時間で割れば1本数円、今夏のセールは“コスパ”で選べ!『Streets of Rogue』『Sid Meier’s Civilization® VI』『theHunter: Call of the Wild』『7 days to die』他【Steamサマーセール2021特別企画】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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時間で割れば1本数円、今夏のセールは“コスパ”で選べ!『Streets of Rogue』『Sid Meier’s Civilization® VI』『theHunter: Call of the Wild』『7 days to die』他【Steamサマーセール2021特別企画】

Steamサマーセール、どうせなら安く長く遊びたいですよね。ということでコスパという点でゲームをピックアップしてみました。

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時間で割れば1本数円、今夏のセールは“コスパ”で選べ!『Streets of Rogue』『Sid Meier’s Civilization® VI』『theHunter: Call of the Wild』『7 days to die』他【Steamサマーセール2021特別企画】
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2021年にも変わらず熱いPCゲーマー夏の風物詩「Steamサマーセール」。読者の皆さまもすでに多くのゲームを買われたことでしょう。「まだ買い足りない」、そう思われる方もきっといることでしょう。

ところで、普段、読者の皆さまはどのような基準でゲームを買われていますか?きっと、いくつもの基準があることでしょう。しかしいまは大「Steamサマーセール」真っ只中。せっかく安いゲームが買えるなら、“とことん長く”楽しめるタイトルを買えば結果は更に”お得“なのではないでしょうか。

そこで今回は1本買えば数十時間、数百時間と遊べてしまうかもしれない「コストパフォーマンス」いわゆる“コスパ”の高いゲームを紹介していこうと思います。

『streets of rogue』-51% 1,004円

レジスタンスの一員となり、圧政を敷く町長を打倒すべく突き進む見下ろし型アクションローグライト。ポイントは舞台がダンジョンや要塞ではなく、すべて「街の中」という点。そこには仕事をするサラリーマンやバーを営む商人、街を守る警官といったNPCたちが平穏に暮らしています。しかしプレイヤーは町長打倒を目指す身。涙をのんで笑顔で街を混沌の渦に叩き込みましょう。

選べるキャラクターは兵士、ギャング、レスラーといった武闘派からコメディアン、バーテンダーなどのNPCと有効的になれるタイプ、さらには誰彼かまわず捕縛する奴隷商人、痰を飛ばした相手を仲間にするゾンビ、フィジカル最強だが言葉が通じないゴリラといった特殊なものまでDLCを含め計32キャラクター。それぞれが固有の特性を持つため、キャラを変えると攻略ルートも大きく変わります。

クリアのためには最終ステージで町長の帽子を奪い、演壇の前で演説を行う必要がありますが、そのためには操作キャラの特性を活用し、殺す、買い取る、盗む、選挙で勝つ、話し合いで譲ってもらう、どんな手段をとってもOK。リプレイ性の高い作品です。有志による日本語翻訳の存在もありがたいところです。


『Sid Meier’s Civilization® VI』-75% 1,750円

「コスパ」といえばな代表作、言わずとしれたリアル時間超消費系ターン制ストラテジーです。数十種類の文明の中からひとつ選択し、科学を発展させ宇宙を目指す・世界遺産などで観光力を高める・自国で興した宗教をすべての文明の主流にさせる、などの勝利条件を目指します。チュートリアルも完備しているため、旧作を未プレイでも気軽に挑戦することが可能です。

「気がつくと朝になっていた」「仕事をクビになりかけた」系のミームがいくらでも見つかる本作。セール中に買うのはアリですが、いざプレイするのは長期休暇まで待つのも手かもしれません……。

『the Hunter: Call of the Wild』-76% 492円

自身がハンターとなり、オープンワールドな舞台で鹿をはじめクマやイノシシ、狼などの狩猟を楽しむハンティングFPS。狩猟できる動物たちの「野生っぷり」の作りが素晴らしく、プレイヤーが普通に茂みの中を歩いているだけでも数百m先から感知されて逃げられてしまいます。足跡を見つけ次第しゃがんでゆっくりと歩き、匂いでバレてしまう可能性を排除するために風下から近づき、ついに肉眼で発見できるターゲットの姿には感動すら覚えます。

初めから遊べるマップに加え、DLC購入で追加できる地域もバリエーションに富み、ロシアのシベリア、アフリカのサバンナ、カナダのユーコンといった有名なポイントで狩りを楽しめます。昨年末にはニュージーランドのマップが追加され、ニホンジカが登場したことで話題となりました。

マップ毎に異なるストーリーミッションに挑戦したり、それらを一切無視して自然と戯れたり、別途購入できるバギーにのってドライブを楽しんだり、と、千差万別の遊び方が楽しめます。


『7 days to die』-70% 744円

一言で表すならば「『マインクラフト』と『DayZ』のあわせ技」といった作品。裸一貫でマップに放り出され、大量のゾンビから逃げまどいながらも物資を調達、ある程度物資の用意ができたところでマインクラフトのようなボクセルのサンドボックスシステムで拠点を作り、サバイバル生活を送ります。タイトルにもある通り、サバイバル生活7日目と、そこから7日毎にホードとよばれる大量のゾンビの襲撃があるため、拠点の周りに堀の準備や建物の素材の強化、製鉄技術を利用して武器を制作したりと、生存のための準備は欠かせません。また、サーバーを用意してフレンドと強固な要塞を制作することも可能です。

まだアーリーアクセスではありますが、大量のModもすでにリリースされていたりと、遊ぶ環境はしっかり揃っています。本作だけで数百時間を溶かしたという人も珍しくない、刺さる人にはガッチリ刺さる1本といえます。


