生き残れ極寒、駆け上がれ巨大ボス、サバイバルアクションADV『Praey for the Gods』で素晴らしき魔法の鐘を鳴らせ【爆速プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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生き残れ極寒、駆け上がれ巨大ボス、サバイバルアクションADV『Praey for the Gods』で素晴らしき魔法の鐘を鳴らせ【爆速プレイレポ】

今回は、サバイバルアクションADV『Praey for the Gods』をご紹介。いくつかの名作ゲームの要素を取り込んで独自のアレンジを加えているものの、軸をぶらさずに一本に仕上げている面白いプレイ体験でした。

連載・特集 プレイレポート
生き残れ極寒、駆け上がれ巨大ボス、サバイバルアクションADV『Praey for the Gods』で素晴らしき魔法の鐘を鳴らせ【爆速プレイレポ】
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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。私もプレイするまで正体が掴み切れず泣いています。そこで“なるべく早く”をモットーに、ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」。

今回はNo Matter Studiosが、2021年12月15日に、PC(Windows)向けにはSteamにて、コンシューマ向けにはPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けにリリースした極寒サバイバルアクションADV『Praey for the Gods』について生の内容をお届けしたいと思います。

『Praey for the Gods』とは?

本作は閉ざされた冬の大地を舞台に主人公が独り、巨大な敵を打ち倒さんと極限状態をサバイバルしていくアクションアドベンチャーゲーム。「Praey」の言葉遊び感が良いですよね。

もともとは2016年にKickstarterのプロジェクトとして始まり、段階的なテストを重ねながら2019年にはSteamで早期アクセスが開始され、今回の正式リリースに至ります。

ゲームのコンセプトに『ワンダと巨像』『Deus Ex』『DayZ』『Bloodborne』といった名作タイトルの美味しい要素を盛り込んでいる本作。ゲーム内の主な目標は、巨象めいた敵の「討伐」にあり、そこに材料採取・クラフトからなる「サバイバル」要素が付随します。

名作フォロワー系のインディーゲームは、製作者が好きな要素をすべて詰め込んだ結果バランスを崩して、ゲームデザインが取っ散らかってしまうという事象がしばしば見受けられます。

しかし本作はそれをあくまで「討伐」と「サバイバル」に的を絞っているため、全体的に一本の調子にまとまったプレイ体験なのが良かったですね。個人的にはサバイバル要素はもう少し薄めでも良いという感触でしたが、それは難易度調整で解決できるものでした。ともあれ早速紹介してまいりましょう。

操作・設定・言語

本作はキーボード&マウスならびにコントローラーでの操作に対応しており、今回の執筆にあたり筆者はXbox Oneコントローラーを使用。キーコンフィグの設定については、前者は変更可能ですが、後者は代わりに4種類のパターンから選択ができます。

設定については、グラフィックをはじめ細かく調整が可能。こだわりぬいた設定でプレイを楽しみたい方にはうってつけの項目がずらりと並びます。

言語は日本語にばっちり対応しています。翻訳は一部にいささか違和感があるものの、全体的に丁寧かつ作品世界の雰囲気を伝えてくれるものでした。あと何故かフォントを3種類から選べるのが地味にリッチ。

難易度選択

本作の難易度選択は、主にサバイバル方面において影響が大きいですね。簡単であるほど、寒さや空腹といった要素によるデメリットが少なく時間経過で回復しやすく、装備が完全破損しなくなるのは大きい。

その一方で難度が上がれば要素によるデメリットは多く回復しづらい。大自然の厳しさをその身に叩き込まれるプレイを好まれる場合は、是非とも最高難易度を選ぶと良いでしょう。

基本要素がギュッと詰まったチュートリアルステージ

冒頭で流れるムービーは本作における世界観を伝えるものとして十分に機能しており、ここからいったい主人公はどうしていくのだろうという興味を惹かれます。そもそも彼女はいったい何者なのか、あちこちに倒れる先人(?)たちの亡骸はいったい……などなど疑問は尽きませんが、それも道中で断片的に拾う日記で輪郭を得ていきます。

引き上げて、叩きつけるモーションの鐘鳴らし

ともあれムービーが終わり操作パートに入るとキー操作が表示され、わかりやすくチュートリアルステージが始まります。謎のギミックが施された洞窟を進み、基本移動と壁登りの方法を習い(泳ぎを除く)、途中で入手した鍵縄という名の「フックショット」で崖を飛び移ることを学びます。

鍵縄構え。
ものすごい勢いで飛び移る。

主人公には体力とスタミナゲージ以外に、飢餓・疲労・寒気といった耐性値が設定されています。これらは時間経過とともに徐々に減少し、スタミナの消費量や弓のエイミングなどに影響を及ぼすため、暖をとる、また食事を行って回復させる必要があります。

道端(?)に生えた植物だって貴重な栄養源。

そこからのボス戦

あれ?武器は?クラフト要素のチュートリアルは?なんて思っていたら始まるボス戦。巨大さを感じさせるムービー演出が良いですね。

やたら強キャラ感を出す主人公の立ち姿。おそらく本作におけるキーワードと思われる「鐘鳴らし」に関係するギミックを起動したところ巨大な……そう、まるで巨象のような敵が立ち上がり戦闘に突入。

ボスの身体には「鐘鳴らし」ギミックが複数個所に埋め込まれており、それぞれ3回ずつ鳴らすことでダメージを与えて倒すことができます。しかしながらボスは巨大……どうにかしてその身体に取りつかなければなりません。しかも迂闊に近づけば踏みつけられてダメージを負うか、最悪即死してしまいます。

そんな時は周囲をよく観察して、利用できそうな地形や構造物を探すと良いでしょう。基本的にボス戦はアクションしつつも、「どのようにしてボスの身体に取りつくか」といったパズルの要素が強いように感じます。

いやもうワンダじゃねーかというツッコミは!この際!脇に置くとして!

