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とっつきやすいがやり応え十分!スイッチとも相性バッチリのシリーズ最新作『A列車で行こう はじまる観光計画』プレイレポ

シリーズ随一のとっつき安さを持ちながら、考えることもたくさんあり硬派な部分のやり応えの十分なシミュレーションゲームになっている『A列車で行こう はじまる観光計画』プレイレポをお届け!

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人気都市開発鉄道シミュレーションゲームシリーズの最新作である『A列車で行こう はじまる観光計画』がニンテンドースイッチ向けに3月12日に発売されました。“箱庭系”と定義されるカジュアルな『A列車』シリーズとしては久々の、そして、いかにもハードとの相性が良さそうなニンテンドースイッチでの新作ということもあって期待を集めていた本作。本稿では序盤のプレイレポートをお届けします。

かわいくて美しいグラフィックス



プレイ開始するとまず目を引くのがニンテンドースイッチ向けに刷新されたグラフィックスです。マップは「2Dっぽい3D」で描画され、いい感じのデフォルメ具合です。また、キャラクターグラフィックスも3DS版とくらべると大幅に現代化しています。キャラグラに関してはゲームプレイそのものとは関係ない要素ではありますが、目にすることも多いので見た目の改善に一役買っていることは確かです。


昔ながらのシミュレーションっぽい見下ろし視点である「クォータービュー」だけでなく、自由視点である「パースビュー」も搭載されており、様々な角度から街を眺めることができます。もちろん車窓からの風景を体験することも可能。PCなどで発売されている「リアル系」A列車シリーズに比べると見劣りする面もあるでしょうが、携帯機としても利用できるニンテンドースイッチとしては充分すぎるレベルですし、筆者としてはリアルなものよりもデフォルメされた風景のほうがむしろ好みだったりもします。ゲームとしてシンプルにわかりやすくなりますしね!


全体として今っぽく洗練された外観で、メニュー画面などUI系もなかなか見やすく、ただでさえカジュアル路線な「箱庭系」A列車の中も過去イチ「とっつきやすい」ポップな見た目に仕上がっています。(筆者はほとんど利用しませんでしたが)携帯モードでは画面タッチでの操作も可能になっているなど直感的に遊ぶこともできるようです。

充実したチュートリアルと序盤のゲームプレイ



ポップでカジュアルな外見とは裏腹に、本作は硬派でしっかりしたシミュレーションゲームだという側面も持っています。そのためチュートリアルシナリオはたっぷり2つも用意されており、初心者でも敷居の高さを感じることはないでしょう。最初のチュートリアルシナリオ「はじまる観光計画」では本作の最も大きくフィーチャーされた要素である「観光」の基本的な内容を学ぶことができます。


「はじまる観光計画」では那賀代城の観光に客を呼び込むことを目指しながら、「A列車」シリーズならではの「鉄道を引いていく」ゲームプレイを学ぶことになります。あくまで筆者個人の定義なので一般的なものではありませんが、本作(に限らず「A列車」シリーズ全般がそうですが)は一見すると『シムシティ』シリーズなどのシティビルダー系ゲームと良く似ていますが、より物流や人間の移動といった要素にフォーカスがあたっているという点でちょっと違うと評価しています。正しく線路を引き動線を整えることで人間の移動を活発化させ、間接的に街の発展を促すことができるわけです。現実でも駅を中心に都市が発展していくというのはあることですから、よりリアリティがあるシミュレーションゲーム、と言い換えることもできるかもしれません。


と、いうとなかなか複雑でわかりづらそうですが、チュートリアルはかなり親切なため初心者でも大丈夫。筆者も久々のシリーズ作プレイとなりましたが、ちょっとずつ思い出しながら遊ぶことができました。チュートリアルシナリオでは殆ど赤字のことを気にすることなく遊べますので、後のステージを遊ぶために「これをやるとどうなるんだろう」的な実験をしておくのもよいでしょう。


チュートリアルだけでわからなくなった場合や説明を忘れてしまった場合であってもゲーム内に充実したヘルプが用意されているため安心です。チュートリアル後半あたりからゲームが複雑化していくのでヘルプを利用する機会はどうしても多くなっていくのですが、ヘルプにはどこからでもすぐにアクセスできるようになっていますので無理なく学んでいくことができるでしょう。


「新たな駅を作る」、「隣町と線路をつなげて観光客を呼び込む」、「線路を複線化して交通の便を良くする」、「人が多くなってきたら車両を増やす」など基本中の基本を指示通りにこなしていけば誰でも簡単に「はじまる観光計画」をクリアすることができます。と、言ってもクリアするのは簡単ですが理解するのは結構難しい、ということもあるので注意が必要です。筆者は一回だけでは貨物駅のことをよく理解することができずチュートリアルシナリオを二度ほどプレイすることになりました。鉄道道(てつどうどう)は一日にして成らず、です……。


手前味噌ですがGame*Spark公式ストリーミング番組「スパ生」にて筆者が実際に「はじまる観光計画」をプレイする様子を放送しましたので、ご興味がある方はそちらのアーカイブを御覧いただけると幸いです(しばらくプレイした今見返すとめっちゃ的外れなことも言ってて恥ずかしいので、言ってることは話半分に聞いておいてください)。

奥深くやりがいのあるシステム



続く二つ目のチュートリアルシナリオ「夢と希望の街」ではすべての要素が説明され、できることが大量に増えるためゲームがかなり複雑化。例えば「売買案件」では契約を結び隣町や海外と資源を取引することで収入を得ることができます。しかし、「できる」からといって「やる必要」があるわけではないので、社長であるプレイヤー自身が適切に判断して事業を展開していきましょう。


他にも株を売買したり、自治体からの助成金を受け取るための条件をこなしたり、銀行からの融資を受けたり……物流以外にも社長が考えるべきことは山積みです。あまりに一度にいろいろ増えるため筆者は頭がパンクしそうになりましたが、ヘルプを見ながらなんとか一つずつ覚えていきましょう。余談ですが筆者は「カイジ」が大好きなため、こういうゲームで借金ができるとノータイムで満額借りてしまいがちです。


シリーズ随一のとっつき安さを持ちながら、考えることもたくさんあり硬派な部分のやり応えの十分なシミュレーションゲームに仕上がった『A列車で行こう はじまる観光計画』。ユーザー作成のシナリオをダウンロードできるなどかなり長く遊べる作品になっています。動作が重い場面もあり、バグもあるようですが(筆者はまだ遭遇していません)、アップデートのペースも早いですしサポートには期待してよさそうです。ニンテンドースイッチの箱庭系シムとしては決定版ともいえる作品だと思うのでジャンルのファンや興味がある方は遊んでみることをオススメします!
《文章書く彦》

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