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中華ファンタジー世界でスローライフを楽しもう!仙人修行シム『仙郷物語』【中華ゲーム見聞録】

「中華ゲーム見聞録」第101回目は、中華ファンタジー世界を舞台に、農場経営や仙人修行を行うスローライフシム『仙郷物語』をお届けします。

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中華ゲーム見聞録」第101回目は、中華ファンタジー世界を舞台に、農場経営や仙人修行を行うスローライフシム『仙郷物語』をお届けします。

本作はYiFang Studio(一方制作組)が開発し、2P Gamesによって2022年4月28日にSteamで早期アクセス版が配信されました。スローライフゲームと言えば『牧場物語』シリーズが有名で、多くのフォロワー作品が登場しました。Steamだと『Stardew Valley』や『My Time At Portia』などが人気ありますね。ただ、西洋的世界観の作品が多く、本作のように中華世界を舞台にした物は珍しいかと思います。

本作の内容ですが、『牧場物語』のように土地の開墾をして農作物を作ったり、釣りや料理を楽しんだり、仲間達との絆を深めたりなど、思うままにスローライフを楽しめます。大きな違いは、やはり「仙人修行」という目的があることでしょうか。一体どんなゲームなのか、早速プレイしていきましょう!

いきなりクライマックス!

まずは主人公選択。男性・女性どちらも選べます。今回は男性でプレイ。名前は「スパくん」にしておきましょう。

スパくんが以前、山で出会った「帰雲派」の長老から手紙が届きました。帰雲派は仙人養成寺院の一派で、様々な産業も手掛けています。「山嵐谷」に放置されている土地があり、薬草などの栽培を行ってくれる管理者を探しているとのこと。その管理者に、スパくんが推薦されました。話を聞くため、帰雲派の寺院へ向かいましょう。

帰雲派の寺院へ向かうと、案内役の弟子が入り口で待ち構えています。長老からの手紙を渡したところ、歓迎してくれました。話によると、「帰雲派は剣一筋の弟子達ばかりで、薬草などに詳しい人材が少ない」とのこと。そのため、山嵐谷は管理者がいなくなり、荒廃してしまったそうです。武闘派集団ですね。

ちなみに帰雲派は入門の試験が厳しく、通常は1~2割しか受かりません。しかしスパくんは長老からの推薦なので、試験を受けなくていいようです。

寺院の境内に入ると、試験を受けにきた若者達が集まっていました。全員、名前や顔グラフィックが用意されているということは、この後も登場するようですね。名前の横のハートマークは好感度と思われます。

試験が始まるかと思いきや、突然、空から火の玉が降り注いできました。帰雲派の寺院は破壊され、弟子達は逃げ惑います。スローライフどころか、いきなり怒涛の展開ですね。

逃げ惑うスパくん達を、謎の光が包み込みました。バリアのようですね。スパくん達は急いで山の下へと走っていきます。帰雲派の寺院は壊滅的な打撃を受け、山全体が崩れてしまいました。

楊子勤という名の男が登場。重傷者が出たので、医者を呼んでくるようスパくんに命じます。急いで探してきましょう。火の玉の被害は、山の下の町にまで及んでいるようですね。

町で医者の孫和安を見つけました。宿屋に運び込んだ重傷者を、孫先生に診てもらいます。全身骨折をしていますが、凡人の体では無いので、命の危機は脱したとのこと。しかし他の弟子達がどうなったのかは不明です。

帰雲派の寺院へ戻ると、完全に壊滅していました。この被害だと、生き残っているのは山の下に逃げた弟子達だけのようです。楊子勤は帰雲派の者ではありませんが、世話になっていたので、門派の再興に力を貸してくれるようです。

生き残った帰雲派の弟子達が集まり、これからのことを相談します。皆で力を合わせ、門派再興を目指そうということになりました。だらだらスローライフをしようと思っていた矢先に、とんだ災難に見舞われてしまいましたね。

山嵐谷の開発

翌日、楊子勤に連れられて、山嵐谷へやってきました。門派再興には、多額の資金が必要です。山嵐谷を開発し、お金を稼ぐのが、スパくんのこれからの使命になりました。

住む家を造るため、まずはサバイバルゲーム定番の木材集めから。楊子勤から斧を貰ったので、近くにある木を伐採していきます。必要数集まったら、楊子勤に渡すと、あっと言う間に家を造ってくれました。

鍬を貰ったので、荒れ果てた土地を耕していきます。それが終わると、「霊麦の種」を撒きます。この辺りの流れは、『牧場物語』など農場経営シムと同じですね。

……と思ったら、作物への水やりですが、魔法アイテムとも言うべき法具「水やり瓢箪」を使用。上空に小さな雲を発生させ、すべての開墾地を潤しました。霊力(MP)を消費しますので、霊力が無いときは普通に1マスずつ水をやりましょう。

さらに作物が育つのを待つまでもなく、またもや法具「豊穣の呪符」を使用し、一瞬で生長させてしまいました。さすが仙術ですね。

あとは収穫だけです。次はどんな法具が出てくるかと思いきや……1マスずつ手作業で刈り取りを行っていくスパくん。ここは普通なのですね。とりあえずこれで収穫を終えました。

夜になると、門派の皆で集まって、会議を開きます。楊子勤をリーダーに立てますが、よくよく考えてみるとこの場にいる者達のほとんどは、スパくんも含めて、正式に帰雲派に入っていない人達ばかりですね。しかし皆、門派復興に向けてやる気満々です。

本格的な活動は明日から。今日はもう休むよう、楊子勤に言われます。造ったばかりの家に入ってみたところ、家具のほとんど無い殺風景な室内でした。本作には家具が100種類近くあるとのこと。いずれ室内装飾にも凝ってみたいですね。

