マニアですので、たくさんの映画も参考にしています。最近のもので影響を受けたものだと、「ヘレディタリー/継承」ですね。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Joeあったとも言えますし、なかったとも言えます。もちろん皆さんと同様、私たちも一人一人が新型コロナの影響を受けました。しかし開発チームはすでにみんな自宅から作業をしていましたし、本作の開発は常に本職の仕事の次にやると決めていました。なので正直のところ、自宅にいなくてはいけなかったことから、新型コロナにより本作の開発時間が増えたとも言えるでしょう。

本作はマルチプレイヤーオンライン協力ゲームですので、今多くの人が在宅で仕事をしているということもあり、このパンデミックの間に必ずローンチしたいと思っていました。友達と一緒に楽しんでいただけると思ったのです。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Joeしていただければしていただけるだけ、嬉しいです。皆さんが怖がる姿を見るのが大好きです。本作をプレイし、配信していただければ、もっと多くの人に本作を楽しんでいただけ、私たちはもっともっとハッピーになります!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Joe私は以前、日本で働いていました。日本の文化が大好きです。私たちの一つ前の作品である『The Watchers』は日本のゲーマーの方々にもご好評いただきましたので、本作も気に入っていただけると嬉しいです。

――ありがとうございました。





◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に300を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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