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スーパーUBI対戦?CBT実施の基本無料FPS『エックスディファイアント』ユービーアイソフトの旗の下に集結したモブたちの一殺一死劇【プレイレポ】

20キルのために20デスする男たちのクールで熱いバトル。

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ゲームジャンルの花形のひとつである「FPS」の世界では、数年おきに、とっておきのビッグタイトルが突然に降ってくるという説が少なくとも筆者の中で固まりつつあります。そして、それを証明するかのように、突如として全ゲーマーの頭上に巨大な彗星が現れました。

というわけで今回は、同ジャンルに一石を投じるかもしれない基本無料FPS『エックスディファイアント(XDefiant)』の気になる内容をお届けします。本作は2023年4月14日から4月26日までクローズドベータテストを実施していました(日本時間)。本記事で紹介するゲームプレイもベータ版のものであり、正式版とは仕様など一部異なる場合があるので注意してください。

エックスディファイアント』とは!?

『エックスディファイアント』は、ユービーアイソフトから配信予定の基本無料の対戦型FPS。同社の看板シリーズである『ゴーストリコン』や『スプリンターセル』などの作品と世界観を共有し、どこか懐かしいステージで馴染みのモブキャラクターを操り、オブジェクトベースの激しい銃撃戦を繰り広げます。

ベータテスト時点で日本語に対応しているものの、現時点では英語音声のみ。PC版と家庭用版のプレイヤーが入り乱れるクロスプレイが基本となっており、PC版でのコントローラー操作も可能です。

忙しい現代人のためのワンポイント解説!

長中近距離対応のマークスマン

本作のマークスマンライフルは、あらゆる距離で安定した能力を発揮し、平均2~3発でキル確定の強武器です。命中率、威力、レート、使いやすさ共に優秀で、敵の脇腹に刺し込みアシストを稼ぐのにも使えます。ナーフ待ったなしのトレンドアイテムで筆者激推し。

安心できるプリセットロードアウト

本作のプリセットロードアウトは、カスタム済みのものになっています。特にこだわりがなければ、はじめのうちはプリセットがオススメです。前述のマークスマンの場合、サイトと拡張マガジン、サプレッサーも付いている超カスタム。やっぱり強い。

ダッシュはハンドガンで

ハンドガン装備時は、移動速度がさらに速くなります。リスポーンからの迅速な前線復帰だけでなく、現実でも使える“蛇行”を組み合わせ、敵の攻撃を回避することすら可能。テンポの速い本作ならではの必須テクニックです。

古き良き“王道的”なクラシックシューター

本作の全体的な印象としては、銃と銃で撃ち合う往年の純粋なFPSに、スキルや必殺技を備えた昨今のヒーロー系を掛け合わせた作品。新しいものと古いものを兼ね備え、初心者もベテランも入り込める遊びやすさが特徴的であり、それでいて基本無料というイマドキのニーズもしっかり押さえています。

実際、ベータ登録者だけでなく、Twitchでもキーを大々的に配布していたのもあり、本作への期待の高さを窺わせる大勢のプレイヤーが集まっていました。

6対6のチーム戦、ロードアウトや武器カスタマイズ、王道なゲームルールなどなど。この手のジャンルの経験者なら学習済みのシステムが一通り揃っているので、特に難しいこともなくプレイできますし、これから始めるという方も本作での経験が「FPSのプレイング」の糧となるはずです。

各勢力の能力は、それぞれ使いどころがある。必殺技のウルトラは特に強力。

そして、本作最大の目玉であるユービーアイソフト作品群のクロスオーバーについては、ゲーム全体の基礎として構成されています。封鎖されたニューヨークなどの戦いの舞台となるステージはもちろん、勢力ごとに異なる能力を持つキャラクターも見覚えがあるものばかりで、クラスとしての性格だけでなく雰囲気も楽しみながらプレイできます。

みんな大好きカスタマイズ!

もうひとつ言うと、武器に関しては実在する銃器が登場。古すぎず新しすぎず、全盛期のFPSの隠れた魅力でもあった現代の軍用銃が名称もそのままに、スコープやサイレンサーをお好みで盛りつけてディスプレイできるのもコアなミリタリーファンには感動物。リロードモーションも途中装填や撃ち切った場合とで差異があり、このあたりのディテールが気になる方も納得のクオリティでしょう。

残弾がある状態で再装填すると、元の弾倉を残す形でタクティカルリロードを行う。撃ち切りの場合は、側面のキャッチを引っ叩いてリリースする動作が加わる。

特攻&玉砕か……キルレ重視のガン待ちか

お好みのスタイルでプレイしよう!

