タヌキレトロ2Dアクション『Tanuki Justice』―グラフィックは『サムスピ』『ゴエモン』『最後の忍道』などに影響を受けた【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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タヌキレトロ2Dアクション『Tanuki Justice』―グラフィックは『サムスピ』『ゴエモン』『最後の忍道』などに影響を受けた【開発者インタビュー】

日本に可能な限り敬意を払って作ったということです。

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タヌキレトロ2Dアクション『Tanuki Justice』―グラフィックは『サムスピ』『ゴエモン』『最後の忍道』などに影響を受けた【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Wonderboy Bobi開発、PC/PS4/スイッチ/Xbox One向けに4月16日にリリースされたタヌキレトロ2Dアクション『Tanuki Justice』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、タヌキの兄妹が手裏剣を投げて戦う2Dアクション。懐かしさ溢れるグラフィック、高難度、2人協力プレイといった、レトロゲームを思わせる様々な要素が特徴。Steamページ上では日本語未対応となっていますが、日本語にも対応済みとのこと。なお、本作の開発者による作品『Aggelos』リリースの際にもミニインタビューにご回答いただいています。

『Tanuki Justice』は、1,520円で配信中(Steam)。


――まずは自己紹介をお願いします。

François Perez氏(以下François)Wonderboy Bobiという名前で活動している、François Perezです。私はゲーム開発者で、今まで作ってきたゲームはすべて1人で(グラフィック、レベルデザイン、音楽など)作ってきましたが、チームでのゲーム開発もしてみたいと思っています。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

François本作の開発は2020年の中頃に開始しました。完成まではおよそ7ヶ月かかりましたが、今でも様々な要素を追加したり、バグ取りを行ったりしています。当初は2、3週間ほどかけて無料ゲームを一本作ろうと思ったに過ぎないのですが、ポテンシャルがあることに気づき、より本格的な開発に移行したのです。

――本作の特徴を教えてください。

François本作についてよく言われるのが、昔懐かしい感覚、というものです。セガ・マスターシステムのような見た目ですが、PCエンジンファン、ファミコンファン、スーパーファミコンファンの方々にも、本作のグラフィックは気に入っていただけているようです。

また、本作のゲームプレイはハードコアゲーマー向けに調整されています。とは言え、平均的なプレイヤーでももちろんクリアすることはできますよ。本作の特徴の一つとして、キャラクターが立ち止まることなく、全方向に攻撃を撃てるというものがあります。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Françoisゲームプレイ面は『魂斗羅』シリーズと『大魔界村』から影響を受けています。グラフィック面は、『サムライスピリッツ』シリーズ、『ゴエモン』シリーズ、『快傑ヤンチャ丸』『最後の忍道』『忍 -SHINOBI-』といった多くの作品から影響を受けています。また、日本の伝統についてのドキュメンタリーもいくつか見ました。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

François新型コロナによる本作への影響はありませんでした。私も自宅から作業をしていましたし、ゲーム業界は他の業界と比べ、影響の少なかった業界だと思います。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

François配信していただいて問題ありませんし、収益化もしてもらって大丈夫です!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

François多くのフランス人と同様、私も日本が大好きです。本作の舞台は伝統的な日本です。可能な限り敬意を払って作りましたが、ある程度自由にやらせていただいたところもあります。例えば、日本とは関係のないミノタウロスやパンダが登場したりしますよ。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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