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お前の全部をオレにくれ!新感覚ローグライトACT『Rogue Spirit』正式リリースで増えた敵に下品な心で憑依する【プレイレポ】

成仏できない王子の霊が、モモ出し娘やヘソ出し娘に乗り移る。

連載・特集 プレイレポート
お前の全部をオレにくれ!新感覚ローグライトACT『Rogue Spirit』正式リリースで増えた敵に下品な心で憑依する【プレイレポ】
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玄人向けとして人気のローグライクゲーム。その面白さを極限まで高めるため、独自のアイディアを各作品がこぞって盛り込み、いまも進化を続けている期待のジャンルです。というわけで今回は、2021年に早期アクセスを開始し、2023年3月8日に正式リリースを迎えた『Rogue Spirit』をプレイして気になる内容を紹介していきます。


早期アクセス開始直後に「爆速プレイレポ」として公開された特集記事もあるので、本作をより深く理解しておきたいという方は、本記事と合わせてご覧ください。

そもそも『Rogue Spirit』とは

本作は、悪の軍勢によって侵略されたミドラ王国を舞台に、主人公である霊体の王子が倒した敵の肉体に乗り移りながら戦う3Dローグライトアクション。死亡したり中断すると振り出しに戻るシステム、数えきれないスキルや特徴の異なる敵の身体を駆使しながら、アジア風の牧歌的なファンタジー世界で奥深いプレイを楽しめる作品です。

また、本作は日本語をはじめとした複数言語、ボタン表記ありのコントローラーサポートに対応しています。

超ジャイアニズム!お前の身体はオレのもの

まずは、闇の軍勢の侵攻に伴い、すでに死亡したと思われる王子が霊体として召喚されるところから物語がスタート。実体を持たない王子は無力、しかも泉のような場所に囚われていると告げられ、さっそく何者かの身体に憑依することを強いられます。

敵の身体を乗っ取って行動したり、別の身体に移ったり、さらには霊体の状態に戻るのは本作の醍醐味であると同時に、頻繁に繰り返すアクションなのでワンタッチで切り替えが可能です。チュートリアルではゲーム中の要素について一度に説明を受けますが、攻撃や回避などの基本操作は簡単にまとめられているので安心。その他の細かいシステムは、急いで覚える必要はありません。

メニューのタブからヒントを動画付きで確認することもでき、新たに手に入れたキャラクターの特徴、世界観の解説なども閲覧できます。

チュートリアルを完了し、あらかた理解したところで最初のステージへ移動。開始時にもらえるキャラクターはランダムなので、プレイヤーの好みや戦術に合わせ、マップを進みながら憑依したい相手を探します。乗り移れるのは倒した敵だけです。このあたりはローグライトらしく同じ種類の敵でも微妙に性能が異なるほか、炎などの属性を持っている場合はカラーも異なり、さらにはレア度で強さが桁違いに変わるので、吟味が必要でしょう。

レア度は倒して確認するしかないと思われ、目視での判別は困難。濃い色で光っている敵は“エリート”と呼ばれる強力な亜種で、こちらは見た目、全方位の視野を持っているのが特徴です。体感としては、後のステージになるほどレアやエリートが多く出現し、チャレンジなどの難しいミニゲームでは、レジェンダリーの確率も高い気がします。

理想としては、エリートかつレジェンダリーの敵に憑依するのがベストだと思いますが、プレイ中はついに見かけず終わってしまったので詳細は不明。別の身体に乗り移ることで回復するというゲームの仕様上、同一の身体を持ち続けるのもリスクが高いので、強さを捨てて回復するか、そもそもダメージを回避するか、プレイヤースキルと相談しながら葛藤することになるでしょう。

ちなみに、霊体時は隠密性が高く、敵が警戒している視野も表示されるので、敵を避けて進むステルスプレイも可能となっています。戦闘は割とシビアで連打されるとあっさり死ぬこともあり、レベル制ではない本作では有用な手段ですが、結局はボス戦で抹殺される可能性があるので強い身体は必要です。

運とやり込みがものをいう強化の沼

正式リリースによって、現在実装されているキャラクターの数は18人いるとされています。逞しくて戦士らしい男性キャラからありがたい露出度の女性キャラとどれも親しみやすいデザインなので見ているだけで楽しいものがあります。性能や戦闘スタイルはもちろん、キャラクターの見た目にこだわって憑依先を考え、それを実際に動かして遊べるというのは他にはない魅力でしょう。次々と現れる新しい敵に対する見方が変わるはずです。

同時に、カジュアルながら奥深いローグライト要素もしっかりと存在し、やればやるほど攻略の組み合わせが見えてきます。任意で発動するスキルも強力ですが、それ以上に重要なのはキャラクターの性能を底上げする強化要素。攻撃力や防御力、体力などの基本パラメータだけでなく、特別な効果を付与するものまで様々です。

ゲーム中に獲得できる要素のほとんどは一時的なもので、死亡などでリトライすると消えてしまいますが、だからこそ強力なものが揃っています。同じ効果の強化でもグレードによって性能に差があり、それらは重複して加算されると思われ、特化して揃えていった方が目に見えて発揮するかもしれません。

一方、永続的な効果をもたらす特別なアンロック要素もあり、ボスの討伐やギミックの解除で獲得できます。リトライしても残る緑色のお金でスキルや使い魔、ステータスの強化ができ、やり込みという意味では無限の可能性。沼のような本作のランダム性に挫けず、目当ての強化と高いレア度のキャラクターを上手く積み重ね、攻略の下地を整えていくことが最大の目標です。

アクション面もシンプルながら、敵の攻撃に合わせて弾く“受け流し”やダッシュ回避、間合いなど、がむしゃらではない堅実なプレイが求められます。大勢の敵に囲まれて戦う展開も多いので、思わぬ被弾が塵積もって致命傷を負うことがないように、しっかりとした判断をもって戦い抜きましょう。

個人的には、弓などの飛び道具で戦う女子キャラクターを使うと、敵との距離や攻撃後のリカバリーなども含めて、かなり使いやすい印象でした。たしかに、それも見た目で選んだわけですが、ダメージを受けないように立ち回ることが本作の最適解でもあり、運良くレジェンダリーの肉体が手に入ったときの強さは盤石そのもの。その分クセもありますが、弓使いは序盤から登場するので、どうしても勝てないときは遠距離攻撃がオススメです。


『Rogue Spirit』は、2023年3月8日からSteamにて正式配信中です。

タイトル:Rogue Spirit
開発元/発売元:Kids With Sticks/505 Games
筆者がプレイした機種:PC(Steam)
発売日:2023年3月8日
記事執筆時の著者プレイ時間:3時間
価格:2,080円(Steam)



《りおちゃんこ鍋》

ニート10年ゲーム20年の大元帥 りおちゃんこ鍋

一般曹候補として徴兵されて1か月で脱柵後、ラノベ作家を目指すという名目でママの年金を喰い潰し、1秒も働かずに35万のPCを購入。若干8才で『パーフェクトダーク』をクリアし、『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア2』『レインボーシックス シージ』『Apex Legends』など、戦場を渡り歩く根っからのFPS畑。強さだけが全てという当時の業界に感化され、クソゲーとヌルゲーマーを許さない。現在は、エロゲソムリエを自称し、単身DLsiteにて潜入捜査中。好きなバイオは「アウトブレイク」、嫌いなエロゲは「紙芝居」。

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