プレイヤー人口は充実していて、最大12人が参戦という昔ながらの対戦方式で賑やかにプレイできました。ところどころで最適化不足と見られるシステム周りの不具合もありましたが、それらは正式リリースまでの開発期間、およびライブサービスのアップデートによって解消されていくものと思われます。

大手デベロッパーのビッグタイトルを意識したような作りもあり、ぱっと見のデザインやシステムの基本部分はそのまま。FPSというゲームを形作るのに必要な要素はあらかた整えられているので、プレイヤーによっては古めかしく思えるかもしれませんが、ベースとしては可もなく不可もなくといったところでしょう。

強いて挙げる点があるとすれば、それは本作のスピード感。他作品の感覚からすれば、本作におけるプレイヤーの移動速度はバフ仕込みのような高速なので、縦横無尽に走り回りながら、出会い頭にマシンガンを撃ち込む突貫スタイルが多く見られました。マップの構造も大通りや開けた地形を中心とした構造が多く、戦術的な余地が限られているのもあり、いわゆる“エイム”や“フリック”が重視される正面きっての撃ち合いがメインです。

すなわち、“たくさん倒して、たくさん死ぬ”という戦い方になるので、目が痛くなる忙しい展開が苦手な方には少し辛いものがあるかもしれません。

下手をすると、30発撃って1人倒せるかどうか。

これは個人的な感想ですが、本作のスピーディな仕様に加えて、微妙に体力的に硬い感じがするのでキルタイムがやや伸びがち。もちろん熟練のプレイヤーであれば、連続して命中させることで素早く敵を撃破できますが、エイムに不安がある方はキルが取りにくくて理不尽な印象を受ける可能性もあります。

筆者も昔からエイムは苦手。立ち回りや姑息な戦術で生き延びてきた手前、本作では意地を張ってエイムアシスト機能をオフにしたところ、一方的に撃ち負ける展開が続いて心が折れかけます。その後に自らの過ちを認め、アシストの恩恵を受け入れた途端に次々とキルが取れるようになり、一転して笑顔を取り戻すことができました。

アシスト狙いならLMGがオススメ。敵に向かって撃ってるだけで1位になれる!

本作はクロスプレイが標準となっており、家庭用版とPC版の分け隔てがないので、デバイス的な差異を埋めるという意味でもアシスト機能がイーブンに働きます。人そのものが硬くて速いという仕様上、ひとりで完全に仕留めるというよりは、とどめを味方に刺してもらうキルアシスト狙いの感覚でいた方が気持ちも楽になるかもしれません。

ある意味、敵が硬いということでチームプレイが奨励され、リアリティ抜きのチャンバラな撃ち合いを楽しんでいた古い時代の名作の再現とも言えるでしょう。


一時期、問題になっていた接続エラー。

繰り返しになりますが、本作はまだ完成前のベータ版の状態です。今回のテストでは、肝心のゲームプレイに水を差すような不具合も多く、正式リリースまでには、もう少し時間が必要になるでしょう。

国内サーバーが無いのか、ネットワークの遅延も平均で3ケタほどあり、そもそもエラーで接続できないという致命的な問題も発生。その他にも、ロードアウトなどの設定がリセットされたり、武器やプレイヤーのレベルまで消失したりとバグが立て続けに起き、この盛況に開発体制が追いついていない状況が垣間見えました。

スパくんのひとこと

ベータとはいえ、課題はたくさんありそうスパね。スパのあり余る成績を分けてあげるから、元気出すスパ!

タイトル:エックスディファイアント
メーカー:UBISOFT
対応機種:PC(Ubisoft Connect)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Amazon Luna
筆者がプレイした機種:PS5
リリース日:近日配信
記事執筆時の著者プレイ時間:15時間
価格:無料


《りおちゃんこ鍋》

ニート10年ゲーム20年の大元帥 りおちゃんこ鍋

一般曹候補として徴兵されて1か月で脱柵後、ラノベ作家を目指すという名目でママの年金を喰い潰し、1秒も働かずに35万のPCを購入。若干8才で『パーフェクトダーク』をクリアし、『コール オブ デューティー モダン・ウォーフェア2』『レインボーシックス シージ』『Apex Legends』など、戦場を渡り歩く根っからのFPS畑。強さだけが全てという当時の業界に感化され、クソゲーとヌルゲーマーを許さない。現在は、エロゲソムリエを自称し、単身DLsiteにて潜入捜査中。好きなバイオは「アウトブレイク」、嫌いなエロゲは「紙芝居」。

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