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無法には無法で返す!美麗ドットアニメーションが冴え渡るアーケードアクション『HUNTDOWN』【プレイレポ】

美麗ドットアニメーションが細かい部分にも冴え渡るアーケードアクション『HUNTDOWN』のプレイレポ。

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無法には無法で返す!美麗ドットアニメーションが冴え渡るアーケードアクション『HUNTDOWN』【プレイレポ】
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21世紀の三次世界大戦も過ぎた頃、街の治安は警察と企業が牛耳るようになり街は無法者で溢れていた……。警察すら取り締まることの出来ないアウトローたちを取り締まるため、企業に落札され派遣されたバウンティーハンターたち。今回紹介するアクションゲーム『HUNTDOWN』は、映画「ブレードランナー」のような世界でバウンティーハンターとしてアウトロー狩りに出るというストーリーとなっています。

滑らかに動く美麗なドット絵に激しく飛び散るオブジェクト

プレイヤーキャラは「アンナ・コンダ」「ジョン・ソイヤー」「モウ・マン」の3人で、アンナ以外はサイボーグだったりドロイドと世相を反映した人選になっています。キャラクターの違いは固定のメイン/サブウェポンで、それぞれ特色がありプレイヤーの好みや得意なスタイルから選択可能です。

ソイヤーのサブウェポンはブーメラン。戻ってくる時にも判定があり、キャッチ出来ればリロードも無い優秀な武器です。

街は複数のエリアに分かれており、エリア毎にそこを支配しているギャングであったりマフィアも存在します。エリアに突入する前にはクライアントである「島本」との小粋なブリーフィングも挟まりテンションを上げてくれます。

また、非常に細かい要素ではあるのですが、マップ情報やエリアのボス情報を確認する際に上下キーのどれを押しても項目を変更できるのですが、画面下部のキーボード部分も押したキーに対して反応してアニメーションを行うなどアクション以外の部分も非常に細かく作り込まれています。

肝心のアクションシーンもブローバックで排出される薬莢であったり、爆発、ヒットモーションといった部分も非常に綺麗なアニメーションであるのにも関わらず破壊できるオブジェクトも豊富にあり、アクションを盛り上げてくれます。そして、各エリア毎のアウトローたちはそれぞれチームカラーというべき特色があり、それに沿った敵デザインや攻撃を行ってきます。

道中にはシークレット要素の収集もあり、ノーミスクリアなどの実績にあたるやりこみ要素も豊富です。

本作品はリトライが容易な点も素晴らしいポイントです。(ストーリーモードでは)ゲームオーバーという概念がないためライフがゼロになってもチェックポイントから即リタート、ボス戦においてはボスから始まる仕様になっているため、何度も何度も挑戦が可能。リスタート時は「さっさと行ってこい」と救急車から蹴り出されるのも良い演出です。

リスタートが容易な分敵の攻撃は熾烈を極めていきます。時にはロケットランチャーや手榴弾、マシンガンなどの武器を効果的に使わなければ何度もやり直す場面もあるでしょう。ですが、熾烈な敵のラッシュをノーダメージで抜けたときなどの爽快感は格別です。

ステージの最後にはもちろんボスもあり。独特な見た目だけでなく非常に強力な攻撃だったり、覚えづらいパターンであったりとプレイヤーを翻弄します。ボス戦中も攻撃をしのぐ中でも雑魚が出現したりと、ボス戦は結構難易度が高めになっています。

一人プレイよりフレンドとプレイするともっと面白い

本作品は一人でプレイする際はライフが無くなってしまうと即座にリスタートとなってしまいますが、二人プレイの場合はもう片方のプレイヤーが時間内であればボタン連打で蘇生が可能。ですが、時間切れとなった場合はチェックポイントにたどり着くまで一人でプレイすることになります。本作品は何度もリプレイすることが前提の難易度となっているため、一人でプレイするよりもフレンドとプレイすると若干難易度は緩和されます。

Steam Remote Play Togetherに対応しているので、本作品を所持していれば相手が所持していなくてもフレンドとプレイ可能です。二人でVCで連携しながらプレイすれば大変な場面でも切り抜けることもできるでしょう。

中途半端な難易度が苦手な人には非常にオススメ

リトライ前提のデザインである本作品は難易度ノーマルでもそれなりに難しい作品です。初見殺しというものは少ないですが、敵のラッシュやボス戦を簡単にしのげるようになるにはトライアンドエラーを繰り返す必要があります。

ですがアーケードモードも別に用意されており、アーケードモードではスコアアタックに変化します。敵やアイテムの配置も変わっており、ストーリーモードとはまた違うプレイが楽しめます。

特にプレイスタイルでかかるボーナスはテンポ良く取れるため、こちらもプレイしていて非常に楽しいモード。そのため、前述のトライアンドエラーを繰り返すことでストーリーモードのクリアだけでなく、アーケードモードでどうスコアを稼ぐかにも昇華されていく流れは素晴らしく、どれだけリトライを繰り返そうとも次のプレイに繋がる気持ちの良い流れにもなっています。

アクションゲームが好きな方や、腕に覚えのある方はアウトローの群れに飛び込んでみると良いでしょう。なお、危険手当はありませんので各自の自己責任でお願い致します。

タイトル:HUNTDOWN
対応機種:PC(Steam/Epic Games ストア/GoG/Windowsゲームストア)/PS4/Xbox One/Nintendo Switch
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2021年5月13日(Steam版)
記事執筆時の著者プレイ時間:12時間
価格:2050円

《rate-dat》

面白そうなことに頭を突っ込んで火傷してます rate-dat

本業はデザイナー。 印刷物やWeb、写真加工など色々とやっています。

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