『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』の前編・キタカミの里にて、主人公たち林間学校メンバーの泊まる公民館。そこのトイレを巡り、男女マークの区別が分かりにくいと話題になっています。
◆ポケモンならではのトイレマーク……だけど分かりにくい
現実で見慣れているトイレマークといえば、男性用が青いズボン、女性用が赤いスカートのピクトサインが一般的。そのため青=男性、赤=女性のイメージが強くあります。
公民館のトイレも青と赤で色分けされており、一見すると右側の青い扉が男性用に思えるところ。しかしこれは間違いで、青い扉は女性用、左側の赤い扉が男性用となっています。
このトイレですが、実は色以外に性別を判断する要素として「ピカチュウの尻尾」をデザイン。ピカチュウは性別によって尻尾の先の形が異なっており、メスはハートの形をしています。青い扉の方は尻尾の形がハートなので、これで女性用を示しているというわけです。
◆黒いゲーフリ案件か？
ポケモンならではのデザインと感心する反面、我々日本人からすると「だとしても分かりにくいデザインだ」となるのは確か。現実でも昨今、こういった「オシャレ過ぎて分かりにくくなってしまったトイレの男女マーク」が話題になっているのを見かけた記憶があります。
『ポケモン』シリーズでは社会風刺（俗に言う黒いゲーフリ）がよく仕込まれるため、狙って仕込んだ可能性もありえそうなところ。
ちなみに公民館の管理人によれば、「新しい施設であり都会にも負けない設備が揃っている」のだとか。建設の際に「都会ではこういうのが人気なのか！」とオシャレなデザインを参考にしてしまった……なんてエピソードがあったのかもしれません。
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