個人開発者くえたろう氏は、『異世界の創造者』を7月8日よりDLsiteで配信しました。
本作はフリーシナリオ制を採用したローグライクRPGで、プレイヤーはダンジョン攻略だけでなく、町の住人との交流や結婚、盗み、農業、町作りといった様々な要素で自由な冒険を満喫できます。ゲームに登場する全てのキャラクターには意思があり、彼らと共に冒険に出かけたり中には結婚できる人物も存在します。
またフィールドや町、住人、冒険者、ダンジョンはゲーム毎にランダム生成され、装備品もランダムな性能を持っていたり、敵がドロップするスキル書を読むことでスキルを獲得したりと、プレイごとに新しい体験を楽しめます。
そこで本稿では、そんな『異世界の創造者』を開発したくえたろう氏にメールでのミニインタビューを実施。本作の開発経緯や印象深いエピソードなどをお聞きしました。
――最初に、自己紹介をお願いします。いつ頃からゲーム制作を始められたのでしょうか?
くえたろう氏: くえたろうと申します。昔からゲームが好きで、いつかは自分でも作ってみたいと思っていました。
また、ゲーム製作は5年程前から始めました。隙間時間に毎日コツコツ製作を進めていたのですが、完成できて本当に良かったです。
――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?
くえたろう氏:本作は自由度の高いローグライクRPGで、冒険、交流、悪行など、プレイヤーが思うがまま自由にプレイできるゲームになっています。また、フィールドも町の人もランダム生成なので、繰り返しプレイしても毎回新鮮な気持ちで楽しんでいただけます。
アイデアは、思いついたというより、結果的にそうなったという側面が強いです。本作は製作ツールを使わずにフルスクラッチで1から製作したのですが、それだと町を作ろうにも、製作ツールにあるようなマップエディタも何もない状態でした。そのため「エディタがないなら町は自動生成にしよう」と思い、町がランダム生成される方針になりました。
同様に町の人も「自動生成される町なので町の人も自動生成にしよう」という方針になりました。それが積み重なっていき、本作のゲームシステムになりました。
――本作の開発期間で、最も印象深いエピソードを教えてください。
くえたろう氏:本製作ツールを使わずにフルスクラッチで開発したので、作った機能が動く度に喜んでいました。キャラクターが1歩動くだけでも感動ものでした(笑)
――本作はどのようなゲーマーに遊んでもらいたいと考えていますか?
くえたろう氏:自由な世界で自由に冒険したい方に、ぜひ遊んでいただきたいです!主人公にも仲間にも冒険者にも、オリジナルのグラフィックや名前などを自由に設定できるので、自分だけのロールプレイを楽しみたい方もぜひ遊んでください!
――本作品や、開発者としての今後の展開についてお聞かせください。
くえたろう氏:とてもありがたいことに、本作を遊んでいただいた方々から大変多くのご感想やご要望をいただいております。
それらをゲームに取り入れながら、本作をより楽しいものにしていきたいと思っています。
――最後に、本作のファンや読者に向けてメッセージをお願いします。
くえたろう氏:本作を遊んでいただき本当にありがとうございます。こんなにも多くの方々に遊んでいただけるなんて夢のようです。これからも本作をより楽しんでいただけるものにしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします!
そして、数年後に本作を思い出していただけたら、再び遊んでくれるとうれしいです。きっとアップデートにより、より楽しみの幅が増えていると思います!
5年の月日をかけて開発した『異世界の創造者』は、PC(DLsite)向けに発売中です。