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攻撃を弾き返す爽快感!魑魅魍魎の跋扈する東洋世界の高難度2DバトルARPG『斬妖行 Eastern Exorcist』【中華ゲーム見聞録】

「中華ゲーム見聞録」第85回目は、魑魅魍魎の跋扈する東洋世界で戦う、高難度横スクロール2DバトルアクションRPG『斬妖行 Eastern Exorcist』をお届けします。

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攻撃を弾き返す爽快感!魑魅魍魎の跋扈する東洋世界の高難度2DバトルARPG『斬妖行 Eastern Exorcist』【中華ゲーム見聞録】
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中華ゲーム見聞録」第85回目は、魑魅魍魎の跋扈する東洋世界で戦う、高難度横スクロール2DバトルアクションRPG『斬妖行 Eastern Exorcist』をお届けします。

本作はWildfire Game(無錫野火数字科技有限公司)が開発し、bilibiliによって2021年7月8日にSteamで正式配信されました。bilibiliは中国の動画サイト「ビリビリ動画」でお馴染みの企業で、これまでにも多数のゲームをSteamで配信してきています。本コーナーでもハッカーADV『妄想ブロークン』や、音声を頼りに犯人を探す推理ゲーム『Unheard』、クトゥルフTRPG風ミステリーADV『寄居隅怪奇事件簿』といった作品を紹介してきました。尖った作品を多く配信してきている印象ですね。

本作の内容ですが、横スクロールのアクションRPGです。ただ、戦闘の難度は高めになっており、『仁王』や『SEKIRO』といった、いわゆる「死にゲー」的なものになっているとのこと。パッと見た感じ、以前に本コーナーで紹介したアクションRPG『Bladed Fury』に似ていますが、果たしてどんなゲームなのか。さっそくプレイしていきましょう。

まずは戦闘の基本から!

ゲームを開始すると、まずはレベル選択です。『仁王』や『SEKIRO』のような難度の高いアクションゲームとのことなので、まずはイージーから。海外ゲームだと、イージーでも難しいということがありますが。

次にキャラクターの選択ですが、おっさん(陸雲川)と半妖の少女(夏侯雪)の2人から選べます。ビジュアル的に半妖の少女の方が良さそうなので、半妖の少女(以後、「お雪」と呼びます)を選択。キャラクターごとにストーリーが違うようですね。

ゲームスタート。まずはチュートリアルステージですね。画面下の赤いバーがHP白いバーがスタミナになっています。本作では攻撃や回避、ジャンプをしたり、防御状態で敵の攻撃を受けたりするとスタミナが減り、何もしなければ自動回復します。

敵の登場です。武器を構えた途端、お雪の髪が伸びて、戦闘状態の姿に変わりました。Xboxコントローラーで操作していますが、Xボタンが攻撃になっています。攻撃のたびにスタミナが減りますが、がっつり減るというほどではないので、連打しても問題ありません(今のところは)。ただ、後述するコンボは、連打だと出せなくなるので連打でゴリ押しにも限界がありますね。

敵にダメージを与え続けると、いわゆる「フィニッシュ状態」になり、RTを押すことで、敵にトドメを刺すことができます。一定時間放置すると、敵がパワーアップして復活するので注意が必要です。

LBで防御姿勢を取ります。防御時に敵の攻撃を受けた場合、スタミナが減ります。また、ずっと防御姿勢でいると、スタミナの回復が遅くなるので、ずっと押下するのではなく適度に防御を解くのが良いですね。また、YボタンでHP回復剤を使って体力を回復できます。

この手の高難度バトルアクションゲームには付き物の回避行動はBボタンで行います。その際方向キーを入れることで、回避方向と回避距離を伸ばすことも可能です。回避中は無敵ですので、敵に追い詰められた時などに使うといいでしょう。回避のたびにスタミナを消費するので、いざという時のためにスタミナ管理はしっかりしておかないと手詰まりになりそうです。

ちなみに画面のように、敵の攻撃に合わせて回避をすると、「」の文字が出てきます。これは「完全回避」と言い、スタミナを消費しません。この後に攻撃を繰り出すことで、「完全回避反撃」をすることができます。またジャンプ中にBボタンで「空中ダッシュ」が可能です。

コンボ攻撃ですが、Xボタンを2回押した後、しばらく待つと「集気」状態となり、白い光がお雪に集まってきます。この時にXボタンを押すことで、強力な「斬撃」攻撃を繰り出すことができます。「大ダメージ+スタミナ消費無し」なので、どんどん狙っていきましょう。

盾持ちの敵には、普通に攻撃してもブロックされるだけです。Xボタンを押しっぱなしにすることによ「剛撃(溜め攻撃)」ができます。これで敵の防御を崩すと集気状態になるので、さらに「斬撃」を叩き込んでやりましょう。

キャラクターを成長させよう!

