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『ファイアーエムブレム』ライクなターン制SRPG『Dark Deity』は“ライク”なだけじゃない独自性とバランスの良さも魅力【爆速プレイレポ】

『ファイアーエムブレム』など日本のシミュレーションRPGにインスパイアされた本作。わかりやすく深い戦略が魅力!

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『ファイアーエムブレム』ライクなターン制SRPG『Dark Deity』は“ライク”なだけじゃない独自性とバランスの良さも魅力【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」となります。

今回は2021年6月16日にSword & AxeとFreedom GamesよりPC向けにリリースされた『Dark Deity』について生の内容をお届けしたいと思います。


『Dark Deity』とは

架空の大陸を舞台にしたターン制のファンタジーシミュレーションRPG。個性豊かな30キャラクターと54種類のクラス、アップグレードシステムなどにより幅広い戦略やユニット構成が可能な作品です。

本作は2020年にタイトルを発表し、2021年に開始したKickstarterキャンペーンではわずか7時間で目標額を達成。最終的には目標の6倍以上となる74,383ドルのプレッジを集め、すべてのストレッチゴールをクリアしています。

ファイアーエムブレム』や『ファイナルファンタジータクティクス』など日本のシミュレーションRPGにインスパイアされたという本作。オーソドックスな戦闘やレベルアップなどのシステムにくわえ、キャラクター同士の会話なども搭載してその世界観を一層深めています。

『Dark Deity』の実内容に迫る!

物語は架空の大陸「ETLAN」の中心国であるデリア王国から始まります。10年前に父が暗殺されたことの復讐を遂げるため、現国王Varicは隣国に対して戦争を開始してしまいます。しかし、復讐心が勝ったために戦争を仕掛けたものの王国の軍備は整いきっていない状態。軍備を増強するため、王は士官学校「Brookstead」に対してひとつの命令を下すのでした。

場面は代わりBrooksteadでは、主人公「IRVING」と、仲間の「GARRICK」「MAREN」「ALDEN」の4人が戦闘試験を受けようとしている真っ最中。このシーンはいわゆる戦闘のチュートリアルなのですが、最初から敵の数は自軍の3倍近いので注意が必要です(弱めには設定されていますが)。IRVINGの兄であり国でも有数の戦士である「STERLING」を倒したことで試験は終了します。

その後、王が「学校の生徒全体を徴兵する」としたことで全員が強制的に卒業し、士官することに。こうして主人公たち4人を含む多くの「アカデミー卒業生」や、多くの民が戦争に駆り出されることになったのでした。

復讐心に駆られる自国の王が協定を破棄してまで戦争を仕掛ける導入部は、なかなか印象が強め。しかも前国王を殺した犯人も「隣国の仕業なのかはっきりと判明していない」状態です。そのため、無茶な政策に多くの民が振り回されている様子がそこかしこに描写されています。それにしてもこの王の座ってる玉座のデザインがなんだかすごい……。

しかし、この戦争に参加させられた主人公たちが、いずれ大陸を取り巻く大きな陰謀に対する存在となっていくのです。

戦闘はオーソドックス!ユニットロストは無し!

本作はストーリー部分と戦闘準備、実際の戦闘という3つのパートに分かれています。戦闘は自軍ターン→敵ターンを繰り返すオーソドックスなターンベース制を採用しており、ステージによって「ボスユニットを倒す」「指定ターン数を経過する」「敵を全滅させる」「敵の破壊を阻止する」など目標が異なります。

戦闘ユニットには「近接」「弓」「魔法」「回復」それぞれ得意なクラスが存在。クラスごとに攻撃力特化や命中率特化など4種類の武器を持っており、状況に合わせていつでも切り替えが可能です。なお、『ファイアーエムブレム』のような武器の使用回数制限はありません。また、クラスごとの「武器タイプ」と「アーマータイプ」によって相性があります。

戦闘は攻撃と反撃をそれぞれ1回ずつ行う仕様で、相手の射程外からであれば一方的に攻撃可能。弓兵は隣接されると攻撃も反撃もできないため気をつけましょう。また、キャラクターの速度が相手のステータスより大幅に勝っている場合は2回攻撃が発生します。いかに有利な状態で攻撃できるかが勝利の鍵です。

また、クラスごとに強力なスキルが用意されており、戦士職であれば敵や味方を押してスペースを開ける「プッシュ」、魔法職なら自分を挟んで味方ユニットをワープさせる「フェイズ」などさまざまな効果があります。回復職はスキルで回復できるため、杖振り専門というわけではなく通常攻撃戦闘に参加させるといった運用も可能です。そのほか、クラスごとにダメージアップや特定スキルの射程アップなどのパッシブ効果もあります。

なお、本作ではユニットが倒された場合にステータスの一部を失い離脱するのですがユニットを失うということはありません。また、難易度は3段階用意されています。

人質救出ミッションなども。

戦略を無限に広げる多彩なクラス!

