神ローグライトカードゲーム『Cardnarok: Raid with Gods』―『ハースストーン』開発者が独立して作ったローグライトデッキビルダー【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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神ローグライトカードゲーム『Cardnarok: Raid with Gods』―『ハースストーン』開発者が独立して作ったローグライトデッキビルダー【開発者インタビュー】

チームバトルのカードゲームは確かにそれほど多くないですね。

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神ローグライトカードゲーム『Cardnarok: Raid with Gods』―『ハースストーン』開発者が独立して作ったローグライトデッキビルダー【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Greedy Wolf Studio開発、PC向けに5月14日に正式リリースされた神ローグライトカードゲーム『Cardnarok: Raid with Gods』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、神々が戦うローグライトデッキビルティングカードゲーム。プレイヤーは個性豊かな神々を選んでチームを組み、3柱の神々を切り替えながらモンスターたちと戦います。記事執筆時点ではギリシャ神話とエジプト神話の神々が登場しますが、今後のDLCで中国神話、北欧神話、ヒンドゥー神話、日本神話の神々も追加される予定です。日本語には未対応。

『Cardnarok: Raid with Gods』は、2,050円(5月22日までは30%オフの1,435円)で配信中



――まずは自己紹介をお願いします。

Frank Chang氏(以下Frank)台湾系カナダ人のゲーム開発者、Frank Changです。Blizzard Entertainmentで6年間、goGame(セガの子会社)で2年間仕事をしてきました。現在、3人で活動しているGreedy Wolf Studioでプロデューサー兼ゲームデザイナーとして、フルタイムでゲーム開発を行なっています。

――本作の開発はいつどのようにして始まったのでしょうか?

Frank2018年に息子が生まれると、私は自分が本当に好きなゲームを作りたいと思うようになりました。大手企業に勤めているとそれは難しく、私は息子に「父さんは夢を追いかける勇気を持っているんだ」と言うことを見せたいと思ったのです。こうして、私はGreedy Wolf Studioを設立し、本作の開発を2019年3月にスタートさせました。

――本作の特徴を教えてください。

Frank私たちが本作を作り始めた頃、ほとんどのローグライトデッキビルダーゲームは、同時に1人のキャラクターしか操作できませんでした。そのため、同時に多くのキャラクターを操作できると言うのはどうだろうと考えたのです。本作では3人のキャラクターでチームを組み、他の2人のキャラクターもただ立っているわけではありません。プレイヤーはキャラクターたちを切り替え、異なる行動をさせ、異なるバフを得ることができるのです。おそらくこれが本作一番の特徴であり、他のゲームでは見ることができないものでしょう。

――本作が影響を受けた作品はありますか?

Frank私はカードゲームが大好きです。以前は「マジック:ザ・ギャザリング」をたくさんプレイしていましたし、『Slay the Spire』も大好きです。また、私はBlizzardで働いていた頃、『ハースストーン』の開発に関わっていました。そのため、「自分でも革新的なアイデアが詰まったカードゲーム(ローグライトデッキビルダー)を作れるのではないか」と思ったのです。

――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能でしょうか?

Frank日本語にはもちろん対応させたいです。実はすでにいくつかの日本の翻訳会社とも話をさせていただいたのですが、当時は翻訳のコストを捻出することができませんでした。もし有志翻訳をしていただける方がいらっしゃいましたら、メールでご連絡いただけると幸いです。

――新型コロナウイルスによる開発への影響はありましたか?

Frank私たちは自宅から作業をしていましたので、影響はそれほどありませんでした。おかげで、一年間の早期アクセス中に50回以上アップデートを行うことができたのです。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫でしょうか?

Frankもちろんです。ぜひ多くの配信者の方たちに、本作を紹介していただきたいです。

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Frank今後、本作において日本神話もぜひ採用したいと思っています。ゼウス、アヌビス、オーディンたちと一緒に、アマテラス、イザナギ、イザナミなどが戦えるようになる予定です。ぜひ多くの方に本作を遊んでいただき、日本神話の開発に着手できると良いなと思っています。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に400を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

《Chandler》
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