
9月1日の先行アクセスに続いて、いよいよ本日正式にリリースされた『Starfield』ですが、複数のテック系メディアにてベンチマークの結果が公開されるなど注目度の高さがうかがえる状況となっています。
そして気になるベンチマークの結果ですが、FHD解像度の最高設定で「Radeon RX 7900XTX」が「Geforce RTX 4090」を上回るなど、AMDとの「独占的パートナー」を実感できるものとなっています。
最高級GPUでもFHDで100fps超えが限界。144fpsは遥かなる夢…。
ベンチマークの結果ですが、FHD解像度の最高設定で「Radeon RX 7900XTX」で平均102fpsで最低85fps。「Geforce RTX 4090」で平均93fpsで最低77fpsとなっています。
また、「Radeon RX 7900XT」「Radeon RX 6950XT」が共に「Geforce RTX 4080」を上回るなど全体的にAMDが健闘する結果となっており、かねてから語られていたAMDとの「独占的パートナー」による最適化がなされていることが読み取れます。
なお、4K解像度で「Geforce RTX 4090」が逆転1位になるなどの変化が見られますが、全体的にはAMD優位の傾向は変わりません。

ただ、現在発売中の最高級GPUを持ってしても辛うじて100fpsを超える程度で、比較的普及の進む144fpsには到底届かないという点で『Starfield』の動作の重さはまさに超重量級です。
フレームレートを重視する方は、FSRを有効化した上でグラフィック設定をやや落とすなどのある程度の妥協が必要となります。
また、テック系を扱うDigital FoundryはYoutube上にて技術的な側面から解説を行う動画を公開しています。
その中で各種アイテムの取得と再配置といった永続性に伴うCPU負荷の高さなどにも言及されており、総じて『Starfield』はCPU・GPU双方の負荷の高い作品だといえるでしょう。
ベセスダの完全新規IPとして注目の集まる『Starfield』ですが、最適化およびハードウェアの性能からしても快適に遊べるようになるのはもう少し先になりそうです。