唸れ拳!砕けよドリル!振るうウィップでラビットアクションADV『フィスト 紅蓮城の闇』―ディーゼルパンク世界の頂点で見たものは【爆レポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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唸れ拳!砕けよドリル!振るうウィップでラビットアクションADV『フィスト 紅蓮城の闇』―ディーゼルパンク世界の頂点で見たものは【爆レポ】

今回はディーゼルパンク世界で機械の拳を武器に大暴れするラビットアクションADV『フィスト 紅蓮城の闇』をご紹介。本文中でも叫びましたが、ドリルが、特にドリル武器が素晴らしいのですよ。

連載・特集 プレイレポート
唸れ拳!砕けよドリル!振るうウィップでラビットアクションADV『フィスト 紅蓮城の闇』―ディーゼルパンク世界の頂点で見たものは【爆レポ】
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こちらのトレイラー映像はPS5/PS4版のものです。

最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。私もプレイするまで正体が掴み切れず泣いています。そこで“なるべく早く”をモットーに、ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」。

今回はTiGamesがデベロッパーを、Antiidelayがパブリッシャーを担い、2021年10月03日に、Windows PC向けとしてSteamにてリリース(Epic Gamesストアでは配信延期)したアクションADV『フィスト 紅蓮城の闇』(F.I.S.T.: Forged In Shadow Torch)について生の内容をお届けしたいと思います。なおPS5/PS4版は9月にリリースされています(パブリッシングはbilibiliが担当)。

『フィスト 紅蓮城の闇』とは?

本作は、モフミンと呼ばれる動物たちが暮らす架空のディーゼルパンク世界を舞台に、主人公のウサギが敵の機械兵軍団と戦いを繰り広げるアクションアドベンチャー。今回の執筆に際して、一通りの要素を確認するためプレイしたところ、面白すぎてあっという間に10時間経過……!要素自体はほぼ出揃ったと思いますが、ボリュームたっぷりな道中のおかげで既に大満足。ゲームは終盤戦に差し掛かり、この後もまだまだ続きます。

とにかく徹底的に作りこまれたグラフィックと、縦横に入り組んだ広いマップがどこまでもプレイヤーを飽きさせません。そして何より、戦闘において3種類の武器を自在に切り替えコンボを決めながら、華麗に敵を葬りさるのが楽しい。特にドリルが良いです。ドリルがほんっと素晴らしい。武器のデザインが、挙動が、技の演出が、全てにおいて好みのツボを的確に百裂拳してくるほどでした。

もしこの時点で興味を持たれた方は是非、Steamストアからデモ版をダウンロードしてプレイすることをおすすめします。ともあれさっそく紹介してまいりましょう。

操作・設定

本作の操作はキーボードまたはコントローラに対応しており、今回のプレイにあたり筆者はXbox Oneコントローラーを使用。設定は画像のように調整項目があり、グラフィックは、既に十分すぎるほど作りこまれているため、低・中・高どの設定を選んでも、個人的には見かけにあまり差は無いように感じました。

言語はデフォルトが中国語音声に日本語表記で、字幕は全9か国語に対応。筆者は、海外ゲームで英語に慣れ親しんでいたので、本作が中国語音声でプレイする初のゲームでした。個人的な話で恐縮ですが、モフミンのセリフや挙動に中国語による声のお芝居がすごくマッチしていて、それが不思議でちょっと面白い感覚でした。耳が慣れてくると、単語が聞き取れるようになってくるのも楽しかったですね。

ボリュームたっぷりなメインストーリーも中だるみしない丁寧な作り

この時筆者は、左の尻から目が離せn(拘束される音)

さてシナリオは鉄犬軍団という強大な敵、主人公レイの過去、仲間の絆、かつての友の悪堕ち、ミステリアスな美女(猫)たちが織りなす王道もので、こちらもボリュームたっぷりに展開します。

基本的には会話パートで本筋が進みますが、探索マップのあちこちにいるNPC達との茶目っ気ある掛け合いが繰り広げられ、世界観により深みを与えていますね。

かつて主人公が所属していた部隊

また、合間合間に挟まるショートムービーが進行における緩急のバランスをとってくれるため、プレイをしていてあまり中だるみを感じませんでした。個人的な肌感覚ですが、本当にあっという間に時間が過ぎていきます。

