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『Crystarise』プレイレポ―自分の作り上げた空中の島が力となる、シミュレーションとアクションが混ざったゲームデザイン【TGS2022】

空中に浮かぶ島を育てることで、プレイヤー自身の力へと変えていくという、シミュレーションとアクションが混ざり合った不思議な一作。

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『Crystarise』プレイレポ―自分の作り上げた空中の島が力となる、シミュレーションとアクションが混ざったゲームデザイン【TGS2022】
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Crystarise』はシミュレーションの要素とアクションの要素が混ざり合った、独自のゲームデザインを見せる一作です。空中に浮かぶ島を資源を使って拡張していくことが、地上世界でプレイヤー自身の力に変わっていくというファンタスティックな世界観がある作品でもあります。今回の東京ゲームショウ2022に試遊が出展されており、そんなファンタスティックさを体験できました。

地上で集めた資源を使って、天空の島を広げていく

『Crystarise』は、まず天空の島と地上を行き来しながらゲームを進めていく構成。まずはプレイヤーは地上に降り立ち、木や石を壊して資源を集めていったり、敵と戦ってアイテムを集めていくことが目的となります。ただ最初から無限に地上を冒険できるわけではなく、行ける場所は限られています。たとえば砂漠の方へ冒険しようとすると、暑さでずっとダメージを受けてしまって進めません。

資源が集まったら島に戻り、領土を広くしたりさまざまなアイテムを設置したりします。島と地上の移動はワンボタンでできるものなので、それほど複雑な感じはありません。いうなればステータス画面を開くみたいな感じでしょうか。

島にたき火や噴水、タルや石などのアイテムを配置していくと、体力や攻撃力が増加していきます。島づくりがそのままプレイヤーの力へと変わっていくんですね。それだけではなく、アイテムによっては暑さや寒さに耐性ができるものも。そうした耐性が付くアイテムをどんどん島に配置していくことで、地上での冒険も砂漠や雪山といった、体力を削られてしまう場所も冒険できるようになるのです。

プレイヤーのやりたい島づくりと、徐々に行動範囲を切り開いていける地上の冒険。シミュレーションとアクションが混ざったゲームデザインは一瞬は奇策かと思われましたが、ゲームならではの面白みがまとまったものと感じました。『Crystarise』はSteamで2023年の春に発売を予定しています。

《葛西 祝》

ジャンル複合ライティング 葛西 祝

ビデオゲームを中核に、映画やアニメーション、現代美術や格闘技などなどを横断したテキストをさまざまなメディアで企画・執筆。Game*SparkやInsideでは、シリアスなインタビューからIQを捨てたようなバカ企画まで横断した記事を制作している。

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