アニメやゲームの定番ジャンルのひとつに「ロボット」があります。創作物のロボットは巨大な搭乗型、意志を持つような自立型、マスコットのような可愛いタイプなど多彩な種類があり、いずれも違った魅力を持っているものです。
ゲーマーのみなさんに古今東西の素敵なロボットゲームを紹介する企画、それが【ゲムスパロボゲーカタログ】です。今回取り上げるのは、2026年7月23日にPC(Steam)で配信された『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』です。
こちらは明確なロボットやメカではありませんが、アンドロイドの少女がヒロインとなっています。いつもの連載とは一風変わって、たまにはメカな一面もある少女を楽しみましょう!
美少女プラモ「ヴァルキリーチューン」原作ゲーム!
『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』は、グッドスマイルカンパニーのオリジナル美少女プラモデル「ヴァルキリーチューン」の世界観を拡張する物語が楽しめるビジュアルノベルです。
「ヴァルキリーチューン」は、プラモデルとしての可愛さを追求した【美少女】と、武器に変形するハーモニックウェポン【変形楽器】をコンセプトとしたコンテンツ。「TUNED」と呼ばれる少女たちが、ドーム都市・イニティウムで開催されるバトルに挑む、現代より遥か未来の世界が舞台です。
2025年6月13日にプロジェクトが発表され、プラモデルの商品展開を軸に、さまざまなメディアで世界観を広げていくコンテンツとして紹介されました。2026年2月には第一弾「リサ=キャスター」「アイリス=ブルックナー」のプラモデルが発売。そして9月には第二弾として「エリカ=ストラディヴァリ」の発売も決定しています。
メディアミックス展開のひとつ、ビジュアルノベル『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』は2025年12月に正式発表。女性しかいないドーム都市で、コールドスリープから目覚め、なぜか「救世主」と呼ばれる記憶喪失の青年「レイ」が、6人の少女とひとつ屋根の下で生活する物語が描かれています。

プロデューサー・原案・シナリオは「アイドルマスター」「ウマ娘プリティーダービー」シリーズなどに携わった石原章弘氏が担当。音楽には多くの楽曲提供を行っている堀江晶太氏が起用され、ゲーム制作および演出は数々のノベルゲームを制作してきたフロントウイングが手がけています。
また、2026年4月からは公式ウェブコミック「ヴァルキリーチューン・ヒューマナイズドアカデミー!」も連載中。アンドロイド兵器の少女らが人間性を学ぶ、“とある一つの物語”が描かれています。
目が覚めたら美女だらけの未来!?
本作の物語は、主人公であるレイがコールドスリープ中に、謎の少女の歌声を聞いて覚醒していくシーンからスタート。
やがて目を覚ましたレイは、ドーム都市・イニティウムの管理者と名乗る美女・アイリーンから、自分が驚くほど長く眠っていたこと、そして世界の「救世主」と言い伝えられていることを知らされます。
しかしレイは記憶喪失で、自分が現代日本で暮らしていたこと以外はわかりません。なぜ冷凍睡眠していたのか、なぜこの世界で目覚めたのかすらわからない状態。
そんな中、アイリーンから記憶を取り戻すために施設で暮らしていくことを提案され、結成された特別チームの少女たちと生活することになります。なお、イニティウムでは“人間の男性”は自分しかいないようです。




特別チームはリーダーで優等生タイプの「エリカ」、好奇心旺盛なメガネっ子「メイス」、ムードメーカーのギャル「ローラ」、少しドジな技術っ子「アイリス」、クールな軍人系の「マチルダ」、そして感情豊かで直情的な少女「リサ」の6人。レイも作中でつぶやいていますが、実にバラエティ豊かなメンバーですね!

その後は施設で食事を摂るのですが、出てきたのはカラフルなペーストのいわゆる「SFメシ」で、しかも味が付いていないというもの。自分の覚えている世界とのギャップや違和感を覚えつつも、徐々に皆との交流を進めていき、新たな生活が始まります……。


描かれる「二面性」の物語
『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』は、いわゆるオーソドックスなビジュアルノベルで、登場するキャラクターのフルボイスによる物語が楽しめます。システムとしてはオートモードやスキップ、バックログ、クイックセーブ/ロード、文章非表示などの機能が搭載され、快適にプレイ可能です。
ゲームの序盤では施設で6人のメンバーとキャッチボールをしたり、特別な地区で収穫した野菜をもとに料理を作って食べたり、毎朝距離の近い少女たちに起こされたりと、ドキドキするような生活が待ち受けています。みんな美少女ですし、セクシーな衣装ですし、なんだここはパラダイスかな!



レイにとって、遥か未来の知らない世界での生活は、どこか現実感はないものの楽しい時間。そんな生活の中で少しずつ記憶が取り戻され、自身の過去や大きな真実が明かされていきます。
「あなたの価値観がひっくり返る“二面性”のあるストーリー」がゲームとして最大の特徴であり、それはぜひともプレイヤーとして体験してほしい部分です。
なお、本作はゲーム中に分岐などの要素はなく、基本的にテキストを読み進めていく形式の作品です。時代も雰囲気も異なる世界でレイが体験するもの、TUNEDの少女たちとの交流で見えてくるもの、変化するもの、そして決断しなくてはならないもの。世界の姿をしっかりと感じ取り、ストーリーを味わってほしいと思います。




もちろんビジュアルや音楽も楽しもう!
これまで多くのビジュアルノベルを世に送り出してきた、フロントウイングが制作を担当する本作。OPムービーはもちろん、作中の演出やイベントスチルなども印象的ですし、堀江晶太氏による音楽の良さにも要注目です。Steamではサウンドトラックも配信されています。
メインメニューのエクストラからは、ゲーム内のCGやBGMを閲覧するモードもあり、ビジュアルノベルとしての“欲しいもの”もしっかり備わっています。バックログもワンクリックでその場面に戻れますし、作中いつでも言語切替が可能(メイン・サブ表示対応)など、細かな部分もサポートされています。



ゲーム内では、プロジェクト「ヴァルキリーチューン」の要素として、アリーナでのバトルなども用意されています。世界観を拡張する作品として、やはりゲームで物語を体験できるのは嬉しいものですし、メイスやローラ、マチルダなど、もしかして今後の展開もあるのかな?と思わされます。
ゲームとして重要な要素でもあるので、本作の“二面性”の部分は明かすことはできませんが、しっかりと読み物として楽しめ、そして「さまざまな“アイ(愛・哀・逢・I)”が交錯して共鳴する、未来の再起動ストーリー」という、本作のコピーの意味を考えさせられる展開も待ち受けています。



もちろんシンプルにリサやエリカ、ローラなど女の子たちも可愛いのが嬉しい!プラモデルのファンだけでなく、少女の魅力にあてられた人も、ぜひともプレイしてみましょう。






『ヴァルキリーチューン:機械仕掛けのアイ』は、PC(Steam)向けに配信中。Steamでは体験版もプレイ可能です。さらに、ニンテンドースイッチ版のリリースも決定したので、今後もプロジェクトから目が離せませんね!
¥5,542
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)