かつての友(左)と主人公(右)、やりとりがクール

主人公レイをはじめ登場するキャラクター達は誰もがとても魅力的。特にレイはクールな言動が一貫しており、他の各キャラクターとの関係性も丁寧に描写されているのも好印象ですね。

個人的にはフルス店長とヴァロ師匠が好き。

メトロイドヴァニアの名に相応しい探索要素

どこもかしこもけものばかりだ。

マップはどこまでも続き、場所によってはかなり入り組んでいます。しかもそこへ隠し通路なども用意されているので、探索好きにはたまらないデザインだと感じます。

破壊することで進めるようになる隠し(?)通路

実際筆者も、メインシナリオの開始ポイントとは正反対の明後日へ駆けだし、レアイテムをゲットしたりしてました。

この情報密度の高さ

繰り返しになりますが、本作は背景の作りこみが尋常でなく、ディーゼルパンクに大正ロマン(?)めいたレトロな雰囲気あふれる街は、どこまでも探索を続けてしまいそうになる魅力的なデザインです。きわめて限定的な例えですが、かつての電脳九龍城の雰囲気が大好きな方には、どこまでも深く刺さるものだと思います。

全体のほんの一部
武器によるアクションを駆使した移動
同じく武器による移動

マップは広く、途中でジャンプやダッシュ、武器を使ったアクションを求められることもあります。

移動への心配り

転送器。アクセスしなくても通過時にオートセーブが行われます

とはいえ、そんな面倒な探索・移動はさっさと済ませてメインシナリオ進まさせてくれや!という方もご安心を。途中には端末と呼ばれるセーブポイントと、転送器と呼ばれるワープ装置、さらにはショートカットがいくつか用意されているので、うまく使いこなすことで移動時間の大幅短縮できます。ただし、最初はやはりある程度の探索が必要になるので、そこだけは、もしかするとストレスになってしまうかもしれません。

どれも印象的なボス戦

ボスもいちいち格好いい
好きなデザイン

マップの特定エリアではボスが待ち構えています。それまでの雑魚敵とは違って、体力と攻撃力が高いので、油断するとあっという間に負けてしまいます。とはいえデスペナルティがほぼ無いに等しいので、練習として何度か挑み、動きの勘所を掴めばすぐに上手く倒せるようになると思います。

我ら三兄弟が相手になろう!
……からの圧死

ボスの演出もコミカルだったりするので面白い。

コンボの壮快感も溢れる戦闘

主人公レイがこの世界で戦うのは、鉄犬と呼ばれる機械兵の敵がもっぱらの相手。ドローン(?)や戦車、たまに魔物なんてのも出てきますが基本的には犬型のロボット兵士が相手。今更ですがこの世界のモフミンは、人型二足歩行のいわゆる「獣人」なので、武器だって自在に扱います。

ちょっとわかりづらいかもですが、画像中央で敵に殴り掛かる主人公レイの様子

それはもちろんレイも同様で、ゲーム冒頭で手に入れる拳を模した武器・フィストを振るって敵を打ち破っていきます。

武器には2種類の攻撃ボタンが割り当てられており、ボタン操作の組み合わせでコンボを繰り出せます。技の出だしの速さと、威力といった要素を考えつつコンボを繋いでいく爽快感はひとしお。

カメラに叩きつけられる敵

またフィニッシュ技の際に挟まれるカメラ演出もスカッとするものが多く、とても楽しいものがありました。

三種類の武器

フィスト
ドリル
ウィップ

武器は全部で3種類あり、フィスト以降はシナリオを進めるとドリル、ウィップの順に入手していきます。てっきり最初に全て揃えるのかと思いきや、全て揃ったのは物語中盤以降でした。特にウィップについては、入手までに時間がかかった分、強力な武器を手に入れたぞ!という印象です。ただし時間がかかったのは、筆者があちこち寄り道ばかりしていたからかもしれませんが……。

それぞれ近距離のパンチ、近~中距離のドリル、中~遠距離のウィップと性能と技の種類が異なるので、うまく組み合わせて攻撃を繋ぐと良いでしょう。しかもこれらは任意のタイミングで切り替えられるので、戦闘中かなり自由度高く大暴れすることができます。

こういう小道具ひとつとってもよく作りこまれています。

これに加えてエネルギーポイント(EP)を消費することで、体力(HP)回復のキャロットジュース、敵の攻撃をパリィするスタンロッド、射撃武器のランチャーといったサブ装備が使用可能です。