スローライフの始まり

翌朝、家を出ると、門派の一員である紀瑶華がいました。「チンゲン菜の種」と「霊芋の種」を5つずつ渡してくれます。とりあえずこれらを元手に、お金を増やしていきましょう。資金が無ければ、経営拡大もできませんしね。ちなみに選択肢の「君とちょっと話をしたい」で雑談をしたら、好感度が少し上がりました。プレゼントがあれば、贈ることで好感度を大幅アップさせられます。

スパくんのステータス画面。本作には「道法・身法・定力・神識」の4種類のパラメータがあります。「道法」は方術(魔術)の力、「身法」は物理攻撃・防御、「定力」は状態異常に対する抵抗力、「神識」は感知力。また「気血」(HP)、「霊力」(MP)、「体力」(スタミナ)があり、「気血」「体力」が尽きると行動できなくなります。

山嵐谷のマップ。施設だけでなく、NPCの位置も表示されています。本日の任務は、南西の湖畔へ向かい、仲間の陳遠舟から釣りの仕方を教えてもらうこと。時間はリアルタイムで進んでいくので、湖畔まで直行しましょう。

湖畔で釣りのレクチャーを受けます。釣る方法は簡単で、浮きが深く沈んだ時にキーを押して引き上げるだけ。ただ、ミッションの目的である「ハクレン」という魚がなかなか釣れませんね。

釣った魚は、宿屋の厨房で調理しましょう。釣りと違って、料理は少し複雑です。食材を取ってまな板で切り、調味料を加えて混ぜたり、煮たり、焼いたりなど、やたら造り込まれています。筆者もよく作る中国家庭料理の定番「トマトと卵の炒め物」も、まず卵を炒めて、それからトマトを加えて時間差で炒めるなど、手順が本格的。完成までの時間によって、料理の評価も変わってきます。

仲間達に弁当を配るミッションの途中で、ツルハシを手に入れました。ツルハシで岩を砕き、石材を集めていると、あっと言う間に夜に。一日が過ぎるのは早いですね。この手の農場経営シムは朝から晩までやることが多いので、全然スローライフじゃなかったりします。

資金稼ぎのために、店で種を買い付け、それで作物を育てて売却する日々。種には生長にかかる日数と、適した季節があります。季節が合わないと時間の無駄になってしまうため、計画的に栽培を行いましょう。

自分達のことばかりでなく、町の復興にも手を貸すスパくん。火の玉の被害で、道のあちこちに瓦礫が散らばっているので、ツルハシを使って撤去しましょう。ゲームには天候もあり、今は大雨が振っていますね。

石材が貯まったので、作業場の建設に取り掛かりました。しかし資金不足のため、どうにかしてお金を稼ぐ必要があります。そこで、町の掲示板の依頼をこなして、資金稼ぎをすることに。ちなみに画面右にある大きな青い石は、セーブポイントです。

町の掲示板で、こなせそうな依頼を探します。時間制限付きの任務もあるので注意が必要。とりあえず木材と石材を各60個集める任務が簡単そうなので、これを引き受けてみました。

本作では敵との戦闘もあります。洞窟に入ったところ、大きなトカゲが襲ってきました。剣を振って反撃するスパくん。洞窟内には様々な素材があり、また敵を倒すことでもドロップアイテムが得られます。果たしてスパくんは帰雲派再建を成し遂げられるのか、続きはぜひ自身の手でプレイしてみてください。

中華ファンタジー世界のスローライフ

本作は戦闘もあり、『牧場物語』シリーズと言うよりも、『ルーンファクトリー』シリーズに近いシステムになっています。ゲームの大きな目的として「帰雲派の再建」があり、それに伴うイベントも多数用意されています。時間制限の厳しいミッションなども無いので、まったりプレイしたい方にも適していますね。

本作では「帰雲派再建」を目指す仲間達との絡みも多く、仲間の元へ飛んでいく「折り鶴」を使ったメッセージシステムもあります。ストーリーやキャラクターを重視した内容になっているため、目的意識を持ってプレイできるでしょう。日本語サポートもされているので、中華ファンタジー世界でスローライフを楽しみたい方は、ぜひ本作をプレイしてみてください。

製品情報

『仙郷物語』
開発・販売:YiFang Studio、2P Games
対象OS:Windows
リリース日:2022年4月28日
サポート言語:日本語、中国語(簡体字、繁体字)、英語
ストアページ:https://store.steampowered.com/app/1201230/_/
※本記事で用いているゲームタイトルや固有名詞の一部は、技術的な制限により、簡体字・繁体字を日本の漢字に置き換えています。

■筆者紹介:渡辺仙州 主に中国ものを書いている作家。人生の理念は「知られていない面白いもの」を発掘・提供すること。歴史・シミュレーションゲーム・ボードゲーム好きで、「マイナーゲーム.com」「マイナーゲームTV」を運営中。著書に「三国志」「封神演義」「西遊記」「封魔鬼譚」(偕成社)、「文学少年と運命の書」「天邪鬼な皇子と唐の黒猫」(ポプラ社)、「三国志博奕伝」(文春文庫)など。著者Twitter「マイナーゲーム.com」Twitter
《渡辺仙州》
渡辺仙州

歴史・シミュ・ボドゲ好き 渡辺仙州

主に中国ものを書いている作家。人生の理念は「知られていない面白いもの」を発掘・提供すること。歴史・シミュレーションゲーム・ボードゲーム好きで、「マイナーゲーム.com」「マイナーゲームTV」を運営中。著書に「三国志」「封神演義」「西遊記」「封魔鬼譚」(偕成社)、「文学少年と運命の書」「天邪鬼な皇子と唐の黒猫」(ポプラ社)、「三国志博奕伝」(文春文庫)など。

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