先日の「Summer Game Fest 2023」にてゲームプレイトレイラーがお披露目された『Mortal Kombat 1』ですが、海外PlayStation.Blogでは共同クリエイターEd Boon氏のインタビューが掲載されており、本作の様々な仕組みが明らかとなっています。
まずはおさらい
前作『Mortal Kombat 11』で炎の神となったリュウ・カンは平和のための新時代を作り上げ、歴史をリスタートしました。それにより今作ではキャラクターの背景や関係性も変化しており、これまでとは異なる新たな物語が展開することとなります。また、ゲームプレイ面では戦いをアシストする「カメオファイター(Kameo Fighter)」というシステムが登場しています。
今作のキャラクター設定
キタナ/ミリーナ
キタナとミリーナは双子。姉のミリーナはアウトワールドの正当な王位継承者であるが、恐ろしい病気に感染している。スコーピオン/サブ・ゼロ
リンクェイの戦士である兄弟、スコーピオンとサブゼロは一族の未来を賭けて戦う。ライデン/クン・ラオ
地球界のチャンピオンであるライデンとクン・ラオは家族と名誉のために戦う。ジョニー・ケイジ
ファンの注目を集めることを重要視し、自らの虚栄心のために戦う。ケンシ
ケンシ・タカハシは崇高な刀「Sento」を取り戻し、一族の名誉を回復するために戦う。
カメオファイターについて
R1ボタン(PS5版)と方向キーで呼び出せるカメオファイターは飛び道具や投げ、コンボブレイカーに加えて、フェイタリティを繰り出すことも可能となっています。ただし、クールダウンがあるため戦略的に使用する必要があるとのこと。
開発当初はソニア・ブレイドに攻撃強化のドローンを持たせるなど、各ファイターに特化したモディアイアとして計画されたものの、「皆が共有できるものを作るべき」というEd Boon氏の考えと、評判は良かったがあまりプレイされなかった2011年版『Mortal Kombat』の2vs2タッグモードを組み合わせたものとして「カメオファイター」が生み出されたそうです。
カメオファイターはローンチ時点で15~20体、以降さらに多くが登場する予定とのことで、Ed Boon氏は「後から登場するとんでもないものもありますよ」とも予告しています。
Ed Boon氏へのQ&A
リブート? そとれともリメイク?
リブートの範疇に入るかもしれない。チームは主要な既存キャラクターを含みつつ、全く新しいストーリーを語りたかった。『Mortal Kombat 11』(2019年)で炎の神となったシリーズ主人公リュウ・カンが世界をリセットしたことは完璧な足がかりとなった。
悪役は誰?
伝統的な数人の悪役が何らかの形で復活する(大ボスは明言せず)。ヒーローと同じように悪役も全く違う形でスタートする。彼らは違う道を歩み、お互い違う関係を持っている。『Mortal Kombat』の伝承に詳しい人は捻りの効いた展開に出会える。
新モードは?
過去6作品に登場したKryptモードに代わる“とんでもない新システム”が開発中。コンテンツのアンロックのための全く新しいシステムも導入予定。
『Mortal Kombat 1』はPC(Steam, Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに現地時間9月19日海外発売予定。海外メディアからはゲームプレイ映像が公開されるとともに(IGN, GameSpot)、コミュニティでは様々な深掘りも行われています。