『Monster Hunter: World』-34% 2,010円

オンラインタイトルを除いての、『モンスターハンター』シリーズ初のPC移植となる本作。新大陸とよばれる土地を舞台に、プレイヤーは調査団の一員となり「古龍渡り」という現象の謎を解明すべく各地を探索していきます。

過去作と比べてシステムも多くが刷新され、広大な一つのマップをロード無しで移動できるようになったことを筆頭に、クエスト中に装備の変更やアイテムの補充、ターゲット追跡のためのマーキングがペイントボールではなく新要素の「導蟲」で行える、ピッケルや虫あみの準備が不要になっている、などなど、面倒だった部分が改善されています。また、PC版ならではのHigh Resolution Texture Packによるグラフィック面の向上や、高フレームレートでのプレイなども魅力の一つ。他と比べると割引率は渋めですが、気がつくと数百、数千時間と遊んでしまう強烈な1本です。

まずはMHW本編だけ買って試すにももってこいの価格、波長が合えば拡張パック『Monster Hunter World: Iceborne』もオススメです。追加コンテンツ『Monster Hunter World: Iceborne』がセットになった「Monster Hunter World: Iceborne Master Edition」は-41% 4,169円となっています。


『Arma 3』-75% 900円

『DayZ』などでも有名なBohemia Interactive開発の現代戦ミリタリーFPS。相手の弾丸1発ですら死の危険がともなう超シビアなシステムに加え、戦車、装甲車、ヘリコプターに戦闘機といった様々な車両も扱うことができるさまはミリタリーシミュレータとも言われるほど。

一人で遊ぶシングルプレイヤーキャンペーンはもちろんのこと、最大の特徴はユーザー自らシナリオを制作することができるサンドボックス的要素。Steam Workshopには既に70000以上のシナリオがすでに用意されているため、一つ一つ遊ぶとなると老後の趣味になりかねないでしょう。本編発売から既に7年近く経ちますが、未だにDLCが開発され続けているところもポイントです。


『Grim Dawn』-75% 620円

エセリアルとクトーニックという2つの種族の戦いに巻き込まれ、人類文明がだいぶ崩壊気味の世界を舞台に、剣と魔法と火薬で冒険するダークファンタジーなハック&スラッシュ。タイトルの「グリムドーン」とはそれら2つの衝突によって起こされた人類史上最悪の惨劇についた名前です。

ゲームとしてはいわゆる『Diablo』ライクなザ・ハクスラといったものですが、マスタリーと呼ばれる他ゲームでいうところの職業・クラスのようなものを2つ選択することによってスキルビルドの幅を広げるシステムなどが特色となっています。他にもマスタリーに関わらず能力を強化できる星座の形を模したスキルツリーなど、様々なスタイルの強化が楽しめます。

メインのストーリーに加え、DLCで追加された拡張シナリオ、激しい戦闘と報酬が楽しめるエンドコンテンツ系ダンジョンも完備しているため、遊びごたえは抜群です。拡張パックがセットになった『Grim Dawn Definitive Edition』は55%オフの2,979円となっています。


『不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイス』-20% 2,384円

昨年末に発売された、ローグライクジャンル日本代表と言うべき本作ももちろんセール対象。風来人シレンを主人公としたシリーズ最新作、今回は少し中華なテイストを感じられるフォーチュンタワーで、運命を司る神リーバが作ったといわれる「運命のダイス」を探します。

「コスパ」を体現したようなキャッチフレーズ、「1000回遊べるダンジョンRPG」の名は伊達ではなく、ニンテンドーDS、PS Vitaと、発売されるごとに要素が増え、ニンテンドースイッチ、PCへの移植の際も新たなダンジョンが追加されました。初心者向けのダンジョンから上級者でもふとした瞬間にやられてしまう超高難度ダンジョンまで、30以上の迷宮で冒険が楽しめます。さらに今作は便利機能として各種情報が画面にひとまとめに表示できる「ライブ探索表示」機能も追加されています。動画配信の際などに便利とのことですが、必要な情報がまとめて確認できるため、普通に遊ぶ場合も助かります。


『Risk of Rain 2』-33% 1,721円

ドット絵で描かれた2D横スクロールの「1」から一転、3Dで描画されたTPSスタイルへと生まれ変わったローグライトアクション。モンスターはびこる惑星に不時着したクルーとなり、脱出を目指します。

時間経過で難易度が上昇していくシステムを採用している本作。序盤は敵の攻撃もゆるやかですが、じわじわと強いモンスターが出現し始め、終盤にはエリートと呼ばれる通常の敵の数倍の攻撃力を持つモンスターがわらわらと襲ってきます。

初めのうちは数エリアすら突破できずにやられてしまいますが、いわゆる「経験値は自分の腕に蓄積」されるタイプのゲームです。自分の腕前が上がるにつれて適切な順番での敵処理&選択したクルーにベストなアイテム選択などをこなせるようになっていく様は快感の一言。


今回紹介した9タイトルだけでも、全て遊び尽くすとしたらいったいどれだけの時間がかかるのやら……。まだまだ続くSteamサマーセールは、日本時間2021年7月9日午前2時までの開催予定です。


《KADEN》

三度の飯とゲームが好き KADEN

1986年、横浜に生まれ落ちる。祖父が持っていたPC9800シリーズとFM-TOWNSによって目覚め、Dreamcast版タイピングオブザデッドに教育され、正月に購入したHalf-Life 2とBattlefield 2によって後戻りできなくなる。 最近はゲームにかこつけて料理の記事も上げたりする。

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