オンラインゲームの世界で猛威を振るうチート/不正ツールに、銃の照準を自動で敵に合わせられる「エイムボット(Aimbot)」がありますが、海外エンジニアのShane Wightonさんは現実世界でこのエイムボットを実現するシステムを開発しました。
このシステムではコンパウンドボウとターゲットに取り付けられたマーカーをカメラで読み取ることで、矢を放つ際に瞬時に計算して照準を自動補正してくれるというもの。これによりほぼ同じ場所に矢を当てたり、空中に放たれた的を容易に撃ち抜くことが可能となります。
YouTubeチャンネル「Stuff Made Here」では初期の失敗作を含めたメイキング映像が公開されており、Shane Wightonさんの試行錯誤とたゆまぬ努力、類まれなる技術が見られます。ノールックのウィリアム・テルもできちゃうリアルエイムボットですが、ターゲットにまでマーカーを設置しなければいけないことや装置の大きさと重量が難点ですね……。