最新『バイオ』映画はゲームファンほど必見の原作愛に溢れた作品だ!『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』の見どころを一挙紹介【UPDATE】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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最新『バイオ』映画はゲームファンほど必見の原作愛に溢れた作品だ!『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』の見どころを一挙紹介【UPDATE】

レオンやジルがゲームとは違う?そんな違和感は映画を見れば払拭されるかも。

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最新『バイオ』映画はゲームファンほど必見の原作愛に溢れた作品だ!『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』の見どころを一挙紹介【UPDATE】
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カプコンの世界的大ヒットサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』シリーズを実写化したミラ・ジョヴォヴィッチ主演による映画シリーズ完結から6年。2022年1月に国内で封切られたリブート映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』が4月20日よりデジタル配信、5月11日よりBlu-ray&DVD&UHDでリリースされます。

本稿では、原点に回帰したサバイバルホラー映画としての本作の魅力や『バイオ』シリーズ実写化の歴史、そして原作ファンなら思わず「おお!」と唸ってしまうほど完璧なまでのゲームの再現要素を紹介していきます。すでに観た人も気づかなかった原作再現要素がまだまだあるかも…?

“実写版”『バイオハザード』の歴史

ゲームキューブで最初に発売されたリメイク版『バイオハザード』のキーアート

ゲームの第1作『バイオハザード』は、1996年にリリースされたPlayStation用タイトル。ゲームのムービーシーンには実写映像が用いられており、最初から”実写化”されていた作品でした。クリスやジルをはじめとしたアルファチームは日本在住の外国人俳優が演じ、ケルベロス(ゾンビ犬)は造形物が用いられていました。

続く1998年発売の『バイオハザード2』ではゲーム内ムービーは全て3DCGとなったものの、ゾンビ映画の始祖ジョージ・A・ロメロ監督によるテレビCMが制作され、レオンとクレア、そして特殊メイクによるゾンビが実写で登場していました。

そして2002年にスタートした、ポール・W・S・アンダーソン監督が手がけた映画『バイオハザード』シリーズは、ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるオリジナルキャラクター「アリス」を中心に、3作目からはアンデッドによって文明が滅んだ地球を舞台とした映画独自の物語が展開しています。1作目の劇中に登場するレーザートラップが2005年に発売された『バイオハザード4』に逆輸入されるなど、この映画版はオリジナルのゲームシリーズにも影響を与えていました。そして2016年に公開された『バイオハザード: ザ・ファイナル』で、14年にも及ぶアリスの物語は完結となっています。

『バイオ』シリーズは誕生から現在まで、実写化とは切っては切り離せない関係なのです。

原点に立ち返った映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』

『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は、2002年のゲーム『バイオハザード(リメイク版)』と2019年の『バイオハザードRE:2』をベースとし、ラクーンシティのアウトブレイクとアークレイ山の洋館事件を独自の視点で描いています。原作と同じくサバイバルホラー要素を強く押し出しており、アクション重視だったミラ・ジョヴォヴィッチ主演の前シリーズとは大きく毛色が変わっています。

監督は『海底47m』シリーズのヨハネス・ロバーツ氏が担当。前シリーズの監督ポール・W・S・アンダーソン氏は製作総指揮を、アソシエイト・プロデューサーにはゲーム『バイオハザード4』や『バイオハザード6』でプロデューサーを務めたカプコンの小林裕幸氏が名を連ねています。

映画には原作ゲームでお馴染みとなる、クレア&クリスのレッドフィールド兄妹、新米警察官レオン・S・ケネディ、ジル・バレンタインをはじめとしたS.T.A.R.S.の面々が登場。もちろん、『バイオ』には欠かせないゾンビやケルベロス、リッカーといったクリーチャーも登場します。リメイク版『1』に登場したリサ・トレヴァーも、今回初めて実写化されています。

