
2月24日・25日の発売日まで約1ヶ月となった、「HD-2D」で描かれる完全新作RPG『オクトパストラベラーII』ですが、新たに、狩人オーシュット編と薬師キャスティ編の詳細なゲーム展開等が公開されました。また、主人公によって異なるストーリー進行、そのゲームシステム等も合わせて公開されたので、本作注目ユーザーは要チェックです。




オーシュット編
■狩人オーシュット(CV:平野綾)

ここは、獣人たちが暮らすトト・ハハ島。君は、20歳の“狩人”オーシュット。人間とのいざこざはありながらも、のんびり暮らしていた君だが、島に“緋月の夜”と呼ばれる災厄が迫っていることを知る。

「わかったよ、師匠。わたし、いってくる。伝説の魔物を連れてくるよ。」
3体の魔物を集めるため、君の旅は始まる──
■オーシュット編登場人物
●師匠:島の主ジュバ(CV:間宮康弘)
トト・ハハ島に暮らす獣人たちの主にして、オーシュットの師。ゆくゆくはオーシュットが「島の守り人」となってくれることを願っている。
●相棒:アカラ(CV:杉崎亮)

太陽の恩寵を受けし魔物ラージャッカル。時には兄のように、時には弟のように、オーシュットの旅をサポートする。
●相棒:マヒナ(CV:三宅麻理恵)

月の加護を授かりし魔物マラマフクロウ。時には姉のように、時には妹のように、オーシュットの旅をサポートする。
■オーシュットの旅立ちの地:トト・ハハ島
ソリスティア南東部にある、海と島々の地方。20年前に発見されたトト・ハハ島は、この地域で最大の面積を誇り、島の西部には獣人たちが住んでいる。獣人は、褐色の肌、リスのような丸い鼻、ふさふさの毛並の尻尾を持っていて、成人でも身長130センチ前後と小柄である。トト・ハハ島東部のトロップホップという港町は、この島を発見し開拓した人間たちが造り上げた町である。大都市ニューデルスタが近いため、富裕層のリゾート地として発展し、今では東西大陸の交易の中継点となっている。



■狩人オーシュットのフィールドコマンド
●[昼]けしかける
魔物を「けしかける」バトルができる。成功すると相手を気絶させることができる。

何度も失敗すると、町との関係性が悪化しフィールドコマンドが使えなくなる。
●[夜]てなずける

「てなずける」には、「ほしにく」等の特定アイテムを消費する必要がある。

連れ歩いている町人はバトルに「加勢」してもらうこともできる。
■狩人オーシュットの固有アクション:捕獲、かこう
オーシュット独自のアクション。魔物を捕まえたり、捕まえた魔物をアイテムに加工することができる。
オーシュットは魔物を確率で「捕獲」できる。捕獲成功率は、敵の「HP低下」「弱点開示」「状態異常」「ブレイク状態」の条件で上昇する。また、オーシュットが敵を撃破した時に、一定の確率で「自動捕獲」することがある。

「捕獲」した魔物はバトルで呼び出すことができる。捕獲しておける魔物の数に上限はあるものの、捕獲した魔物は何度でも呼び出すことができるため、強力な手助けになるだろう。オーシュット自身が使えない属性、回復技なども、捕まえる魔物次第で補うことができる。

捕獲した魔物をアイテムに「かこう」して有効活用できる。フィールド上でいつでも実行可能なほか、捕獲した魔物の数が上限を超えてしまった場合にも実行できる。

「かこう」で出来上がったアイテムは回復アイテムとして使える他に、夜のフィールドコマンド「てなずける」でも使用できる。強い魔物ほど上等なアイテムが入手でき、より強力な町人を「てなずける」ことが可能になる。
■狩人オーシュットの底力:獣の力
底力ゲージが貯まった時に使用できるオーシュットの技。野生の本能を解放し、専用アビリティを使用できる。
敵全体に物理大ダメージを与える「獣の爪」、敵単体に物理特大ダメージを与える「獣の牙」など、オーシュットの強力な専用アビリティが使用可能になる。

「獣の力」による攻撃はいずれもSPを消費しないためお手軽かつ強力な武器となる。
キャスティ編
■薬師キャスティ・フローレンツ(CV:根谷美智子)

ここは、定期船行き交うハーバーランド地方。君は、29歳の“薬師”キャスティ・フローレンツ。漂流しているところを救助された君は、記憶を無くしている。持っているのは、1つの鞄と、薬師としての腕前のみ。

「思い出さなきゃ……私自身のこと。それと……大切な何かを……。」
記憶の断片を求めて、君の旅は始まる──
■キャスティ編登場人物
キャスティは記憶を無くしているため、人間関係は謎に包まれている。●薬師マレーヤ(CV:豊口めぐみ)