ちなみにボスは後から「回想」という形で再戦可能です。

極限サバイバルの孤島へようこそ

倒したボスと思しきものが光る謎の壁画。

チュートリアルも終わったのであとは極寒の地で自由行動です。ほかのボスとは各エリアで現地集合。すべての鐘を鳴らす(息の根を止める)までが戦闘です。その辺に生えてる植物はオヤツに含まれますか(低体温症による錯乱)

雪に閉ざされた孤島における基本行動その1。まずは徒歩でボスのいるエリアまで移動し、道中立ちふさがる雑魚敵には武器を、置かれているオブジェクトには道具をあてていきます。そうやって取得した素材はマップのあちこちに点在する洞窟内で食事・装備のクラフトに使用するというものになります。

雪に閉ざされた孤島における基本行動その2。孤島には人型から異形まで様々な敵が存在し、彼らは拳や剣といった近接攻撃や魔法による遠距離攻撃などを駆使して主人公に襲い掛かります。

そんな連中にはこちらも武器で殴り返して友好の返事としましょう。こちらの近接武器には様々な形があり、最初は粗末な棍棒くらいしかありませんが、探索を進めるうちに立派な剣などが手に入ります。

他にも弓といった遠距離武器も入手可能。個人的には敵への攻撃よりは、野生動物を仕留める方で主に使用していました。弓矢の本数という概念があるため、むやみやたらに撃って浪費しないよう注意しなければなりません。

赤くなったり、アイコンがボロボロになったりわかりやすい表示。
パリィンと割れる。どこかで……どこかで見たことのある破損演出。

ただしこれらの武器には耐久値が設定されており、木箱の破壊、伐採、戦闘と何でもかんでも一つの装備に頼り切っているとあっという間にパリンと割れて壊れてしまいます。そうなれば最悪、次の武器が見つかるまで素手で切り抜けなければならなくなるので、小まめに手入れをするか、アップグレードをしましょう。

体力アップの強化アイテムが隠されてたりもします。
お宝いっぱい。
武器画像の下に並ぶアイテムが手入れ・アップグレード用のクラフト素材。

手入れやアップグレードのためには素材を用いてクラフトする必要があり、素材は道中の敵や木箱から入手するので、やはり装備を振るう時のタイミングはよくよく考えなければなりません。

高所から飛び降りてもへっちゃらです。

こちらはマントを利用した空中滑空用の装備です。ええもう「パラセールじゃねえか!」と力強く突っ込みかけましたがグッと堪えます。孤島は高低差に飛んだ地形が多く、高所から素直に落下するとダメージを負ってしまうので、この装備は非常に便利です。

なお滑空中はスタミナゲージが減少していくので気を付けましょうゼルダじゃねえか!(堪えきれなかった)

ボス戦はしっかり準備して挑もう

十字架みたいな光の柱が。

さて、オープンワールドでもある本作。一応マップ上には次の倒すべきボスが「使徒が爆発四散みたいな形」で表示されているのですが、順番を無視して他のボスに突入しても良いでしょう。

ただしいきなり強敵に挑むと、前述の破損する装備などのおかげあっという間に窮地に立たされて死亡してしまいます。ええ、画像のボス戦で腕をよじ登ってるとき、蚊を潰すくらいの気軽さでペチンされて即死でしたよ。

場所によっては内部が結構広くなっています。

そういう時は洞窟で十分に休み、クラフトで装備をきっちり整えておくと良いでしょう。

更新されるマップ。

洞窟はある種の拠点であり、内部にある壁画を確認することで周辺マップが更新され現在地の把握に便利。

(軽快な肉焼きBGM)……はありません。
上手に焼けました。

また寝具や焚き火が用意されており、睡眠をとればで疲労を一気に回復できます。また、植物や動物の肉といった素材アイテムを調理することが可能です。素材アイテムはそのまま食すこともできますが、各耐久値や体力の回復量がしょっぱいのが難点。そこで火を通して調理し、その効果をぐっと引き上げるのです。

おわりに

カメラ目線が怖い。

記事中で使った写真のいくつかはこのようにフォトモードに入って撮影したものです。このモード、ハマると時間が一瞬で溶けていくので要注意。特にボス戦は、身体の大きさという点において彼我の差がとんでもないのでそれはもう迫力のある画になるのでオススメ。

強めの雑魚敵から逃げ惑う図。

ともあれ本作は、名作ゲームの要素をしっかり盛り込みつつきちんと面白いプレイ体験を与えてくれました。消耗品を抱えながら雪原を駆け回り、雑魚敵にこの棍棒を当てるかいやしかし勿体ないと頭を悩ませ、しまったよ在庫全部使いきっちゃったよとボス戦で絶望するプレイ体験は最高ですね。

しかしながら個人的な好みとしては、ボス戦で「いつ装備が壊れるのか」とヒヤヒヤするのはややストレスの部類でした。もちろん十分に準備すれば問題ありませんが、それでも少し……。その意味において、難易度選択によってそういったサバイバル要素を軽減できるのは、制作陣によるプレイヤーへのありがたい配慮だと感じます。

最近めっきり冷え込んで一気に冬へと切り替わった感がありますし、年末はちょっと極寒の孤島で巨大な敵と殴り合うのはいかがでしょうか。

タイトル:『Praey for the Gods』
対応機種:PC(Windows)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S
記事におけるプレイ機種:PC(Windows)
発売日:2021年12月15日
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:PC版 通常価格 3,300円

《麦秋》

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