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【吉田輝和の絵日記】『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』昔のセフィロスってこんな優しい上司だったの…

神羅カンパニーはブラック?ホワイト?

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【吉田輝和の絵日記】『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』昔のセフィロスってこんな優しい上司だったの…
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今回は、スクウェア・エニックスが贈る『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』のPlayStation 5版!

本作は、神羅カンパニーのソルジャーであるザックスの物語を描くアクションRPG『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-』のリマスター作品です。時系列は、『FINAL FANTASY VII(以下:FF7)』の7年前となり、あのクラウドがソルジャーではなく、一般兵として登場します。

『CRISIS CORE -FINAL FANTASY VII-』は、2007年に発売されたPSP向けソフトですが、今回のリマスターは、グラフィックの刷新、操作性やUIの改良、フルボイス化など、「もはやリメイクといっても良いのでは!?」と思ってしまうほど進化を遂げています!

ところでザックスって、クラウドとほとんど同じ衣装なんだけど、肩パッドのボルトがついていないんですよね。つけてあげたくなるな~!

神羅カンパニーはブラック?ホワイト?

神羅カンパニーのソルジャーであるザックスは、ウータイ兵に占拠された列車を奪還する任務を行うことになった。

って、ザックスの登場シーンは、『FINAL FANTASY VII REMAKE』のクラウドを彷彿とさせるな!

※『FINAL FANTASY VII REMAKE』より

もしかしてソルジャーは、着地する時にこのポーズをする研修でもあるんだろうか……。

そういえば『FF7』が発売された頃、中学生だった僕らの周りで、クラウドが列車から着地するシーンの真似が流行っていた。ちょっとした段差を飛び越えるだけでも仰々しく片膝をつき、格好をつけていたものだ。

はい。僕もやってました……。それで大怪我をして今でも傷跡が残ってます。

でも古傷ってカッコいいよね……。

ザックスは任務を終え、神羅ビルのオフィスに戻ってきた。うーむ、なかなか小綺麗なところだな。

しかし、『FF7』をクリア済みの僕には、神羅カンパニーがブラック企業なことはお見通しだ!

ストーリーが進むにつれて、同僚や友人などからメールが届くようになる。ストーリーを補完する情報や、チュートリアルが閲覧できる便利なシステムなんだけど、ソルジャー部門の上司や社内報も届くのだ。

って、これ、僕が以前ブラック企業に勤めていた時のことを思い出すわ。

社長からクソしょうもないメッセージが毎日届くLINEグループがあったんだよな……。

でも神羅カンパニーって序盤からエリクサーを支給してくれるんだよな。ホワイト!

もしかして、僕の元職場の方がブラックだったのかも……ろくにボーナスも出なかったもんなあ。

スロット演出が激アツなD.M.Wシステム!

フィールドは基本的に一本道で、目的地のマーカーも表示されているため、どこへ行けばいいか迷うことはほぼない。

ザコ敵の出現場所は決まっており、フィールド上の特定のエリアに侵入するとエンカウントする。

……つまり、そこに侵入しなければザコ敵と戦わなくて済むってことだ!

バトルでは、通常攻撃、ガード、回避の3つのアクションを駆使して戦うことになる。『FINAL FANTASY VII REMAKE』に近い操作性だ。

ボタンの組み合わせで、装備マテリアに応じた魔法や技、アイテムが使用できるぞ。

さらにバトルでは、D.M.W(デジタルマインドウェーブ)と呼ばれるシステムが発動する。

画面左上にスロットのリールが表示されており、揃った絵柄に応じてさまざまな効果が得られるのだ。

絵柄には、ザックスに関わるキャラクターや、召喚獣が登場する。

PSPのオリジナル版は、絵柄が揃うと強制的に効果が発動していたが、本作では発動のタイミングを任意で決められるおかげで、バトルのテンポがかなり良くなっているな~。

また、絵柄がリーチ状態の時に、各キャラクターに関する思い出ムービーが挿入されることがある。

本物のスロットの演出みたいで激アツだ!(スロットやったことないけど)

ただ、緊迫したバトル時にキャラクターの顔がくるくる回っていると、そのギャップに脱力しちゃってちょっと面白い。

彼らも昔はああだった……

ストーリーとは別に、さまざまなミッションが受注できる。

ザコ敵との戦いを避けていたせいでレベルが低いままなので、ついでにミッションでレベル上げをしておこうかな。

クリア報酬として、アイテムやマテリアが入手できるほか、装備の上限数が増加するなどの恩恵が受けられるので、ミッションはこまめにクリアした方が良さそうだな。

あるミッションでは、幼い頃のユフィも登場する。子どもの頃から性格変わってないな~。

しかし、クラウドやセフィロスなど、本作のストーリーに関わるキャラクターは、『FF7』とは性格が大きく異なっている。

一般兵の頃のクラウドは幼くて可愛らしいし、『FF7』を象徴する敵キャラクターのセフィロスは仲間思いだ。あのセフィロスが「まじだ」なんて言葉遣いをしているシーンは必見だろう。

僕らプレイヤーからすれば、あのキャラクターの意外な一面が見られるのは嬉しいが、クラウドやセフィロスからすれば、黒歴史を掘り起こされているようで恥ずかしいかもしれないな……。

まあ黒歴史って恥ずかしいけど、ちょっと見てほしいって思っちゃうよね。

もしかして僕だけ?



ストーリーのボリュームは意外とあっさりめだったので、20時間ほどでクリアできました。やりこみ要素が多く、強くてニューゲームもできるので、さらに倍以上の時間は楽しめそうです。

ストーリーが素晴らしく、前日譚としてこれ以上ない出来でした。クラウドやセフィロスたちが『FF7』までの間、どのような出来事を体験したのかがわかりましたし、ネタバレになるので具体的なことは述べませんが、とあるシーンは涙なしには見られませんでしたね!

本作は前日譚とはいえ、『FF7』のネタバレが含まれているので、『FINAL FANTASY VII REMAKE』しかプレイしていない方はご注意ください。ただ、ネタバレを気にしない方なら本作からプレイしてもいいんじゃないかな~って個人的に思います。

『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』は、PS5/PS4/Xbox Series S|X/Xbox One/ニンテンドースイッチ/PCを対象に発売中です。

(編集担当:真ゲマ)


クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン -PS4
¥5,573
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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