海戦シム『Ultimate Admiral: Dreadnoughts』最強の1隻をつくり敵を殲滅―自由度の高い艦船設計と本格的な戦闘システムで艦隊司令を満喫【特選レポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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海戦シム『Ultimate Admiral: Dreadnoughts』最強の1隻をつくり敵を殲滅―自由度の高い艦船設計と本格的な戦闘システムで艦隊司令を満喫【特選レポ】

本日ご紹介するのはGame-Labsの『Ultimate Admiral: Dreadnoughts』。自由度の高い艦船設計と複雑でリアルな戦闘システムが特徴の海戦シムです。

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海戦シム『Ultimate Admiral: Dreadnoughts』最強の1隻をつくり敵を殲滅―自由度の高い艦船設計と本格的な戦闘システムで艦隊司令を満喫【特選レポ】
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GameSparkで日々紹介される採れたての注目Steamインディーゲームたち。

その中で、このゲームあのゲームの内容が知りたい、そう思う方は少なくないのではないのでしょうか?そこで本記事ではそんなゲームの中から1本をピックアップ。実際の内容をスッキリスピーディにお届けしたいと思います。こってりなプレイレポ類が見たいなら爆速プレイレポもお忘れなく。

今回取り上げるのは、「最強の1隻を設計せよ!自由度の高い艦船設計」「艦隊を指揮して勝利を掴め!複雑で本格的な海戦シム要素」などが魅力の、海戦シム『Ultimate Admiral: Dreadnoughts』。では早速その内容と魅力のポイントを見ていきましょう。

『Ultimate Admiral: Dreadnoughts』とは

本作は1800年代から1900年代を舞台とし、自由度の高い設計システムで艦船を設計・造船したうえで艦隊を編成、海戦での勝利を重ねることで敵国との戦争での勝利を目指す海戦シムです。

折しも数々の技術革新により装甲艦から前弩級、超弩級と軍艦が目まぐるしく進化していくこの時期において、モニター艦から超戦艦まで多種多様な船を設計し運用することができます。

研究開発の画面です。重点的に進めたい項目を選択することも可能です。

設計に使用可能なパーツなどは技術開発を通じてアンロックできます。研究に応じて船体規模は徐々に拡大し、小口径短砲身の貧弱だった主砲もやがては20インチ4連装砲という巨砲に、亀より遅い航行速度も40ノットを超える快速を発揮できるようにといった具合に、技術の進歩を痛感することができます。

そして肝心の海戦シーンも本格的でリアルなものとなっています。戦艦の砲弾に射抜かれた駆逐艦が舵から主機まで損傷し、その隣で弾薬庫に引火した軽巡が火柱を上げつつ轟沈し、遅れて逃走しようとした重巡が魚雷の餌食となり力尽きて転覆したりと、戦場正にここにありと言うべき光景を艦隊司令として目の当たりにすることとなります。

さぁ、時は来ました。祖国の平和と繁栄のために、手腕を存分に振るいましょう。かつての輝かしき栄光とともに知られた無敵艦隊をこの世界に再び甦らせるのは、他ならぬあなたなのです!

ステキポインツその1!「最強の1隻を設計せよ!自由度の高い艦船設計」

本作の艦船設計のシステムは、非常に複雑で自由度の高いものとなっています。排水量という絶対的な制限こそありますが、この枠内に限れば兵装の配置や装甲圧などはもちろん、動力の種類から装薬炸薬の種類まで多種多様な組み合わせを選択できます。

武装には射角の要素がありますから、配置はよく考える必要があります。

それぞれの設定は艦のステータスに様々な影響を与えますから、ある程度一定の方針に沿って組み合わせを考える必要があります。

重雷装型の駆逐艦です。駆逐艦と軽巡洋艦のみ煙幕を張ることができるので、戦術の幅が広がります。

艦橋や煙突など、最低1つは必要なパーツなどもありますし、排水量以外にも前後左右の重量バランスといった制限があります。それに火砲に魚雷にとあれこれ詰め込みすぎると、大抵速力か防御力のどちらかが犠牲になりますからね。多少の割り切りは必要なのかもしれません。

ただし、桁外れの排水量を誇る超戦艦なら多少制限は緩いと言えますが、こちらはこちらで人的資源やら10隻も建造すれば国家財政が傾くほどの莫大な建造費が問題となってきます。いやはや軍艦の設計とは一筋縄ではいかないものですが、そこは造船技官としての腕の見せどころかもしれません。

ステキポインツその2!「艦隊を指揮して勝利を掴め!複雑で本格的な海戦シム要素」

本作の見どころは何と言っても海戦です。プレイヤーは艦隊司令として指揮を取り、敵の殲滅が目標となります。

あちらこちらで砲火砲煙をあげつつ敵味方の砲弾が入り交じる迫力はもちろん言うまでもありませんが、加えて複雑で本格的なシム要素がさらに面白さを引き立ててくれています。

敵への見事な命中弾でしたが跳弾により損害0。よく見ると弾かれた砲弾も確認できます。

命中時の判定1つ取ってみても、信管が作動する前に目標を突き抜けた「過貫通」に装甲表面で砲弾が炸裂した「不完全貫徹」、また一定以上の命中角度により砲弾が滑る「跳弾」といった様々な判定が行われます。もちろんそれぞれに応じて引火率や敵艦内部への損傷など結果も異なってきますから、操作する手にも自ずと力が入ります。

あるいは、手負いの味方艦が決死の体当たりで敵艦を道連れにしたり、長距離射撃の偶然の一発による弾火薬庫誘爆からの轟沈といったドラマティックな展開を目撃できた時は、思わず感無量となること間違いなしです。

かつて連合国軍から「ロングランス」の名で恐れられた酸素魚雷。本作でも強力無比な兵装となっています。

自由度の高い艦船設計と聞くと一部のゲーマーは『鋼鉄の咆哮』シリーズを連想するかもしれません。もちろん本作には波動砲や怪力線照射装置といった奇妙な装備や、光学迷彩艦や双胴戦艦といった色物は登場しませんが、より硬派なシムとして本作は楽しめますし、海戦シーンは負けず劣らず手に汗握る熱いものとなっています。

迫力ある自艦隊の一斉砲撃。艦名は自動命名となっています。…でも震洋って名前はどうかと
火を吹く20インチ砲。…だから回天って名前もできれば、ねぇ。

速力を生かした側方への迂回や敵陣の中央突破、あるいは射程の利を活かした長距離砲戦など戦い方はプレイヤー次第ですから、思う存分艦隊司令の気分を満喫できます。

また、キャンペーンモードやカスタムバトル以外にもファイルを出力する形式での設計案の共有も可能ですから、友人同士で競いあったりするのも面白いのではないでしょうか?

  • タイトル:Ultimate Admiral: Dreadnoughts

  • 対応機種:PC(Steam

  • 記事におけるプレイ機種:PC

  • 発売日:2023年1月26日

  • 記事執筆時の著者プレイ時間:7時間

  • 価格:3,900円




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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《K.K.》

SFとオープンワールドとミリタリー系が主食です K.K.

1990年3月の京都府生まれ。ゲーム好きのパソコン好き。ついでに言えば動物も好き。心理学部卒ゆえに人の心がわかると豪語するも、他人の心にはわりと鈍感で、乙女心となるとからっきし。むしろ動物の気持ちのほうがよくわかるが、本人は「尻尾と耳がないからだ」と弁解中。 2022年から「ゲームスパーク」で執筆中。パソコン代の足しにと始めるも、賃金はほとんど課金ガチャに消えている模様。

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