キャラクターは戦闘後に経験値を得てレベルアップしてステータスが上昇。クラスによってステータスの成長率は決まっていますが、どの数値が上昇するかは毎回ランダムです。ちなみに上昇幅でキャラクターのセリフも異なりますね。このあたりもかなり『ファイアーエムブレム』ライクな作りです。

レベルが10と30になることでクラスチェンジが発生しますが各キャラクターには4種類のクラスチェンジ先が用意されており、それぞれ大きく性能が異なります。クラスチェンジの際には獲得スキルやステータス成長率、武器/防具タイプなども確認できますが、該当するレベルになった時に強制選択させられるのでやや注意が必要です。

クラスチェンジは基本的にはプレイヤー好みで選んで問題ないのですが、攻撃の射程が変わる職業もあり、場合によって戦略が変わってしまうので部隊のバランスも考慮した方が安心です。また、ゲーム内で2回しかチャンスはないのですが「クラスチェンジするとそのターンは再行動可能」なので、覚えておくと少しだけ有利になるかもしれません。

なお、敵のドロップやショップでステータス上昇アイテムが入手できるため、成長でステータスが伸びなかった際にも救済措置が用意されています。しかし、強化アイテムは貴重なアイテム。弱点を補うか、特定ユニットにつぎ込んで最強ユニットを作り出すかもプレイヤーの選択に委ねられます。

上記の「武器タイプ」「アーマータイプ」の相性は比較的複雑で種類も多め。クラスチェンジの際は、ある程度ユニットのタイプ広げることでさまざまな場面に対応しやすくなります。

クリティカル発生時はカットインも。

武器のアップグレードは重要!仲間との会話も楽しもう

ステージ間のキャンプ画面ではユニット確認やアイテム交換のほか「ショップ」「アップグレード」「BONDS(絆)」コマンドが使用可能。ショップでは回復アイテムなどさまざまなアイテムの売買が可能です。

アップグレードはユニットの各種武器を強化できるのですが、その際には敵のドロップやショップで入手可能なトークンが必要で、2段階強化する事により高級なトークンが必要になっていきます。クラスチェンジ以外で装備の変更がない本作では、武器強化は確実なユニット強化につながる重要な要素です。

「BONDS(絆)」では、戦闘で絆を深めたキャラクター同士の会話を楽しむことができます。各キャラクターそれぞれに会話が発生するユニットが決まっており、戦闘パート時に「3マス以内で戦闘を発生」「回復する」などの行動で絆が深まっていきます。なお、近年の『ファイアーエムブレム』作品ではこうしたイベントを重ねるごとに、様々な支援効果などが発生するようになりますが、本作では特にそういったメリットはない模様。とはいえ、会話の内容自体は個性豊かで面白いですよ。

ちなみに、筆者がプレイしている限りではありますが本作にはフリー戦闘などの要素は確認できていません。あくまで爆速プレイレポ執筆のためのプレイということで、かなり大味にプレイを進めてきましたが、さまざまな要素を楽しむためにもストーリー内である程度考えながらチームを組んだり、金策したりすることも求められるでしょう。


ここまで紹介してきた『Dark Deity』。日本のシミュレーションRPGに、特に『ファイアーエムブレム』にインスパイアされているというだけあり、随所に「それっぽさ」を感じられる内容です。もちろん本作独自のシステムもあり、わかりやすく、それでいて深い戦略性の高い作品に仕上がっています。

戦闘も戦略を練れば事故が起こらりづらい良好なバランス。防御ユニットで相手を釣る戦略は有効ですが、ターン制限付きのマップがあるため単純に待つだけでは決してクリアできません。また、短いターンでクリアすると獲得できるお金も増えるため、自軍をのびのび強化したいなら迷わず攻めることも重要です。

ワープエリアのあるマップも登場。

登場するキャラクターも、主人公チームや道中加わる仲間たちそれぞれにドラマがあり個性豊か。「BONDS(絆)」システムによる会話でより世界観を広げており、気がつけばお気に入りのキャラクターが生まれるのではないかと思います。発売から精力的にアップデートも行われており、ますます本作の魅力は増していくのではないかと思います。

『Dark Deity』はPC(Steam)向けに配信中。Kickstarterキャンペーンによるとコンソール版も予定しているようですが、現在までリリースに関しては明かされていません。

タイトル:Dark Deity
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2021年6月16日
記事執筆時の著者プレイ時間:5時間
価格: 2,570円

《Mr.Katoh》

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