2026年5月3日、浜松町にて「東京ゲームダンジョン12」が開催されました。
本記事では、出展タイトルから『クライムライト/CRYMELIGHT』のプレイレポートと開発者インタビューをお届けします。
ポーカー式ビルドがもたらす極上のアクション

死後の世界「ワンダーランド」を舞台に罪を犯した少女たちが自由を求めて戦うローグライクアクション『クライムライト/CRYMELIGHT』は、フリューが手掛ける『CRYSTAR -クライスタ-』『クライマキナ/CRYMACHINA』に続くシリーズ最新作です。
久弥直樹氏が描く重厚なストーリーと、夜汽車氏による「不思議の国のアリス」をモチーフにした美麗なキャラクターデザインが織りなす本作。進むほどに彼女たちの切ない過去や後悔がフルボイスで明かされていきます。記憶を失った少女アリスとなり、謎の少女メアリたちと共に支配者である女王の討伐を目指しましょう。



今回は序盤のアクションをメインに試遊しました。本作のバトルは、敵を倒すと「苦しい」「痛い」などの断末魔が弾けることで地面に広がる青紫の空間「ワンダーディメンション」がカギを握ります。
この空間が広がるほど能力が強化されてアクションが加速し、プレイヤー自身の手で戦況を支配していくのです。地面の中をよく見ると断末魔がうごめいていて、ただ爽快なアクションだけではない重苦しい雰囲気を演出しています。



錨を伸ばして相手にぶつける通常攻撃のほか、敵を掴んで一気に吹き飛ばす投げ技、移動の大きな助けとなる「クライムライド」など多彩なアクションも魅力の1つ。道中で手に入れたスキルや見ごたえのあるアニメーションから繰り出される必殺技など、体験版だけでもたっぷり戦闘が楽しめました。


ステージクリア時に獲得するトランプ型スキルカードで「役」を作るポーカーシステムが奥深い戦略性を生み出しています。強い役であるほどカードが大幅に強化されるため、戦闘スタイルに合わせたカードそのものの効果を取るか、より強い役を取って一気に強化するかという選択が頭を悩ませます。

毎回異なるビルド構築から生まれる戦略性と、没入感を高める画角調整も可能で、アクション初心者から熟練者まで誰もが夢中になれる一作です。
これまでのCRYシリーズに新しい風を
ここからは、ゲームプロデューサーの礒部拓実氏へのインタビューをお届けします。
ーー制作期間はどのくらいですか?
礒部拓実氏(以下、礒部氏):立ち上げから言うと、今の時点で1年半から2年弱になります。
ーーこだわっているポイントを教えてください。
礒部氏:ストーリーに関しては、いわゆる泣きゲーの名手と言われている久弥直樹(※)さんに書いていただいているのもあって、悲しく心苦しい感じの、罪を負った少女がその罪とどう向き合っていくのかをテーマに描いているので、『クライスタ』『クライマキナ』と続いてユーザーさんはイメージが付きやすいと思います。
※久弥直樹…『Kanon』の企画・シナリオ、『ONE ~輝く季節へ~』の脚本などで知られるシナリオライター。『CRYSTAR -クライスタ-』プロット・シナリオも手掛けた。
一方で世界観やアートに関してはガラリと変えています。主人公の衣装は「不思議の国のアリス」をモチーフにしたロリータっぽい服装にし、アート面も絵画を意識して作っているので、イベント中にはビジュアル面から足を止めてくれる方が多かったので良かったです。まだまだブラッシュアップしていきたいなと思います。
ーーどういったユーザーにプレイしていただきたいですか?
礒部氏:今回は「クライ」と付いているものの完全新作で、遊んだことがないユーザーさんとかが遊んでほしいってことで制作してます。それこそビジュアルが気になった人であったり、フリューのゲームと言えばこういう感じだよね、というイメージはあると思うので。
基本的には、遊んだことがないユーザーさんに遊んでいただきたいと思いつつ、もう『クライスタ』『クライマキナ』を知っているよっていうユーザーさんは、より楽しんでいただけるようなことがあるかもしれません。
ーーありがとうございました!
『クライムライト/CRYMELIGHT』はPC(Steam)、PS5、ニンテンドースイッチ2にて2026年10月10日に発売予定です。















