Ludeon Studiosは、コロニーシミューレーションゲーム『RimWorld』の拡張コンテンツ「Biotech」を発表しました。
この拡張では、これまでModでしか実現できなかった妊娠・出産がゲームに実装。自然妊娠や人口妊娠によって入植者が繁殖し、家族が作れます。子供と大人を遺伝子操作することも可能で、家族を育てて何世代にもわたる物語を築けます。この拡張はこれまでで最大のものになるとのことです。
赤ちゃんはコロニーの住民に喜びをもたらしますが、快適なベビーベッドや温かいミルクのある避難所で幸せと健康を守らなければなりません。赤ちゃんの成長は早く、サバイバルや料理、建築やクラフトなどを学んでいきます。
また、これまで敵対キャラクターだったメカノイドを味方側で利用できるように。ゲーム中盤以降で現れ入植者を襲うメカノイドはこれまで敵対しかできませんでしたが、味方にできるようになります。
新機能である遺伝子改造を行うと、自分だけの異能力者をゼロから作り上げることが可能。目の色や毛皮に覆われた体、火炎噴射や自己再生能力、不老不死など異能力は多岐にわたります。商人やクエストの報酬、囚人たちから異能の遺伝子を入手して入植者や囚人に植え付ければ、奇妙かつ有利な人間を造ることができます。
また、Unstable(不安定テスト版)のアップデート1.4も配信が開始。本作は起動時のロード時間が長く、Modを入れるとさらに顕著になっていましたが、このバージョンではそれが大幅に改善され、起動時間が33秒から21秒に、セーブゲームのローディングが7.9秒から4.6秒に減少するなど、約37%も高速化しました。
他にも、染料を用いて壁や床、家具の色をカスタマイズしたり、防衛や火消しに使える新たな砲塔タイプが追加されたりとさまざまな要素が導入されています。
『RimWorld』の拡張コンテンツ「Biotech」のリリース日は未定ですが、今後数週間以内に配信予定とのことです。Unstable版も含めた詳細は公式ニュースをご覧ください。