画面右下の数字が現在の霊力を表している

マップ上にある「神棚」では、キャラクターを強化できます。敵を倒したり、マップ上にある青い玉を拾ったりすることで、本作の通貨のようなものである「霊力」が溜まっていき、消費することでスキルツリーの解除やレベルアップが可能です。

また神棚は、死んだ時のリスポーン地点や、セーブ地点(オートセーブ)にもなっているほか、すでに行ったことのある他の神棚へワープすることもできます。

キャラクター強化」のスキルツリーでは、霊力を消費してスキルをアンロックできます。上位のスキルは霊力だけでなく、素材として「霊蘊」が必要になります。ここでは、完全回避を成功させるとスタミナを30回復する「気機流し」、完全回避反撃時に無敵になる「霊動」を取りました。またレベルも2つ上げておきます。

神棚で選択できる「刻苦勉励」モードは、格闘ゲームで言う所のトレーニングルームです。特徴の違う敵から戦いたい相手を選び、コンボや回避、防御、スキルの練習をすることができます。新しいスキルを身に着けた時や、完全回避を練習したい時などに利用してみましょう。

奥へ進んでいくと、お雪の兄の夏侯晴が現れました。ここで待ち合わせをしていたようです。「蝮竜玉」という物を手に入れるために、ここへ侵入したようですね。ちなみにこの世界では、「半妖は人間からも妖怪からも嫌われる存在」だそうです。

敵が攻撃してきた時に、タイミングよくLTを押すことで「弾き返し」ができます。攻撃を弾いた後、自動的に反撃を決めてくれます。さらに集気状態になるので、「斬撃」で大ダメージを与えられます。

弾き返しは決まると気持ち良いので、どんどん狙っていきたいですね。本作の醍醐味とも言える技です。ちなみに飛び道具に対しては、跳ね返すことができます。

しばらく進むと、また兄さんが登場。彼の奪った蝮竜玉の持ち主は「蝮王」と言い、この城の主のようです。これまで戦ってきた敵は、蝮王の部下たちですね。兄さんが「おじさん」と呼んでいる人物と、これから合流しなくてはなりません。

さらにステージを進んでいくと、兄さんが倒されていました。倒した相手は「夜叉蛇」という大型の妖怪。ここから最初のボス戦が始まります。気を引き締めていきましょう。

ボス戦開始。夜叉蛇は鋭い突きを連続で放ってきます。回避してかわすか、無理せずに防御で受けた方が良いかもしれません。

それと画面上の赤いバーはボスのHP、その下の青いバーはアーマーを表しています。アーマーがある内は、ほとんどダメージを与えられません。攻撃してアーマーを0にすると「破甲」状態となってボスがひるみ、大ダメージを与えられるようになります。アーマーは一定時間で回復してしまうので、時間を空けずに攻撃を叩き込むのがいいでしょう。

夜叉蛇を撃破!夜叉蛇が言うには、兄さんが倒れたのは、盗んだ蝮竜玉に猛毒があるからだそうで、間もなく死んでしまうとのこと。夜叉蛇にやられたというより、蝮竜玉の毒に当てられていたのが原因のようですね。

さらなる戦いへ!

ここで敵の大将である蝮王が、手下たちを引き連れて登場。自分の縄張りで狼藉を働かれた上に、蝮竜玉まで盗まれたため、ご立腹のようです。手下たちに、お雪たちを捕らえるよう命じます。

そこへ助けに現れたのが、お雪たちのおじさんである「白塵」。「子供のやったことだから、私の顔に免じて許してください」と言い、半生をかけて法力を封じた「定神珠」を差し出して許しを乞います。

思ったより蝮王は寛大だったようで、定神珠と引き換えに許してくれました。おじさんはお雪に、蝮王に謝るよう言い、お雪は素直に謝罪することでなんとか事なきを得た様子。兄さんの毒ですが、蝮王は「自分で治せ」と言います。さすがにそこまでは世話してくれないようですね。