原作ファンとしてはちょっと違和感?でもしっかりハマっているキャスト陣

多くの『バイオ』ファンが本作の予告を見て感じたのは、「なんかレオン違わない?」「どれがジル?」といったキャスティングの違和感ではないでしょうか。原作再現という点では、クレア役のカヤ・スコデラリオはどこからどう見てもゲームのクレアそのままだし、クリス役のロビー・アメルは巨大な岩を素手で殴って動かすより以前のS.T.A.R.S.時代の若いクリスを好演しています。

『バイオハザードRE:2』のレオン

一方で、アヴァン・ジョーギア演じるレオンは、原作のクールな皮肉屋とはかけ離れたイメージになっているし、ハナ・ジョン=カーメン演じるジルは銃で遊ぶかなりやんちゃな性格に変更されています。特に、トム・ホッパー演じるウェスカーがゲームとは真逆の性格だったり、レッドフィールド兄妹が養護施設出身だったりする点は、原作ファンほど違和感を覚えるでしょう。

しかしこういったゲームとは異なった人物設定は、原作の『1』と『2』をミックスして構成された映画の物語の中で上手く機能しています。ここは食わず嫌いのファンほどチェックしてほしいところ。また、日本語吹き替え版にはファイルーズあいや木村昴、梶裕貴などの豪華声優陣が参加しているのにも注目です。

本作の物語は基本的にクレアを軸に動いていきますが、群像劇的にも描かれているため、原作ファンとしては同じラクーンシティを舞台としたゲーム『バイオハザード アウトブレイク』的にも感じられるでしょう。

また、原作ゲームシリーズでは日記などテキストでしか描かれていなかったラクーンシティの住人がゾンビ化していく過程が描かれているのも、ファンにとって大きな見どころの一つです。

原作再現度がすごい!ファンならここをチェックせよ

あまりにも有名な振り返りゾンビもしっかり再現

原作ファンとしては、本作にどれだけオリジナルの要素を落とし込めているのか気になるところ。そこは安心してください。この映画は驚くほど原作ゲームを再現しているシーンが満載です。

『バイオハザードRE:2』のゾンビ

まず、本映画は1998年9月30日にラクーンシティで起こる出来事が描かれていますが、これはオリジナルの『バイオハザード2』とほぼ同じ日にちです。(ゲームでは1998年9月29日から30日まで)

他にも原作ゲーム『1』の最も有名な(?)日記のテキスト「かゆい うま(ITCHY TASTY)」や、『RE:2』の序盤ムービーに登場するハンバーガーを食べるトラック運転手、特徴的なトランプモチーフの鍵も再現。さらにはレイアウトから小物の配置までほぼゲームと同じのS.T.A.R.S.オフィスやラクーンシティ警察署メインホール、洋館など、画面から滲み出るスタッフの原作愛とこだわりを見ることができます。

『RE:2』の警察署

シリーズお馴染みのハーブも画面のどこかにさりげなく登場しているので探してみるものいでしょう。終盤には『バイオハザードコード:ベロニカ』のオマージュも…。

メイキングも収録!劇場で観た人もまだな人も必見のBlu-ray&DVD&UHD

『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は、原作ゲーム2本を1本の映画として再構成することで、原作のファンでも、原作に詳しくない映画ファンでも楽しめる作品となっています。『バイオ』の世界に浸りたい人や、スリリングなゾンビホラー映画を求めている人はデジタル配信や、5月11日に発売されるBlu-ray&DVD&UHDで是非チェックしましょう。

Blu-ray&DVDセットは5,280円(税込)、UHD Blu-ray&DVDセットは7,480円で、映像特典としてここでしか観られないメイキングやインタビューなどが収録。初回生産限定でポストカードが封入されている他、Amazon限定特典として先着でミニポスターセットも用意されています。

デジタルセル版は4月1日より、デジタルレンタル版は4月20日より配信中です。

製品サイトはコチラ

※ UPDATE(2022/04/20 18:00):本文の誤字を修正しました。コメント欄でのご指摘ありがとうございます。

《蟹江西部》
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