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Steamセールマストバイ:『SIGNALIS』は“おぞましい美しさ”に満ちている!この冬をさらに寒くするSFホラー

ぞわりと背筋が冷えるような感覚と同時に襲いくる“美しさ”。

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Steamセールマストバイ:『SIGNALIS』は“おぞましい美しさ”に満ちている!この冬をさらに寒くするSFホラー
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Game*Sparkライターと編集部が過去に取り上げた作品からピックアップし、今冬のセールでオススメのゲームを紹介していく「Steamセールのマストバイ」。今回は、SFサバイバルホラー『SIGNALIS』をご紹介します。


本作はSteamユーザーレビューも「圧倒的に好評」となっているサバイバルホラー作品。プレイヤーに心理的圧迫を与えてくるような恐怖感とともに、どこか美しさを感じる一作です。本記事では、そんな重厚な世界観でプレイヤーを圧倒する『SIGNALIS』を紹介・オススメしていきます。

「不協和音のような恐怖」と「おぞましい美しさ」が両立している名作!

実は本作の先行プレイ記事を執筆している際、素晴らしい作品であると感じてはいたものの、記事執筆にはひとつ心配な要素がありました。それは筆者がゲーム性や物語の展開などの「人に紹介しやすいところ」に凄まじさを感じていたわけではなく、本ゲームの空気感という「主観的な要素」に魅入られての好感触だったからです。

もちろんレトロテイストなサバイバルホラーとしての探索要素についても、ちょうどいい具合に頭を捻る必要があり賞賛に値しますが……筆者が『SIGNALIS』をオススメしたい最大の理由は本作に流れる「雰囲気」。ホラー作品では空気感こそが評価の主軸となりえますが、本作にはそれだけではない“おぞましい美しさ”を感じたのです。

つまるところリリース後に多くのユーザーが、筆者とは食い違うイメージを抱く可能性もあると不安になっていたわけです。端的に言うなら「この世界観が好みかどうか」によって善し悪しが変わることでしょう。

本作のトレイラー映像でも“おぞましい美しさ”が見事に表現されており、この映像を観てビビッと来たなら購入を検討する価値が大いにあります

『SIGNALIS』のストーリーのディテールはゲーム内に散らばるような形で語られており、考察の楽しみも非常に大きい作品です。もちろん、 肩肘を張らずぼんやりと捉えるだけでも楽しめます。ネガティブな意味でなく、真摯な誉め言葉として「雰囲気」が楽しめる名作と言えます。

また「ホラー」というジャンルで躊躇している方がいるなら、本作は突然プレイヤーを驚かす“ジャンプスケア”的な作品ではないことも付け加えておきます。どちらかというと、常に背筋にぞわりと冷たい何かが張り付くような恐怖。不協和音が強弱を変えて流れ続けるような作風と感じました。

女性アンドロイド(技術者レプリカ)「エルスター」が「アリーナ・ソウ」を探しに、謎に満ちた施設「シェルピンスキー」にて探索をしつつ……同時に得体のしれない恐怖をプレイヤーに背負わせていく本作。興味がわいた方はぜひプレイしてみてください。


『SIGNALIS』はPC(Steam / Microsoft Store)ニンテンドースイッチ / PlayStation 4/ Xbox Oneで発売中。「Steamウィンターセール」にて10%オフとなる1,782円で販売中です。


《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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