旅の薬師。記憶を無くしたキャスティの、薬師としての腕に驚嘆する。町の人を救いたいというキャスティの決意に心を動かされ、手助けすることになる。
■キャスティの旅立ちの地:ハーバーランド地方
ソリスティア南部にある、広大な湾岸地方。100年ほど前の大航海時代に、初めて東大陸との航路が確立された港町カナルブラインがある。カナルブラインには町のシンボルとなる大きな灯台があり、様々な地方から往来する船を導いている。この灯台は、20年ほど前のウ国滅亡の際、カナルブラインに逃げ込み定住した多くの技術者によって建立されたもので、特殊な鉱石を磨いた反射板を使った新方式によって、その光は遠くニューデルスタまで届くのだという。今でも東大陸から来た宣教師は、カナルブラインの教会を起点として西大陸中に聖火教会の信仰を広めるため旅立っている。



■薬師キャスティのフィールドコマンド
●[昼]聞き出す
人々から情報を得られる。キャスティのレベルが必要。

キャスティのレベルが達成条件を満たしていれば、町の人々から情報を「聞き出す」ことができる。
●[夜]眠らせる

人々を眠らせる。特定アイテムが必要。

「眠らせる」では特定アイテムを消費することで、町の人々を眠らせることができる。眠らせるのに必要なアイテムは、相手によって異なる。
■薬師キャスティの固有アクション:調合
バトルで使えるキャスティ独自のアクション。薬の素材を組み合わせて、攻撃や回復ができる。
キャスティは複数の薬の素材を「調合」して、攻撃や回復を自在に行える。調合できる素材の数はブーストによって増加し、組み合わせ次第ではパーティー全体を一挙に万全な状態へ回復することもできる。

攻撃素材の「調合」では、敵の弱点属性に合わせて調合すれば敵をスムーズにブレイクできるほか、状態異常の付与なども行える。
■薬師キャスティの底力:節約
底力ゲージが貯まった時に使用できるキャスティの技。発動すると、薬の素材を消費せずに「調合」を実行することができる。
「節約」を発動すれば、貴重な調合素材も消費せずに「調合」できる。ブーストをMAXにすれば、5つもの薬の素材を消費せずに調合することが可能。

通常の戦闘やボス戦を問わず、パーティーを支える切り札となる。
クロスストーリー「キャスティとオーシュット」

今作では主人公同士が共に行動しストーリーを進行する「クロスストーリー」があり、主人公同士で描かれる新たな物語も体験可能。

クロップデールへやってきたキャスティとオーシュット。にぎわう村で、昨今獲物が獲れないという噂を耳にした二人は、ある森の異変に気付くが……。

主人公ごとに異なる物語の進み方
今作では主人公ごとにストーリーの章数や進め方も異なる。なかには旅の目的地が複数となり、進む順番を自由に選択できるものもある。▼盗賊のソローネは、標的とする父と母、先にどちらの元へ向かうかは自由に決められる。

「父ノ編」では、ファーザーを殺すため、彼に指定された場所であるウィンターブルームの盗賊街を目指す。

「母ノ編」では、マザーの所在の手がかりを掴むためオアーズラッシュを訪れる。
▼商人のパルテティオは、メインストーリーのほかに、世界に散在する「商売の匂い」をかぎつけて寄り道を楽しむこともできる。

パルテティオ専用の物語。意外なものが手に入るかも…?
▼狩人のオーシュットは、物語の最初に共に旅をする相棒を選択することができる。

「アカラ」と「マヒナ」どちらかが相棒となり、以降の旅路を手助けしてくれる。物語の途中で変更することはできないため、大切に選ぼう。
●マラマフクロウのマヒナ
属性攻撃を得意とし、敵の弱点属性を積極的に突いた攻撃をしてくれる。
●ラージャッカルのアカラ
物理攻撃を得意とし、敵の弱点武器を積極的に突いた攻撃をしてくれる。
サブストーリー
8人の主人公のメインストーリーの他に様々なサブストーリーがある。問題を解決するための方法が一つではないこともあるので、自由にフィールドコマンドを活用して、悩んでいる町の人を助けよう。
馬が突然いなくなってしまい途方にくれる商人。このままだと廃業も避けられない彼女を助ける方法とは…?

馬を盗んだ犯人を見つけ、「試合」や「闇討ち」で成敗することで馬を飼い主のところへ帰したり…。

人手不足の牧場主を「誘惑」や「導く」で連れてきて新たな雇用先を紹介することもできる。
ゲームスピード変更
今作では、イベントシーンの早送りやテキストの自動送りもボタン一つで切り替えることができる。またバトルのゲームスピードも調整できるので、好きなテンポで本作を楽しむことができる。

イベントシーンもバトルも、ボタン1つで2倍に早送りすることができる。レベル上げなどもスムーズに行うことができるだろう。
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