
今やPC/コンソール/モバイルそれぞれのプラットフォームでサバイバルジャンルの作品は定着していて、多くのプレイヤーがさまざまな世界を舞台にサバイバルを楽しんでいます。
Game*Sparkでは【クラフトサバイバル名鑑】として、同ジャンルが好きな筆者が、定番作品を中心にクラフトサバイバルジャンルの作品の魅力を紹介・解説しています。今回は年末年始特別企画として、Steam向けに2026年にリリースされる今後の期待作について、体験版プレイレポートをお届けします!
宇宙、海洋惑星、空、不思議な世界
今回は4つのオープンワールドクラフトサバイバルジャンルの作品を紹介します。好評を博した宇宙サバイバルの続編や、広大な空の上を冒険するサバイバル、そして筆者が昨年から注目している2Dサバイバルなど、色々な世界を舞台にした冒険が待っています。
◆『EXONAUTIS』
美しい海洋惑星「Eo-III」を舞台にした調査を行う作品。プレイヤーは惑星に送り込まれた囚人のメロディとなり、数年前に行方不明になった採掘船「Atteros」の真相を探り出さねばなりません。さらに、同じように惑星に送り込まれた仲間たちを見つけるという、もう一つの目的もあります。
ゲーム内では調査用と採集用のツールを使い分けながら、惑星内を探索していきます。海中探索が主な目的となりますが、初期は最低限の装備しかなく息も長続きしないので、降下用のポッドに備え付けのクラフト装置で酸素タンクや素早く泳ぐためのフィンなどを作っていきましょう。




また、初期地点の近くには他の人が残していった「ネオン」というメカがあり、修理することでプレイヤーをサポートしてくれます。体験版では調査できる範囲があまり広くありませんが、それでも海中では多彩な風景や人々が残した残骸など、さまざまなロケーションや生態系を楽しめます。
最初はやるべきことがわかりづらく、どこでどんな素材が手に入るのかわかりづらい部分も。勇気を出して海中探索を始めれば、一気に新しい装備も作れるようになり探索の幅が拡がっていきます。体験版なのでやれることはあまり多くありませんが、調査と探索という本作の魅力は十分味わえます。





ただし、ゲーム起動時のグラフィック設定が重すぎたり、オブジェクトに引っかかったり、壁にめり込んでスタックすることもあります。また、UIに関してはわかりやすいとも言えないので、面白い題材を活かすための今後の改善に期待したいところです。
◆『SkyCraft』
空の上に無数に浮遊島が浮かんだ世界を舞台にした『SkyCraft』では、プレイヤー自身が島の一部となって空の冒険を楽しむことができます。クラフトサバイバル部分は比較的オーソドックスで、最初は原始的なツールから始まり、さまざまな島を巡って、より高度な素材やツールを入手していきます。
島々への移動は、プレイヤーが初期にリスポーンした島を操縦します。ただしこの世界にはエッセンスと呼ばれるリソースがあり、プレイヤーの拠点となる島は少しずつエッセンスを消費していきます。エッセンスがなくなると島が維持できなくなるので、冒険の中で集めていくことも重要です。




エッセンスは空中に浮かんでいるものを回収したり、生物を殺して入手できます。プレイヤー自身が魂の状態になれば空中を移動できるので拾いやすくなりますが、ときには島への襲撃なども発生するので注意が必要です。エッセンスを集めれば島を大きくすることが可能で、家や施設なども作りやすくなります。
体験版では、最初に拾った石で木を殴って木材を入手するという、実にクラフトサバイバル作品としての導入から始まります。一方で別の次元に移動しての作業やエッセンス集めなどの独自要素もありますが、ゲーム内の説明が少なく“やるべきこと”がわかりづらい部分も感じます。





同作は2022年頃から開発され、パブリックテストも行われてきました。2026年1月に配信を予定している早期アクセス版では、基本的なサバイバル要素を楽しめ、今後は長い計画で新たなメカニクスやコンテンツの追加を行っていくとのこと。独自性もある作品なので、こちらはリリース後も注視していきたいと思います。
◆『Breathedge 2』
2021年2月26日に正式リリースされ高い評価を得ている『Breathedge』の続編が2026年にリリースされます。奇妙な不死身なニワトリやクルーと力を合わせ、前作で銀河の危機を救った主人公・マンの新たな冒険を描く作品で、皮肉とジョークが入り混じったスタイルも特徴です。
体験版では崩壊した宇宙列車の駅に到着した一行が、この状況を乗り越えるシーンをプレイできます。宇宙に漂っている金属を集めたり、オブジェクトを壊してプラスチックなどを回収しながらツールや食糧などをクラフトしつつ、さまざまな場所に用意されているクエストをクリアしていきましょう。





重要なのが酸素の管理で、行動中に酸素ゲージが切れればダメージを受けてしまいます。各地に設置されている酸素ステーションで補給したり、宇宙を漂う「酸素虫」を捕まえましょう。クラフト材料に余裕があれば酸素ステーションをクラフトして、特定のエリアに設置することもできます。
クラフトサバイバルとしても遊びやすく、目標達成のために何を集めるべきか、という目標がわかりやすいのも嬉しい点。宇宙空間内を自由に移動できるので隠されたアイテムを探すという楽しみも用意されています。また、一部のアイテムスポーンも早く、どんどん装備や施設を強化する感覚を味わえます。





配信されている体験版はかなりたっぷり遊べる内容で、探索やクラフトだけでなく、謎解きやボス戦などもプレイできます。もちろん日本語にも対応しているので、本作ならではのジョークも楽しめます。
◆『Delverium』
筆者が注目している2Dサンドボックスサバイバル『Delverium』も、いよいよ2026年にリリースされる予定です。プロシージャル生成された世界を舞台に、冒険や拠点づくり、農業、手強い強敵との戦いなどを自分のペースで楽しめる作品で、Game*Sparkでの紹介記事をきっかけに日本語対応が決定したという経緯もあります。
プレイヤーはゲーム開始時に広大な世界に放り出され、近くにいるNPCのアドバイスを受けながら、まずは素材集めや家造りを行っていきます。NPC用に家を用意することで彼らは定住し、職業ごとに持っている装備などを売ってくれるようにもなります。
例えば農学者が拠点に来れば、マップで探さなくてもヒヨコなども飼えるようになります。本作はツールのレベルアップ効率もよく、調理鍋で作れる料理やポーションの効果も高いので、拠点を拡張していくことが冒険のサポートにも繋がります。もちろん、ただ巨大な拠点づくりを目指すこともできます。




各地にはダンジョンへの入口が用意されていて、中には強敵や宝物が待ち受けています。本作のユニークな点として“敵が階層を越えて追いかけてくる”というものがあり、装備が整わないうちに無茶な冒険をすると、多少逃げても追いつかれて倒されてしまいます。
HP/MP上限アップのアイテムやアクセサリー、魔法の杖など多彩なアイテムもあり、冒険すればするほど装備は強化されていきます。そして、本作はダンジョン内の壁を壊し放題で、掘ったときの音やリズムが心地いいのもオススメしたい部分。色々な要素が“ちょうどいい”作品です!



クラフトサバイバルの世界は宇宙から深海、そして異世界までさまざまです。今後もさらに予想もしていなかった舞台設定のゲームが出たり、10年後も語られるような注目作も登場していくと思います。【クラフトサバイバル名鑑】ではこれからも注目作・定番作を紹介していくので、こちらもお楽しみください!














