Blizzard Entertainmentは、10月5日にサービス開始を控えた『オーバーウォッチ 2』の開始時に行うバランス調整内容について発表しました。
『オーバーウォッチ 2』では9週間を区切りとしたシーズン制が導入され、シーズンごとに大幅なバランス調整を施して特色を出していくとのことで、「シーズン1 プレビュー」として全体的にアルティメット関連に大きなメスが入っています。以下、一部を抜粋します。
・追加ライフにダメージを与えた際に得られるアルティメット・チャージを0%から50%に変更
今までは追加ライフをいくら削ってもアルティメットは貯まらない、といった仕様になっており、「ライフ付与系アビリティを強力なものにしていました。」としています。ヒーロー「ジャンカー・クイーン」の追加ライフアビリティにも調整が施されており、この手のアビリティがプレイヤーのフラストレーションに繋がっていたのは間違いないでしょう。
また、下記のような仕様変更もあり、これまではダメージロールのヒーローのみに適用されていたヒーロー交代時にアルティメット・チャージを最大30%引き継ぐ仕様が、全てのヒーローに採用されるようになります。
・すべてのヒーローが、交代時にアルティメット・チャージを最大30%引き継ぐ
・(NEW!)ダメージのロール・パッシブ:敵をキルすると、2.5秒間リロード速度と移動速度が25%増加。累積はしないが、効果時間は更新される
『オーバーウォッチ』では試合中でも任意のタイミングで使用ヒーローを変更できますが、アルティメット・チャージがリセットされてしまうというジレンマも抱えていました。この仕様はそれを緩和するものとなり、今後はもう少し気軽にヒーローを変更できるでしょう。
一方、アルティメット・チャージ引き継ぎを全ロール化したことでダメージロールのパッシブが無くなってしまったので、リロード/移動速度アップのパッシブが新たに追加されています。
ヒーロー個別の調整としては、以前ドゥームフィストと共に大規模な調整が入った「オリーサ」へのフォローアップや、マーシーの使い勝手向上などが行われています。バランス調整内容の全文はこちらからご確認いただけます。