コンボ技を活用しよう

シナリオを進めるとどんどん解放されていきます。

各武器には、XXYの順にボタンを押して技が発動……といった具合にコンボ技が設定されており、派手な演出と共に敵を一掃できます。その技は、後述の端末機で購入が可能。とはいえ戦闘においてコンボは、「使えたら便利」というもので、難易度によるかもしれませんが、これができないと行き詰るということはあまり無いはず。

要求されるボタン操作もそこまで難しいものではないですね。

どうしてもコンボが苦手という人には、ボタン長押しのタメ技で一撃離脱か、SPゲージを使用し強力な一撃をお見舞いするゴリ押し……といった戦法も通用するので、なかなかどうして懐の深いゲームと言えましょう。

画像は初級ですが、上級修練になると指がもつれました。

コンボを練習したいという人には、ヴァロ師匠の修練場がおすすめ。そこではSPゲージ等が無限に回復するので、気兼ねなく何度も練習できます。修練メニューには初級~上級、そして各武器のコンボチャートがあり、それらを満たすと師匠からご褒美が貰えることも……。強化に必要なアイテムも入手できるので是非挑戦すると良いでしょう。

回復アイテムを使用する際にモーションが入るので、その隙を突かれて敗れるというのもあります。

一方で戦闘について、強いて難点を挙げるとするなら、こちらの攻撃と、敵の攻撃のタイミングが、悪い意味で噛み合ってしまうと、即死コンボとまではいかないまでも、割と抜け出すタイミングを得られないまま嬲り殺されることくらいでしょうか。

武器のデザインが素晴らしい

この瞬間、筆者は画面の前で感動のあまり泣いていました。

くどいようですが個人的に、初見で感動のあまりコントローラーを取り落とすレベルだったのがドリル。その一挙手一投足、すべての動作演出が、私の好みのツボをあっという間にアクション対〇忍。心はもうすっかり陥落です。

お前その動きはどこまで俺を悦ばせるつもりなんだオルステッド!!!(錯乱)

わかりますか。疲れ果てた日の晩、なみなみとお湯を張った風呂に肩までどっぷり浸かって「あああぁはああ~~~~」となるあの幸せ。このドリルアクションを操作するときの満ち足りた気持ちはまさにあれと同じです。わかりませんか。わかれ。(狂乱)

どう見ても天〇突破。

しかも武器は、マップに散らばるポスターを拾い集めることで塗装することができるのです。そのポスターには、思わずニヤッと笑ってしまうネタが仕込まれていたりするので、塗装以上に探すのがそもそも楽しかったり。

どう見ても残酷な天〇。

その他の要素

個人的にこの貨幣のデザインが一番好きです。

敵を倒したり、アイテムボックスなどのオブジェクトを破壊すると、貨幣を手に入れることがあります。これらは集めることで、ショップでの購入や端末でのコンボ技購入に使用します。

ありがたいのは、探索途中で体力が尽きて倒れてしまっても、所持金がロストしないこと。また敵も一部エリアを除き、しばらくすると復活するので、あちこちで敵を殲滅して回っては、懐をずっしり重くして拠点に帰るという蛮族プレイも楽しめました。

こちらはHPドラッグという、体力の最大値増加アイテム。3つ集める毎に体力ゲージが一本追加されていきます。この他にもスキルポイント、エネルギーポイント用のアイテムもあります。これらは探索中や、ショップでの購入で入手可能です。

いわゆるサイドクエスト的なもので、マップに散らばるアイテムを集めて、NPCへ納品/交換すると、ご褒美として入手することもあります。

この料理シーンで毎度、麺が食べたくなります。

またフルス店長のところで麺を食べると、一時的に体力上限が増える効果があります。

うまい

何度か利用すると新メニューが解放されることも。

おわりに

もう何度も繰り返してしまっていますが、キャラクター達の関係性、どこまでも飽きないマップに作りこまれたグラフィック、そして爽快感のある戦闘……これらを空中分解することなくひとつにまとめ、高水準なプレイ体験へと見事に昇華している本作は、素晴らしい完成度だと思います。冒頭でも触れましたが、もし本記事で少しでも興味が湧いた方は、Steamストアにある体験版を試しにプレイしてみてくださいね!

タイトル:『フィスト 紅蓮城の闇』
対応機種:PC(Windows)/PS5/PS4
記事におけるプレイ機種:PC(Windows)
発売日:2021年10月03日
記事執筆時の著者プレイ時間:10時間
価格:通常価格 3,278円
《麦秋》

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