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待望の続編は期待して良し!ゾンビや人間と無規制で戦おう『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』先行プレイレポ―PS4版も体験したぞ

『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』のインプレッションをお届けしていきます!

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待望の続編は期待して良し!ゾンビや人間と無規制で戦おう『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』先行プレイレポ―PS4版も体験したぞ
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当初は2020年春の発売が予定されるも、幾度もの延期を重ねていた『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』。直近では9月14日に、リリースが2022年2月4日へ延期することが発表されており、ヤキモキされている方も多いのではないでしょうか。

この度編集部は、そんな期待の本作のPC版を少しだけ早くプレイする機会を頂いたので、今回はそのインプレッションをお伝えしていきます。

完全無規制&安心のローカライズ

まずお伝えしたい朗報があります。それは、完全に無規制である。ということです。

海外仕様から何ら変わることなく、開発者が意図した通りの表現を楽しめます。もちろん、血が緑だったり、欠損しなかったりといったことはありません。首も足も切断でき、それがゲーム性にも関わってきます。

さらに『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』のローカライズを担当するのは、『ウィッチャー3 ワイルドハント』や『メトロ エクソダス』をローカライズしたスパイク・チュンソフト。日本語吹き替えも実装予定で、高い品質の日本語版が期待できます。

前作では発売当初、血が緑になるという表現規制が行われており、その点で評判を落としていましたが、(現在は規制解除済み)今作は表現に限って言えば完全に心配無用です。

それでは、早速プレイしていきましょう。

気持ちの良いパルクール

『ダイイングライト2』では、前作同様にオープンワールド世界を駆け回りながら物語を進めていきます。この「 駆け回る」というのがポイント。主人公は走る・跳ぶ・登るといった移動動作「パルクール」でゾンビが蔓延る街を颯爽と、あるいは死に物狂いで移動していくのです。

「パルクール」は『アサシン クリード』シリーズや『ミラーズエッジ』シリーズなどの移動方法としてもお馴染みですね。前作ではこのパルクールアクションが高く評価されていましたが、今作ではパルクールアクションのアニメーション量が2倍以上にパワーアップ。モーションキャプチャーにはパルクールの第一人者であるダヴィッド・ベル氏が関わるなど、前作からの発展が図られています。

実際にプレイした感想としても、パルクールは前作に引き続き気持ちの良いアクションでした。もちろん、アスレチック要素も健在。建物の壁やパイプを伝って目標へと進んでいきます。

アスレチックではスタミナの管理も重要です。ずっとぶら下がっていると画面中央下のスタミナゲージが減っていき、手を離してしまいます。あらかじめ経路を確認したり、臨機応変な対応をしたりと、普段とは異なる戦略性が求められそうでした。

バイオレンス&ゴアな近接戦闘

こちらも前作に引き続いての楽しさ。近接武器で大小様々な敵と戦えます。武器は探索やカスタマイズによって作成でき、プレイスタイルや状況に適した武器で戦える模様です。

ガードやキックに加えステルスキルも可能。多様な選択肢で戦闘を楽しめそうです。

特筆すべきはやはり無規制のゴア要素。こちらに向かってくるゾンビ相手にも、足を狙えば切断されて動きが鈍くなりますし、人間も気持ちよく首が飛びます。

物語の選択によるマップの変化

復旧前
復旧後

前作から発展した点として、選択によるマップの変化が挙げられます。今作では、電力を復旧させ拠点を解放すると住人が住むようになります。

重要拠点であった場合は、その拠点をどの勢力に受け渡すか選択でき、その選択次第でもマップが変化していきます。また、勢力の選択はマップの変化に限らず、主人公の能力にも影響していくようです。

会話のバリエーションアップも多くなっており、今作では会話選択の要素も実装されていました。イメージとしては『ウィッチャー3』や『Horizon Zero Dawn』に近く、重要な会話選択もあれば、物語や人物を深く知るための選択肢もありました。

昼夜サイクルの変更

昼夜サイクルは前作から大きく変化しました。前作の夜は本当に恐ろしい時間帯で、走り回るゾンビや強力なボラタイルが徘徊し、逃げるしかありませんでしたが、経験値が2倍になるなどのハイリスクハイリターンを楽しめました。ただ、夜に移動するメリットは経験値だったので、結局は昼間にストーリーを進行するという状態になりがちでした。

今作では、こうした昼夜サイクルに大きなテコ入れが図られています。昼間はゾンビが建物内に多く、外の敵は人間が多いですが、逆に夜は建物からゾンビが出てくるので、建物の探索に向いています。前作に比べて昼夜の役割の違いが明確になっているのです。今作では屋外に用事がある場合は昼に、屋内に用事がある場合は夜に行動するゲームデザインになっていました。

ゾンビ化を促進してしまうエリアもある

また、本作は登場人物全員がゾンビ化ウイルスに感染しているという設定があり、ゾンビ化は暗闇に留まることで進行。そのため光が届かない場所では、主人公のゾンビ化が徐々に進んでいくという新たなシステムが存在します。このゾンビ化システムは途中のイベントでもフィーチャーされており、物語中でも重要になってきそうです。

新しい道具「パラグライダー」

今回の体験では新たな道具である「パラグライダー」も使えました。

パラグライダーは高度を距離に変換して、移動が一気に楽になる便利なガジェット。高層ビル群のエリアでは重宝しそうです。

さらにパラグライダーは上方向に吹く風で上昇も可能です。高層ビル群をグライダーで縦横無尽に飛ぶのは気持ちの良い体験でした。

開発者インタビュー&気になる点をひとまとめ!

エリアの種類と広さは?

エリアは体験での2つのエリアに加えてもう1つあり、全部で3つのエリアになります。マップの単純な面積は前作からおよそ2倍ですが、今作では高低差が多くなり、建物内や地下も作りこまれているので、行動が可能な面積は大幅に増えています。

PS5版ではレイトレーシングは使える?

使えます。コンソールでは解像度を重視するかフレームレートを重視するかの選択があり、お好みで楽しめます。

前作との繋がりはある?

基本的には無く、世界観が共通なだけです。ただし、世界を探索していくと前作ファンが楽しめる部分もあります。

PS4版の感想

さて、今回の先行プレイでは僅かですがPS4版に触れる機会も頂きました。最新ゲームのPS4版というと、安定しないフレームレートや描画崩れが大きな問題となった『サイバーパンク2077』の悪夢が忘れられませんが、本作PS4でプレイした範囲内ではそういった問題を心配する必要はなさそうです。

もちろん、ハイエンドゲーミングPCと同じ動作を期待するわけにはいきませんが、深刻なカクつきやラグ、テクスチャの乱れといったものはありませんでした。「若干フレームレートが低いかな?」と思ったものの、少なくとも普通にゲームをプレイできる状態でした。


プレイ出来た時間は4時間程でしたが、前作からの正統進化という手触りの本作は『ダイイングライト』ファンならば満足できるだろうと思わせるに十分な作品でした。

また、前作はトルコの荒廃した街が舞台でしたが、本作の舞台はフランス・パリを思わせる風景で、教会やフランス風の建物、地下鉄が再現されています。荒廃してもやっぱりフランス。その街並みはなお魅力的です。

『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』はPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Windows(Steam、Epic Gamesストア)向けで2022年2月4日にリリース予定。街を駆け抜けて、ゾンビや人間と戦う日々を楽しみに待ちましょう!


《大塩》
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