兄さんを家に連れ帰ったお雪たち。蠍翁という妖怪が診てくれましたが、彼の力では毒の進行を抑えることしかできません。毒を取り除かない限り、兄さんは目を覚まさないとのこと。またこのままだと、数か月後には命を失ってしまうとのことです。

おじさんは兄さんの魂を取り出し、会話のできる状態にしました。蝮王のアジトに忍び込んで蝮竜玉を盗んだ理由を聞くと、「蝮竜玉は蛇を竜にする力があるので、それを使えば僕たちも完全な妖怪になれるから」とのことです。

……て、悪いのお前やないかーい!蝮王が悪事を働いて、それに対して世直し的なことをしていると思ったら、完全に私利私欲のための盗みでしたね。まあ、半妖ということで、これまで辛い目に遭ってきたからなのでしょう。「早く人間になりたい」ならぬ「早く妖怪になりたい」というやつです。蝮王が寛大だったことを僥倖としましょう。

ちなみに、おじさんの法力では、兄さんを生かせるのは半年ほど。それまでに、巫山の黄仙村にいる漠老という人物を探し、解毒方法を調べなければなりません。兄さんの霊魂を連れていくことができるようなので、お雪は共に旅立つことになりました。

次の章が始まる前に、チャレンジステージが挿入されます。「チャレンジ」では、「完全回避をしろ」「敵の攻撃を弾き返せ」などお題が出されるので、それをクリアしていかなくてはなりませんが、無事クリアすれば報酬をもらえます。神棚からいつでもトライできますので、ストーリーの合間にでも挑戦してみましょう。

チャレンジステージが終わると、第一章が開始。先程までは序章だったようですね。兄さんの魂と共に、黄仙村まで解毒の方法を探しに向かいます。ただその道のりは、おじさんの影響力の外にあるため、蝮王の時のように助けが来てくれることはありません。果たしてお雪たちは解毒の方法を見つけ出すことができるのか。続きはぜひ自身の手でプレイしてみてください。

弾き返しが気持ち良いアクションRPG

ゲームシステム自体は『Bladed Fury』に共通する所も多いですが、操作やプレイ感覚はだいぶ違う印象をうけました。特に、敵の攻撃に合わせてタイミングよくLTを押す「弾き返し」が気持ちよく、必要も無いのについつい狙ってしまいます(そして無駄なダメージを食らってしまうことも)。

今回はイージーでプレイを始めましたが、『Bladed Fury』の難度を想定していたところ、思ったよりも簡単だったので、ノーマルでやり直しました(後半はどうなるか分かりませんが)。アクションゲームが得意な方は、ノーマル以上からプレイすることをオススメします。

もう一人の主人公である陸雲川の方もプレイしてみましたが、こちらはこちらでストーリーが全く異なる展開に。基本操作は同じですが、集気のタイミングが、お雪が2回攻撃の後に対して、陸雲川は3回攻撃した後です。「妖怪ハンター」としてのストーリーをプレイしたい方は、陸雲川のストーリーからプレイするのが良いでしょう。

本作は日本語もサポートしており、中国語に馴染みのないゲーマーにもプレイしやすい作品になっています。また声優のレベルもかなり高く、BGMもゲームに良くマッチしているなどサウンド面のクオリティも十分。歯ごたえのある2Dバトルアクションが好きな方はきっと楽しめるはずです。

製品情報

『斬妖行 Eastern Exorcist』
開発・販売:Wildfire Game、bilibili
対象OS:Windows
通常価格:1,730円
サポート言語:日本語、中国語(簡体字、簡体字)、英語
Steamストアページ:https://store.steampowered.com/app/1120810/_Eastern_Exorcist/

※本記事で用いているゲームタイトルや固有名詞の一部は、技術的な制限により、簡体字を日本の漢字に置き換えています。

■筆者紹介:渡辺仙州 主に中国ものを書いている作家。人生の理念は「知られていない面白いもの」を発掘・提供すること。歴史・シミュレーションゲーム・ボードゲーム好きで、「マイナーゲーム.com」「マイナーゲームTV」を運営中。著書に「三国志」「封神演義」「西遊記」「封魔鬼譚」(偕成社)、「文学少年と運命の書」「天邪鬼な皇子と唐の黒猫」(ポプラ社)、「三国志博奕伝」(文春文庫)など。著者Twitter「マイナーゲーム.com」Twitter
《渡辺仙州》

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